「2010修了証発行規定及び履修証明書発行規定」の改正 成績評価と

第3回知の市場協議会
議題2③配布資料
「2010修了証発行規定及び履修証明書発行規定」の改正
成績評価について、2010年度から2点を追加することとし、下記のとおり「2010 修了証発行規
定及び履修証明書発行規定」を「成績評価と受講修了証等の発行に関する規定」に改正する。
記
成績評価と受講修了証等の発行に関する規定
Ⅰ.受講修了証発行規定
1.成績評価基準
採点および成績評価は、大学・大学院の成績評価に準じて、下記に示す基準でおこなう。
1) 採点は、出席点 50 点とレポート点 50 点の合計 100 点を満点とする。
2) 出席点は、全講義の 80%をこえて出席した場合を 50 点で満点とし、それより少ない出席日
数の場合は、出席日数に応じて減点する。出席点の採点基準は下記表 1 の通りとし、出席回数
が 6 回以下の受講者は履修放棄とみなす。
3) レポート点は、最終レポートの内容を次の項目ごとに個別に評価して加点し、50 点を満点と
する。なお、レポート点として小レポートを採点する場合には、これに準ずる。
① 講義内容の理解度A(講義内容の主要項目の1番目)
② 講義内容の理解度B(講義内容の主要項目の2番目)
③ 自らの考えの主張
④ 論理性
⑤ 特筆すべき点(特に見るべき内容があることなど)
4) 出席点とレポート点を合計した採点をもとに成績を評価する判定基準は下記表 2 の通りとし、
S 評価は、 A 評価を得た受講者のうち、特に優秀なレポートに適用する。S 評価を得る者は全
体の 5%程度となることを目安に判定する。
5) 判定がS、A、B、Cの場合を合格とする。
表 1:出席点の採点基準(15 講義から構成される科目)
出席回数
点数
出席回数
点数
15~13 回
50 点
9回
30 点
12 回
45 点
8回
25 点
11 回
40 点
7回
20 点
10 回
35 点
6~0 回
X
表2:成績評価判定基準
判定
採点
S
A
100~80 点
B
79~70 点
C
69~60 点
D
59 点以下
X
履修放棄
6)共催の場合も含めて同一の開講機関が同一の内容の科目を異なる場所で開講する場合におい
て、受講者が転勤などのやむを得ない理由により受講する場所を移動する時には、関係する全
ての連携機関と開講機関の合意を前提に、知の市場会長の了承のもと、受講場所を移動する前
の科目の出席状況や小レポートなどを移動した後の科目に継承し、これらを合算して成績を評
価することができる。
2.受講修了証発行
1) 受講修了証の発行者
原則、開講機関の長と、
「知の市場」協議会代表が連名で受講修了証を発行する。
2) 受講修了証発行の承認
開講機関事務局において受講修了候補者リストを作成し、開講機関の長と「知の市場」協議会代
表の承認を得て受講修了者を決定する。
このため、開講機関事務局は「知の市場」事務局に対して受講修了候補者リストを送付する。
3) 発行の作業
受講修了証の印刷・発行と受講修了者への送付は、原則として開講機関がおこなう。
3.学生の受講の取扱い
1) 受講修了証
所属の大学で、履修登録し単位を取得した学生は、受講修了証を発行しない。
履修登録と関係なく受講した学生の場合、受講修了証は一般の受講者と同様な扱いとする。
2) 集計上の扱い
単位対象の学生は、公開講座としての受講者数、受講修了者数には含めず、その科目が該当す
る関連講座・大学・大学院編の受講者、単位取得者として計上する。
なお、単位対象外の学生は、所属大学にかかわらず一般の受講者と同様な扱いとする。
Ⅱ.履修証明書発行規定
学校教育法第 105 条に基づく履修証明書の発行については、修了証発行規定に準じて、開講機
関と「知の市場」で別途協議する。