報告書(浦安の子どもたちに優れた文化芸術を届ける) (PDF

(様式2)
平成 25 年度事業
浦安市市民活動補助金交付事業報告書
団体名
浦安子ども劇場
事業名
浦安の子どもたちに優れた文化芸術を届ける
事業内容
浦安市内の保育園児にプロの劇団による優れた文化芸術を提供する事業。保育園
に鑑賞についての調査(アンケート)を行い、現状の把握と要望を聞き取り後、舞台
鑑賞会を行う。また、保護者に向けて、講演会を行い、子どもの心豊かな育ちにつ
いての理解を深める。活動の広報を通じて支援者を増やす
①市内で認可されている公立・私立保育園18園への鑑賞に関するアンケート調査
アンケート内容:回数、内容、要望など
②鑑賞会の実施(2回)
調査結果をもとに鑑賞作品、会場の検討・決定・実施
③保育園・一般の保護者、子育て従事者を対象とした「子どもの健全な育ちと文化
芸術」講演会の実施(1回)
舞台芸術団体に講師を依頼 会場の検討・決定・実施
④広報パンフレットの作成
当初
(4~6月)
アンケート調査の内容検討・決定
アンケート調査依頼
広報パンフレットの検討・作成
実績
①アンケート(4 月~5 月)
対象:浦安市内認可保育園 18 園
保育園でのこれまでとこれからの鑑賞会の有
無(予定)や内容、文化芸術体験についての
(7~9 月)
調査をもとに鑑賞会の検討・決定
保育園・芸術団体との打ち合わせ
意見などを調査。
②鑑賞会 2回(12/24・2/21)
対象:ふたば保育園、浦安駅前保育園、たか
事業スケジュール
※できるだけ詳細に
記入してください。
(10~12 月)
鑑賞会の実施
広報パンフレットの配布
し保育園新浦安
(1~3 月)
鑑賞会の実施
講演会のチラシ・ポスターの配布
講演会の実施
象、演目などを相談。創造団体との打ち合わ
アンケート結果をもとに3保育園での鑑賞会
の実施を決定。保育園と鑑賞会の日時、対
せを行う。
打ち合わせ回数:10回(FAX等も含む)
③講演会 1回(1/19)
文化会館小ホール
創造団体に講師を依頼し、保育士・保育支援
者・保護者・一般を対象とした「子どもの健全
な育ちと文化芸術」講演会の実施。
④広報パンフレットの作成(9月)
広報パンフレットの配布(9月下旬より随時)
(様式2)
平成 25 年度事業
浦安市市民活動補助金交付事業報告書
事業変更理由
※事業内容を変更した場合
や当初スケジュールどお
りに進められなかった場
合、その理由を簡潔に記
入してください。
アンケート回答があった全ての保育園(10 園)から鑑賞会の希望が出された。
保育園でも子どもたちに文化芸術体験は必要だと考えられているが、現状で
は実施されていない。また、回答の半数の園(6園)ではこれまでにも、これか
らも文化芸術に接する機会がないことがわかった。
地域課題
の解 決
・
希望のあった園から保育環境や意見などを元に、ふたば保育園、浦安駅前保
育園、たかし保育園新浦安の3園、2会場で鑑賞会を実施し、子どもたち、保
育士の方から感想を聞くことができた。
保育園や保護者、子育て支援者などが文化芸術は子育てに不可欠であること
を再認識し、子どもが体験する機会を積極的につくっていく意識付けのきっか
けとなった。
市民ニーズ
への対 応
成 果
自立の
促 進
・
活動の
発展性
子どもが体験したことにより、家庭でも文化芸術に関心が生まれ、触れる機会
となるように「子どもの育ちと文化芸術」の講演会を企画した。時期が2つの鑑
賞会のあいだの開催だったこと、保護者が子どもと一緒に文化芸術体験をしな
かったことが参加者がすくなかった原因だと思われる。今後の活動を行う際の
留意点としたい。
「家庭環境の異なる子どもたちに、保育園で文化芸術に触れる機会を提供す
ることはありがたいことなので、引き続き事業を望む」との意見があった。ニー
ズに応えていきたい。
保育士、保護者、子育て支援者に文化芸術に関心を持ってもらい、当団体の
目的とする、子どもの健全育成活動、文化芸術体験活動の理解が深まった。
鑑賞会後、事業にはなかった話し合いの場「振り返りの会」が要望され、保
育園、芸術団体が参加して、子どもに関する意見や今回の事業、活動の継続
について話された。
子どもに対する立場が異なる保育園や芸術団体と子どもの育ちについて意
見を交換する場が持たれたことで団体の活動内容を再確認し、意識を高める
機会となった。
今回の結果を踏まえ、対象を拡大し、事業と団体の活動の理解を促してい
きたい。
予算額
決算額
総事業費
437,000 円
369,090 円
補助金額
344,000 円
288,072 円