銚子海上保安部 避難行動のイメージ 水産庁作成「災害に強い漁業地域づくりガイドライン」より 津波により船が被害を受ける場合とは・・・ ① 津波により生じる流れ(津波流速)によって、操船不能となる ⇒ 転覆、圧流、座礁する ② 砕波(さいは)に巻き込まれる ⇒ 転覆、圧流、沈没する 砕波:沖合いから浅海(せんかい)に 進入した波は水深の変化によって 波高が変化し、水深が波高に近づくと 波の形は不安定になり、前方に飛び出 すようにくずれる波のこと。 避難海域に求められる条件とは・・・ ① 津波流速によって、操船不能となる限界流速が、 2ノット程度(約1m/s)であること。 ⇒津波に船首を向け船速が流速の5倍以上あればOK ② 砕波が発生しない水深であること。 ⇒水深が津波高さの4倍以上あればOK 砕波が発生しない安全水深の目安 津波の高さ (m) 砕波が発生しない水深 (m) 3 12 4 16 6 24 8 32 10 40 津波が何分後に銚子付近へ到達 するかをイメージしてください・・・・ ※テレビ、ラジオに耳を傾け、 最新情報で判断しましょう 流速の影響を受けない安全水深の目安 津波の高さ (m) 3 4 6 8 10 流速が1m/s以下 になる水深(m) 42 63 108 158 212 避難海域水深 の目安(m) 50 70 110 160 220以深 先ずは、 水深50メートルまで避難
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