社会科の分析と改善策

社会科の分析と改善策
1年
①結果分析
項 目
分
析
授業アンケートの結果、「集中して授業に取り組めた」にそう思う・
ややそう思うと回答した生徒は全体の95%で、「意欲的に授業を受け
た」にそう思う、ややそう思うと回答した生徒は全体の95%であった。
関心・意欲・態度 また、「忘れ物をしない」にはそう思う・ややそう思うと回答した生徒
は全体の98%、
「興味をもった内容がある」にそう思う・ややそう思
うと回答した生徒は、全体の78%となった。
社会の授業に集中して取り組んだり、意欲的に授業を受けたりしてい
るが、興味をもてない生徒がいる。
授業アンケートの結果、「授業中じっくり考える時間がある」にそう
思う・ややそう思うと解答した生徒は、全体の88%となった。
思考・判断・表現
授業の取り組みとして、グラフを読み取らせたり、歴史の因果関係を
考えさせたりなどの学習を行なっているため、「じっくり考えた」とい
う実感があるようである。
資料活用の技能
知識・理解
授業アンケートの結果、「資料の読み取りは理解できている」にそう
思う・やや相応と回答した生徒は、全体の77%であった。
縄文時代や弥生時代の絵画から特色を読み取らせたり、土偶などの実
物教材を見たりして特徴を読み取るなど、さまざまな資料を用いて自分
の意見を組み立てることができる生徒もいる。その一方で、資料中の基
礎的な語句からの意味を理解できていないため資料読み取り以前の生
徒や、数学力不足からグラフや表の読み方がわからない生徒もいるなど
個人差が大きい。
授業アンケートの結果、「授業内容を理解できた」にそう思う・やや
そう思うと回答した生徒は全体の88%である。
「説明はわかりやすい」
にそう思う・ややそう思うと答えた生徒は全体の93%となった。
授業内容を理解できず、説明がわかりにくい生徒が10%程度いるの
が現状である。
②具体的な改善策及び生徒の活動や発表力を身に付けさせるための工夫と、評価(検証)方法
【具体的な改善策】
・ 多角的な考察を深め、個人の考えを発表する機会を増やすため、グループ学習の時間を増やす。
・ 思考力、判断力を確実なものとさせるために、自分の考えや意見をワークシート等にまとめさ
せる。
・ 資料活用の技能を伸ばし、知識力・理解力を向上させるためにワークシートに記述させる機会
を増やす。また、語句の意味を明確に表現させることで、知識力・理解力の定着を図る。
【評価(検証)方法】
・定期考査
・ワーク、プリント提出
・授業観察
・授業アンケート
社会科の分析と改善策
2年
①結果分析
項 目
分
析
授業アンケートの結果、「集中して授業に取り組めた」にそう思う・
ややそう思うと回答した生徒は全体の94%で、「意欲的に授業を受け
た」にそう思う、ややそう思うと回答した生徒は全体の94%であった。
関心・意欲・態度 また、「忘れ物をしない」にはそう思う・ややそう思うと回答した生徒
は全体の93%、
「興味をもった内容がある」にそう思う・ややそう思
うと回答した生徒は、全体の75%となった。
社会の授業に集中して取り組んだり、意欲的に授業を受けたりしてい
るが、興味をもった内容がない生徒がいる。
授業アンケートの結果、「授業中じっくり考える時間がある」にそう
思う・ややそう思うと解答した生徒は、全体の82%となった。
思考・判断・表現
授業の取り組みとして、グラフを読み取らせ、そのグラフの意味を考
えさせるなどの学習を行なっているため、「じっくり考えた」という実
感があるようである。
資料活用の技能
知識・理解
授業アンケートの結果、「資料の読み取りは理解できている」にそう
思う・やや相応と回答した生徒は、全体の66%であった。
「じっくり考える時間がある」(82%)一方で、考えた内容を理解
できていないのが実態である。特に、雨温図は、授業の説明では理解し
ていても、苦手意識をもっている生徒が多いようである。
授業アンケートの結果、「授業内容を理解できた」にそう思う・やや
そう思うと回答した生徒は全体の82%である。
「説明はわかりやすい」
にそう思う・ややそう思うと答えた生徒は全体の92%となった。
授業中の説明は理解していても、それが教科の内容の理解につながっ
ていないようである。
②具体的な改善策及び生徒の活動や発表力を身に付けさせるための工夫と、評価(検証)方法
【具体的な改善策】
・ 多角的な考察を深め、個人の考えを発表する機会を増やすため、グループ学習の時間を増やす。
・ 思考力、判断力を確実なものとさせるために、自分の考えや意見をワークシート等にまとめさ
せる。
・ 資料活用の技能を伸ばし、知識力・理解力を向上させるためにワークシートに記述させる機会
を増やす。また、語句の意味を明確に表現させることで、知識力・理解力の定着を図る。
・ 単元ごとにまとめの時間を設定し、復習する機会を設ける。小テストや白地図ワークの提出を
行なうことで、家庭などで復習する機会を増やし、基礎・基本の定着を図る。
【評価(検証)方法】
・定期考査
・ワーク、プリント提出
・授業観察
・授業アンケート
社会科の分析と改善策
3年
①結果分析
項 目
分
析
授業アンケートの結果、「集中して授業に取り組めた」にそう思う・
ややそう思うと回答した生徒は全体の90%で、「意欲的に授業を受け
た」にそう思う、ややそう思うと回答した生徒は全体の81%であった。
関心・意欲・態度
また、「忘れ物をしない」にはそう思う・ややそう思うと回答した生徒
は全体の95%、
「興味をもった内容がある」にそう思う・ややそう思
うと回答した生徒は、全体の65%となった。
社会の授業に集中して取り組んだり、意欲的に授業を受けたりしてい
るが、興味をもった内容がない生徒がいる。
授業アンケートの結果、「授業中じっくり考える時間がある」にそう思
思考・判断・表現 う・ややそう思うと回答した生徒は、全体の79%となった。
授業の取り組みとして、各種資料を使い、資料を読み取り、そこから
わかることを考えさせる学習を行っているが、じっくり考えさせ、まと
めさせる時間を十分にとることが不足した。
資料活用の技能
「授業中じっくり考える時間がある」生徒が全体の79%なのに対
し、
「授業の内容は理解できている」生徒が全体の70%となっており、
資料の読み取りと考えをまとめる時間が少ないことから、授業の内容の
理解が十分にできていない生徒がでてしまっている。
知識・理解
授業アンケートの結果、
「授業の内容は理解できている」にそう思う・
ややそう思うと回答した生徒は全体の70%である。「説明はわかりや
すい」にそう思う・ややそう思うと答えた生徒は全体の56%となった。
授業中の説明がわかりにくいことで、教科の内容の理解が十分でないこ
とにつながっていないようである。
②具体的な改善策及び生徒の活動や発表力を身に付けさせるための工夫と、評価(検証)方法
【具体的な改善策】
・ 多角的な考察を深め、個人の考えを発表する機会を増やすため、グループ学習の時間を公民の
授業で作っていく。
・ 思考力、判断力を確実なものとさせるために、自分の考えや意見をワークシート等にまとめさ
せる。
・ 資料活用の技能を伸ばし、知識力・理解力を向上させるためにワークシートに記述させる機会
を増やす。また、語句の意味を明確に表現させることで、知識力・理解力の定着を図る。
・ 授業内容を精選し、単元ごとにまとめの時間を設定することでわかりやすい授業を実現する。
【評価(検証)方法】
・定期考査 ・ノート、プリント提出
・授業観察 ・授業アンケート