理科の分析と改善策 1年 ①結果分析 項 目 分 析 授業に取り組む姿勢は概ねよい。アンケート結果では、「そう思う」 と「ややそう思う」を合わせれば、ほぼすべての設問で95%近くの数 関心・意欲・態度 値が出ている。しかし、「そう思う」が80%にならないと十分とは言 えない。 全体的に意欲をもって取り組んでいるが、関心意欲の弱い生徒は当然 であるが、意欲のある生徒が、より意欲を持てる授業を創る必要がある。 1年生は、小学校の理科から中学校の理科へ変わる時期であり、その 難しさの一つが科学的な思考方法を身につけることである。十分な時間 科学的思考・表現 が必要であるのに、学習時間は十分に確保されていないのが現実であ る。 科学の学習で最も面白い一つであり、必要不可欠なものでもある。じ っくり取り組む必要がある。 観察・実験の 技能 実験には興味関心を持ち、楽しみながら取り組める。課題は、一つ一 つの操作が何を目指しているのか、どんな結果を予想、期待しているの かをはっきりさせて、取り組めるようになることであろう。 知識・理解 授業アンケートの結果、 「授業内容は理解できている」にそう思う(9 5名) ・ややそう思う(35名)と回答した生徒は全体の95%で・「説 明はわかりやすい」にそう思う(112 名) ・ややそう思う(24名)と答 えた生徒は全体の99%となったが、身に付けた知識・理解を身の回り の自然現象の解明にどのように使うかの訓練が必要である。 ②具体的な改善策及び生徒の活動や発表力を身に付けさせるための工夫と、評価(検証)方法 【具体的な改善策】 ・小テストや練習問題の時間を工夫し、ノート点検も行い、授業への取り組みをみる。 ・科学史などのエピソードを授業の中での導入に使い、無機的な学問ではないことを気付かせる。 ・理科に興味・関心をもたせるため、授業内容を身近なものと結びつかせながら展開していく。 ・日頃から社会の動向に目を向け、科学ニュースを子供たちへ発信していく。 ・科学的な思考力を向上させるためには、理科の知識の定着が必要不可欠で、まずは知識の定着を しっかりと図る。 ・実験における安全指導を徹底し、安全に実験できることを身につけさせる。 ・夏季休業日における自由研究によって科学的思考力の向上を図る。 【評価(検証)方法】 評価(検証)方法 ・レポート ・実験の取り組み観察 ・小テスト ・定期考査 ・ノート ・ワーク 理科の分析と改善策 2年 ①結果分析 項 目 分 析 授業アンケートの結果、 「授業に意欲的取り組んでいる」にそう思う・ ややそう思うと回答した生徒は全体の83%で、「持ち物や宿題を忘れ ずに授業を受けた」にそう思う、ややそう思うと回答した生徒は全体の 関心・意欲・態度 94%となった。また、「興味を持った内容がある」にそう思う・やや そう思うと回答した生徒は全体の58%となった。 理科に興味関心を持てない生徒がいるが、全体的に意欲を持って取り 組んでいる。 授業アンケートの結果、「授業中じっくり考える時間がある」にそう 思う・ややそう思うと回答した生徒は全体の72%となった。 科学的思考・表現 授業の取り組みとして、思考をさせる時間を設けているが、物事を科 学的にとらえようとする力が十分に身に付いていない。理科というだ けで思考が停止してしまっている生徒がいる。 ・ 「なぜ」と考えていく 意欲を今後身につけさせたい。 観察・実験の 技能 知識・理解 レポート実験の取り組みはよくやるが、実験道具の正しい操作が身に 付いていない生徒がいる。 授業アンケートの結果、「授業内容を理解できた」にそう思う・やや そう思うと回答した生徒は全体の72%で・「説明はわかりやすい」 にそう思う・ややそう思うと答えた生徒は全体の72%となった。 丁寧な授業を心がけ、反復学習に時間をかけ家庭学習もやらせたい。 ②具体的な改善策及び生徒の活動や発表力を身に付けさせるための工夫と、評価(検証)方法 【具体的な改善策】 ・小テストや練習問題の時間を工夫し、ノートやレポート点検を継続していく。 ・理科に興味・関心を持たせるため、授業内容を身近なものとむすびつかせながら展開していく。 ・科学的な思考力を向上させるためには、理科の知識の定着が必要不可欠で、まずは知識の定着を しっかりと図る。 ・知識の定着をさせるために、知識だけの小テストを実施し、できるようになるまで追試を行う。 最終的に合格できない場合は補習授業を行う。 ・実験において、実験レポートを書かせることにより、目的と結果で知識の定着と理解、準備と方 法で実験技能、考察で科学的思考力を向上させる。今年度は回数よりも内容の充実を図る。 ・夏期における自由研究によって科学的思考力の向上を図る 【評価(検証)方法】 評価(検証)方法 ・レポート ・実験の取り組み観察 ・小テスト ・定期考査 ・ノート ・朝学習 ・自由研究 ・補習授業 ・ワーク 理科の分析と改善策 3年 ①結果分析 項 目 分 析 授業アンケートの結果、 「授業に意欲的取り組んでいる」にそう思う・ ややそう思うと回答した生徒は全体の93%で、「持ち物や宿題を忘れ ずに授業を受けた」にそう思う、ややそう思うと回答した生徒は全体の 関心・意欲・態度 98%となった。また、 「授業で興味のある内容があった」にそう思う・ ややそう思うと回答した生徒は全体の76%となった。 理科に興味関心を持てない生徒がいるが、全体的に意欲を持って取り 組んでいる。 授業アンケートの結果、「授業中じっくり考える時間がある」にそう 思う・ややそう思うと回答した生徒は全体の92%となった。 「1 時間内 科学的思考・表現 の授業の進む速さがちょうどいい」にそう思う・ややそう思うと回答し た生徒は全体の96%であった。問題に対して考えて取り組むという姿 勢は十分にもっている。 観察・実験の 技能 知識・理解 レポート実験の取り組みはよくやるが、実験道具の正しい操作が身に 付いていない生徒がいる。 授業アンケートの結果、「授業内容を理解できた」にそう思う・やや そう思うと回答した生徒は全体の86%で・「説明はわかりやすい」に そう思う・ややそう思うと答えた生徒は全体の91%となった。また、 「小テストは学力向上に役立った」にそう思う・ややそう思うと回答し た生徒は全体の94%だった。小テストによる知識の定着を継続してい く。 ②具体的な改善策及び生徒の活動や発表力を身に付けさせるための工夫と、評価(検証)方法 【具体的な改善策】 ・理科に興味・関心を持たせるため、活躍している研究者のエピソードや授業内容を身近なものと むすびつかせながら展開していく。 ・科学的な思考力を向上させるためには、理科の知識の定着が必要不可欠で、まずは知識の定着を しっかりと図る。最終的に合格できない場合は補習授業を行う。 ・実験において、実験レポートを書かせることにより、目的と結果で知識の定着と理解、準備と方 法で実験技能、考察で科学的思考力を向上させる。今年度は回数よりも内容の充実を図る。 ・知識の定着をさせるために、知識だけの小テストを実施し、できるようになるまで追試を行う。 ・小テストや練習問題の時間を工夫し、ノートやレポート点検を継続して行いたい。 【評価(検証)方法】 評価(検証)方法 ・レポート ・実験の取り組み観察 ・小テスト ・定期考査 ・ノート ・補習授業 ・ワーク
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