知の市場情報システムの改革

第3回知の市場協議会
議題7配布資料
知の市場情報システムの改革
1.知の市場は、自己研鑽と自己実現のために自立的に行き交い自律的に集う
場として、受講者、講師、友の会、開講機関、連携機関、連携学会、知の市
場事務局などのそれぞれの活動によって構成されており、開講機関や連携機
関は自主的、自立的に活動を展開することを通して、知の市場事務局ともに、
大きな役割を担っている。
2.これまで「知の市場―理念運営―」を踏まえて、科目内容の策定や開催場
所の選定運営などにおいて連携機関や開講機関の自主性を最大限に尊重する
とともに、開講に関する情報を社会に発信するホームページや受講の応募受
付から終了証の交付そして科目アンケートの調査集計に至る受講(管理)シ
ステムの構築と運営についても、知の市場事務局から諸々の支援をしつつも
基本的には開講機関の自律性にゆだねてきた。
3.一方、知の市場の理念と運営に関する共通認識の下で知の市場の活動を永
続的に展開して行くためには、協力関係の円滑化や事務の合理化に常に意を
用い、連携機関や開講機関そして知の市場事務局の負担の軽減を図っていく
ことは重要な課題である。この点に関しては、これまでの協議会においても
第1回年次大会においても諸々の提言が出されている。
4.こうした状況を踏まえて、今春より早稲田大学規範科学総合研究所の支援
と協力を得て、知の市場事務局と各開講機関が共用できる共通受講(管理)
システムの開発を進めてきた。そしてその成果を踏まえて、2010 年度後期の
受講の応募受付からこの共通受講(管理)システムを活用すべく、知の市場
事務局と開講機関である早稲田大学規範科学総合研究所及びお茶の水女子大
学ライフワールドウオッチセンター(増田研究室)は準備を進め、6 月 15 日
からこの共通受講(管理)システム)の運用を開始した。今後 2010 年度後期
の試行を通して改善を図りつつ、その運用性や事務の合理化と軽減の効果を
確認する。
5.これを踏まえて、開講に関する情報を社会に発信するホームページについ
ては従来通り各開講機関の自主性、自立性を尊重しつつも、受講(管理)シ
ステムについては、開講機関などの事務負担の劇的な軽減が見込めることか
ら、知の市場事務局と各開講機関が共用できる共通受講(管理)システムを
早期に導入する。具体的には、2011 年度前期の受講の募集受付からこの新し
い共通受講(管理)システムを全面的に活用することとし、2010 年暦年内に
各開講機関に新しい共通受講(管理)システムを導入する。
6.第3回知の市場協議会終了後、2011 年度開講科目に関する各開講機関に対
する開講の方針についての意向調査と同時に、新しい共通受講(管理)シス
テムを導入するための作業の時期に関して意向確認を行い、導入計画を策定
したうえで、順次、作業を実施し、2010 年末までに完了する。
知の市場情報システムの改革
共通受講(管理)システム
お茶の水女子大学LWWC(増田研究室)HP
共通受講(管理)システム
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共 通 受 講 (
管理) システム
知の市場(
全体)
ホームページ
早稲田大学規範科学総合研究所HP
注1)知の市場(全体)HP は知の市場事務局が運営・管理。各開講機関の HP
は各開講機関が運営・管理。
注2)知の市場全体の共通受講(管理)システムは知の市場事務局が運営・管
理。各開講機関の共通受講(管理)システムは知の市場全体の共通受講
(管理)システムと統合されており、各開講機関が運営・管理に当たる
とともに知の市場事務局も運営・管理ができる。