反映状況票 (単位:百万円) 省 庁 名 文部科学省 調 査 事 案 名 (15) 公民館等を中心とした社会教育活性化支援 プログラム 調 査 主 体 取 り ま と め 財 務 局 財務局 関東財務局 26 年度予算額 27 年度政府案 133 増▲減額 - ▲133 反映額 ▲133 文部科学省がモデル事業(※)として地方公共団体に対して事業を委託(全額国費)し、地域人材による課題を抱える若者の支援、家庭支援、 事案の概要 地域防災・減災等の現代的課題解決のために、行政の垣根を越えた連携・協働及び地域の物的資本や人的資本が最大限活用される先進的な取組 みを実施するもの。(※)モデル事業:新たな教育手法、地域との連携などの調査研究のために、全額国庫負担で一定期間(3 年程度)実施するもの。 調査結果の概要及び今後の改善点・検討の方向性 反 映 の 内 容 等 1.採択に係る審査の見直しについて 過去に同一・同様の取組みがある事業については、採択に係る審査に おいて、申請された事業と過去の取組みとの関連性や相違点をしっかり と確認し、過去の取組みと比べて工夫や変化のないモデル性の乏しい事 業については、採択するべきではない。 2.成果測定指標の設定について 事業の成果を測るには出来る限り数値目標を設定することが望まし く、目標を数値化することが馴染まない取組みであっても、PDCA サイク ルを正常に機能させるためには、事業内容に合った具体的な成果測定指 標を設定し、事業効果を可視化する必要があるのではないか。 例えば、委託要綱等において、具体的な成果測定指標の設定を必須と することを明記してはどうか。 予算執行調査等の指摘を踏まえ、平成 26 年度限りで事業を廃止した。 反映状況票 (単位:百万円) 省 庁 名 国土交通省 調 査 事 案 名 (48) 住宅セーフティネット基盤強化推進事業 調 査 主 体 取 り ま と め 財 務 局 財務局 関東財務局 26 年度予算額 27 年度政府案 360 増▲減額 135 ▲225 反映額 ▲225 住宅確保要配慮者(※)の民間賃貸住宅への円滑な入居を図るため、賃貸住宅関連紛争に係る処理の円滑化、居住支援協議会の活動支援等を行 事案の概要 うもの。 (※)住宅確保要配慮者:低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子どもを育成する家庭その他住宅の確保に特に配慮を要する者。 調査結果の概要及び今後の改善点・検討の方向性 反 映 の 内 容 等 1.賃貸住宅関連紛争に係る紛争処理円滑化支援について (1)相談事業については、費用対効果の観点から有効とは言えないこと や相談の最終的な解決につながっているとは言えないこと、また、ADR (裁判外紛争処理手続)機関等においても同様の事業が実施されている ことを踏まえて事業の必要性の有無を含めて検討すべきである。 (2)研修事業については、定員数に比べて参加者数が少ないケースが多 いため、費用対効果の観点から支援の必要性も踏まえて実施方法につい て見直す必要がある。 1.賃貸住宅関連紛争に係る紛争処理円滑化支援について (1)相談事業については廃止とした。 (2)ADR 機関や消費生活センター、地方公共団体等の相談窓口担当者へ の研修事業については、定員数に比べて参加者数が全平均で 5 割を割り 込んでいる予算執行調査の結果を踏まえ、開催会場の規模等の見直しを 行った。 2.居住支援協議会活動支援について 支援を行った居住支援協議会の活動において、住宅確保要配慮者と賃 貸人との物件のマッチング等、住宅確保要配慮者の住宅確保につながる 事例が少ないため、国としての支援の必要性の検証やより成果に直結す るような内容となるよう見直す必要がある。 2.居住支援協議会活動支援について 居住支援協議会の運営費のうち、補助対象をマッチング業務等に直接 必要な経費に限定し、周知の効果が認められなかったパンフレットの製 作経費や協議会の総会の開催経費は補助対象外とした。 3.既存賃貸住宅活用に係る地域ネットワークの形成・活用促進事業につ いて 平成 24 年度、平成 25 年度の実績が無いことから、事業の廃止も含め て検討すべきである。 3.既存賃貸住宅活用に係る地域ネットワークの形成・活用促進事業につ いて 当該事業については廃止とした。
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