資料3 第4回議事要旨

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平成26年第4回久保田地域審議会 議事要旨
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日 時
平成26年8月20日(水) 14:00~15:47
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場 所
久保田支所南庁舎 2階第2会議室
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議事
(1)地域審議会の今後の進め方(案)について
資料1
(2)支所再編に係るこれまでの検討経過について
資料2
(3)支所再編に係る市民アンケート調査報告について
資料3
(4)支所で取り扱っている業務の整理について
資料4・資料5
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主な質疑要旨
(1)地域審議会の今後の進め方(案)について
【資料1】
(質疑なし)
(2)支所再編に係るこれまでの検討経過について
○西岡委員
【資料2】
災害時の初動体制だが、水門の管理を考えただけでも、水の流れを把握して
いないと分からない。もともと久保田支所でそういう対応していた人がいた
方がいいという想定が考えられる。そういう要望も今後出せるのか。
■企画調整部副部長
要望も、ぜひ出していただいて結構。地のりに詳しい人、操作経験、知識を
持った職員、また、技術を伝えることも大事であり、職員OBの活用を考え
る必要があると思っている。重要なことだと考えているので、引き続き検討
を行っていきたい。
○西岡委員
災害時に限らず、安全な知識を持った方が必要である。そういうところをき
ちんと考えてもらわないと、不安感を持たせることになってしまうという気
がしている。
○中原委員
現市長の体制では支所を残すという方針だろうが、市長の交代で方針が変わ
る可能性はないのか。
■企画調整部副部長
新しい市長になれば、また新たな市長の考え方によるだろうが、そういう場
合でも、市だけで一方的に決定することにはならない。また、審議会とか、
住民の方に説明して諮っていくことになる。財政状況や社会情勢等を加味し
て、説明して、再度検討ということになるかと思う。
○中原委員
期限を切って、いつまでこの案で行くということではないのか。
■企画調整部長
当面は、この方向でいかせていただきたいと考えている。しかし、将来的に
どうなるかは言えない部分もある。
○中原委員
市の人口は減ることになるし、財政状況も検討はしているだろうが、長期的
な考え方はないのか。
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■企画調整部副部長
10年スパンの財政シュミレーションを行っているところである。業務量、
バランスを見ながら、計画的に佐賀市全体として職員を削減していく。業務
の内容を毎年振り返り、必要な事業を集約している。また、老朽化した公共
施設の管理も計画的に行い、公共施設のあり方もシュミレーションの中に入
れて、毎年の歳出歳入を考え、健全な財政運営をしていくこととしている。
○中原委員
職員数は、今の佐賀市全体の適正職員数というのはどれくらいか。
■企画調整部長
全国的に、人口規模でどれくらいの人数というのはあるが、都市によってバ
ラバラである。大都市では職員数が少なくてもできているところもあり、適
正な数を出すのは難しい。内部で他市との比較を行っているが、多いから簡
単に減らすというわけにもいかない。業務を見直す中で必要な職員数を考え
ていきたい。
○中原委員
我々には、この配置数でいいかどうかがよく分からない。
■企画調整部長
業務内容によっても違ってくるし、業務量の削減の問題にまで関わってくる
ので、関係課としっかり話し合ってやっていく。
○西岡委員
職員と人件費は、正規職員のみか。臨時職員等も含まれているのか。
■企画調整部副部長
正規職員だけの数字である。
○三島会長
三瀬は人口が少ないと思うが、職員がそれなりに多いようだが。
■企画調整部長
ひとつの課や係を構成するために必要な人数がある程度必要なためである。
バランスをもって配置した結果ではある。
■企画調整部副部長
三瀬については、診療所の職員も入っているためであり、地域による業務の
特色というものもある。
(3)支所再編に係る市民アンケート調査報告
○古賀副会長
【資料3】
アンケートは答える側からすると、批判的なことを書くのは勇気がいる。高
齢者の方は不安感が強いと思う。小さな声でも、件数が少なくても、大事な
意見もある。数に出ない意見も考えなければならないと思う。また、職員が
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地元の人間ではないことへの不安感、近寄りがたい、相談しにくいという意
識が、高齢者にあることを考えて欲しい。
■企画調整部副部長
自由意見にも、高齢者のことを考える配慮が必要という意見もあることを承
知している。2回目以降の審議会で具体的に業務内容を説明していくが、ア
