テクノプラザおかや ものづくりフェア2015に展示しました。 2月6日(金)、7日(土)の2日間に渡って「テク ノプラザおかやものづくりフェア2015」が、岡 谷駅前のララオカヤにて開催されました。岡谷 工業高校電気科として、3年生が取り組んでき た課題研究作品3点(「ピンボールゲーム機」、「安 心安全横断支援装置」、「ストライク判定装置」) と岡工祭で製作した作品(「空間電子ピアノ」)を 展示しました。毎年来場者に楽しんでもらえる 作品の展示をしてきました。今回も多くの来場 者に楽しんでいただくことが出来ました。 ①ピンボールゲーム機」 テレビでもお馴染みのピンボールゲーム機です。 にも多くの小学生が取り囲んでゲームを見守ってい ます。 製作に関わった生徒は、1年生で文化祭の展示実演 作品として取り組み、2年生で2号機を、そして、3 年生の課題研究で3年間の集大成の装置(3号機)を製 作しました。装置の不具合を改良したり、ゲーム性 を改良したり、制御プログラムにも苦労しながら完 成させました。今回製作した装置は、4人で遊ぶこ とが出来るようにし、ボールが入る穴によって得点 が異なるようになっています。 製作に関わった生徒が来場者に説明しています。 親子連れが訪れてゲームに挑戦しています。穴の あいたパネルを向かい合った二人で息を合わせて途 中の穴に落ちないようにゴールの穴まで送る必要が あります。 市内の小学生がフェアを見学に来ました。岡工のブ ースにも立ち寄ってもらい、実際にゲームをしても らいました。小学生がどんな反応を示すか、製作を 担当した生徒も一生懸命説明しながらゲームを楽し んでもらっています。2日間のフェアで100回(1回4 人)楽しんでもらえたようです。プレイヤー4人以外 ②安心安全横断支援装置 小学生が登校時に横断歩道を渡るときにボランテ ィアで横断の補助をしてくれる方がいます。その方 中心部およそ40cm四方です。赤外線が縦横に格子状 に走っていて、ボールが通過した位置情報でストラ イクの判定を行っています。 の手助けが出来る装置として横断支援装置を作りま フェアに訪れた子供達が思いっきり装置に向かっ した。横断歩道の両側に装置を置き、無線で制御を てボールを投げています。使用しているボールはプ ラスチックボールです。ストライクゾーンを通過す ると文字Sが数秒間点滅し、ストライクゾーン以外 では文字Bが数秒間表示するようになっています。 行っています。横断者がボタンを押すと「止まれ」 の表示が点滅します。担当した生徒が来場者に説明 しています。無線の到達距離は60mくらいまでの動 作を確認していますので、実際の横断歩道で試すこ とができたら良いですね。 ④空間電子ピアノ 文化祭の作品として電子ピアノキットのスイッチ ③ストライク判定装置 の代わりに赤外線を利用した空間電子ピアノを製作 ピッチングの練習用として、またゲーム性を持た しました。白鍵と黒鍵の代わりに赤外線を空間に縦 せるためにストライク判定装置を製作しました。今 横に飛ばしています。手のひらや指示棒などで赤外 回製作した装置は、ストライクゾーンは上下左右の 線をさえぎれば、その場所に割り当てられた音が鳴 るようになっています。ピアノということで、女子 の方が興味を示していたようです。製作した生徒も 使い方について一生懸命説明しています。果たして うまく演奏でしたでしょうか。
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