【資料2】青森市史編さん事業の成果継承について(PDF:320KB)

【資料2】
《青森市史編さん事業の成果継承について》
1・市史編さん事業の成果継承
2.市史関連の周辺環境
<市史編さん事業>H8~25 年度の 18 年に及ぶ市政 100 周年事業
3. 歴史公文書の保存と公開
『新青森市史』全 16 巻及び別冊 1 冊等を刊行
編さんの目的
(1)市史編さんの成果により庁内他部署や市民等に貢献
※歴史理解のための各種要請が増えている。
【庁内】
・観光課…観光ボランティアへの支援の要請
・学校等…教員への講座、小学生への講座
・庁内各課からの市の歴史的事実や事業の沿革、資料等に関する問合せ
【庁外】
・町会、市民団体等からの歴史講座や写真・資料の貸与の要請
・報道機関からの問合せや資料借用の依頼
■市民の郷土に対する理解と愛着を深める。
郷土への愛着が深まることで、まちの活性化につながり、
より魅力的なふるさと青森を築くことができる。また、
これまでの市のあゆみを踏まえたまちづくりを行うこと
ができる。
■貴重な歴史資料を市民共有の財産として次世代へ継承する。
<公文書の保存と公開>
◎ 現用文書…「情報公開制度」により公開
◎ 非現用文書…「公文書管理法」(H21.7.1 成立、H23.4.1 施行)により、
歴史的公文書等の適切な保存と利用が国の責務とされた。(地方公共
団体は努力義務)
→現在及び将来の国民に対する説明責任の全う
※本市における歴史公文書の保存と公開の検討
(2)市民意識調査の結果
・歴史の継承にあたって、市民からは「歴史資料を市民が閲覧・利用でき
る環境づくり」が最も求められている。(69.4%)
・学校等における学習機会の充実が多く求められている。(166 件の意見)
・多用でわかりやすい情報提供が求められている。(94 件の意見)
H26 年 3 月
完結
成果継承に伴うスケジュール(案)
・青森市の歴史理解のベースができた。
・その根拠となる歴史資料の集積が図られた。
・H26年3月 通史編第3巻・第4巻刊行
※市史編さん事業完結
・H26年度 ・市史終了に伴う事後処理
(3) 浪岡町史編さん資料の対応について
・歴史資料保存・公開の準備業務(資料の整理・分類・
・町史編さん資料は「中世の館」に保管されているが、その活用が課題で
ある。
目録作成・デジタル化・資料の移管等)
成果を市民に還元するスタートライン
・歴史理解活動の実施(以降継続)
・継承部署の検討
・H27年度 ・成果継承にあたって適切な部署への業務移管
・歴史資料の公開開始
《継承すべき内容》
資料の保管、保存
資料の活用(閲覧等)
資料の継続収集
◎原資料の適切な保存
◎歴史資料を市民が閲
◎将来の歴史資料となる
◎貴重な歴史資料や写真
覧・利用できる環境づく
資料の継続的な収集
等のデジタル化
り
歴史理解活動
歴史関係の窓口
◎編さん成果を活かした
◎刊行物の周知・販売・寄
普及活動
贈のほか、歴史関係のレフ
◎学校教育や観光、まちづ
ァレンスや寄託・寄贈、掲
くり等に関連した歴史理
載許可業務など市民等か
解活動のための支援
らの要請による各種業務