ンケート結果が全てだとは思っていない。アンケート結果はひとつの参考と
して考え、これから審議会等の意見を伺っていく。
○久野委員
市の財政は逼迫していることは十分理解した。合併したことにそういう理由
があったことも分かった。ただ、話がまどろっこしい。久保田町の問題はど
こなのかというところが分かりにくい。支所は老朽化している。じゃあ、そ
れをどうするのかも分からない。久保田のどこに、どうしていくのか分から
ない。
■企画調整部副部長
支所が道路拡幅にかかるので、その場所をどうするかというご意見と認識し
た。現時点で、建物をどうするのか、拡幅について県の土木事務所の計画・
スケジュールについて具体的なところは分かっていない。分かった時点で、
移転先についても検討しなければならない。
○久野委員
公民館も老朽化していて先が見えない。嘉瀬や本庄などの周辺と運営そのも
のが違う。公民館と自治会のつながりが全くなく、自治会としてどう協力し
ていかなければならないのか見えない。
■企画調整部長
公民館については、職員の体制が旧市と旧町で違っているため、全市的に統
一していこうという検討はある。地域との関わり方は、地域によって違うの
で、協議させていただきながら進めていくものと考えている。支所が拡幅に
かかるという課題も、市役所の中でもまだどうすべきか固まっていないので、
こちらからも説明できない。固まった段階で相談させてもらいたい。
(4)支所で取り扱っている業務の整理について
○古賀副会長
【資料4・5】
2回目で業務内容の説明をするということであれば、時間がかかるのではな
いか。
■行政管理課副課長
2回目、3回目に分けて説明する。できたら、事前に目を通しておいていた
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だきたいと思う。
■企画調整部長
可能であれば、事前に質問を、支所の担当の方にでも集めてもらえたら、ス
ムーズに行くのではないかと思う。
○鶴丸委員
資料のように、これは本庁、これは支所となっても、実際に何かあったとき
に訪ねていくのは支所である。そのときに、相談に乗ってもらえたり、教え
てもらえるか。総合相談的な場所があればいいと思うが。
■企画調整部副部長
ICTのツールを活用し、本庁と連携を取るなどの方法もある。業務ごとに
ご意見を出していただきたい。
○久野委員
話を聞いてくれる人が少なくなるのではないかという不安がある。窓口によ
く分かった人がいたら、それは本庁との連携は取れるだろうが、住民の声を
いかに聞いていかに処理するかという流れが重要。
○中原委員
支所の業務に「○」が付いているもの付いていないものがあるので、支所に
来たときに対応してもらえないとどうしようもない。
■企画調整部副部長
支所の職員としても取り次ぎが増えると負担にもなる部分もし、取り扱う内
容があまりにも広範囲になると問題も出てくるので調整をさせていただきた
い。
○中原委員
本庁の一階にある総合案内は何をするところか。
■企画調整部副部長
手続きはどこの窓口に行けばいいかとか、よろづ相談的な役割をしている。
○古賀副会長
あれは非常にありがたい。支所に一人いて、そこに相談できればいい。
○中原委員
わたしは逆で、聞いたら回されたので腹が立った。
○古賀副会長
わたしはそこで何でも電話してくれて、いろいろ対応してもらった。
○鶴丸委員
道路に猫か何が死んでいて、それをどうしたらいいのか。日曜などはどうし
たらいいかわからない。
■企画調整部長
今であれば、基本的には環境担当に連絡してもらえれば、処理する担当職員
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に連絡したり、直接その担当が出向くなどする。今は支所にもそのような担
当がある。本庁に連絡してもらっても、場所を教えてもらえれば対応する。
○茶納委員
そういう場合に、高木瀬から来られることになると、路地が多いから、場所
を伝えても、支所の職員なら5分10分以内に回収に来てもらえるが、向こ
うから来られるとなると1時間くらいかかって、カラスがつついたりして、
子どもが目にするとなると心情的にもよくない。支所でやってもらえること
はできないのか。狸もよくある。今は支所ですぐに対応してもらっている。
○久野委員
窓口的なところに、地域のことをよく分かった人がいてくれたらありがたい。
■行政管理課副課長
今言われた動物の死がいといったものとか、それ以外にも距離的なものとか
あろうかと思う。担当課の方もそういう部分も考えて、整理はしているとこ
ろだろと思うが、具体的なところで質問していただいて、出来る出来ないは
別として、要望といった形で出していただければと思う。
○茶納委員
リストを見ると本庁の業務が多い。これは支所にあった方がいいというもの
もあるので、今後、意見を言わせてもらいたい。
■行政管理課副課長
そういう生の声を、答申に盛り込んでいただきたい。
○中原委員
本庁への書類の取次ぎについて、支所ごとにやり方を変えることはないのか。
■行政管理課副課長
今のところ、基本的に統一してやっていくという考えである。
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