榎町地区町連による「夏目漱石コンクール」について 榎町地区にゆかりの深い夏目漱石は、現在の喜久井町一番地で生 まれ育ち、早稲田南町七番地(現在の漱石公園内)の「漱石山房」 で晩年の九年間を過ごし、『三四郎』『それから』『門』『こころ』 『行人』『彼岸過迄』『硝子戸の中』『道草』など執筆しました。 漱石生誕百五十周年となる平成二十九年二月に、終焉の地「漱石 山房」跡地に(仮称)「漱石山房」記念館を開館するにあたり、榎 町地区町連(会長:中村廣子)は、土地の記憶とともに、作品にふ れ、身近に親しんで戴きたいという願いを込め、平成26年度に管内 の小学校(江戸川小、早稲田小、鶴巻小及び牛込仲之小)5・6年 生による漱石作品の暗唱コンクールを実施いたしました。 課題文は5年生が「坊っちゃん」、6年生は「吾輩は猫である」(そ れぞれ冒頭部分からの抜粋、別紙参照)です。 これからも、榎町地区町連は様々な取り組みを通じて、地域の文 化の継承と奨励を行っていきます。
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