健康習慣の目標設定

第4章 健康づくりをすすめるために
第1節 健康習慣の目標設定
「健康寿命の伸長」「生活の質の向上」「壮年期死亡(早世)の減少」を目
的とした健康習慣の実現を図るために、次の9領域別の課題を明らかにする
とともに、2010 年度を目途とした目標値を設定し、市民が健康で、豊かな人
生を送れるように保健施策を推進するものです。
また、市が将来にわたり、高齢・障害を問わず市民だれもが住みやすいま
ちとなるには、ソフト※・ハード※両面からのバリアフリーに根ざした“人が
主役”のまちづくりが基本となることから、
「ノーマライゼーション」の実現
を図るために、領域の一つに加え、目標設定をすることとしました。
本市における目標設定の領域
領域
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
栄養・食生活
身体活動・運動
休養・こころの健康づくり
たばこ
アルコール
歯の健康
糖尿病
循環器病
がん
ノーマライゼーション
領域1:栄養・食生活
市の健康課題
施
策
①
肥満者が多い
◆ 特に男性:40∼60 歳代
女性:60 歳以上
② 肥満者に間食をとる習慣が多い
◆ 特に男性:40・60 歳代
女性:全ての年代
③ 栄養成分表示を参考にする人が少ない
①
②
③
④
⑤
目
バランスのとれた食生活で肥満予防
乳幼児期から「バランスのとれた食生活」を
送るための知識の普及
自分の「適正体重」を知るための知識の
普及と実践への支援
自主グループ※(食生活改善推進員等)の
育成支援
外食産業への栄養成分表示の働きかけ
地元の新鮮な農産物の活用促進
標
① バランスのとれた食生活をしている人の増加
◆ 食塩摂取量の減少
◆ 野菜摂取量の増加
◆ 牛乳、乳製品及び豆類の摂取量の増加
(特に 40∼50 歳の男性)
◆ 女性の脂肪エネルギー比率の減少
◆ 栄養成分表示を参考にする人の増加
② 適正体重を維持している人の増加
◆ 成人肥満者の減少
③ 食環境の整備
◆ 健康や栄養を学習するグループの増加
◆ 栄養成分表示のある食堂・レストランの増加
◆ 地元産の食品を利用する者の増加
領域1:栄養と食生活の現状と目標値
① バランスのとれた食生活をしている人の割合の増加
◆ 食塩摂取量の減少
区 分
基準値(現状)
男性
14.6g
須賀川市
女性
12.1g
男性
女性
目標値
10g 以下
10g 以下
*平成 12 年度運動・栄養調査
13.5g
国
10g 以下
*平成 9 年国民栄養調査
◆ 野菜摂取量の増加
区 分
基準値(現状)
男性
303g
須賀川市
女性
322g
男性
女性
目標値
350g 以上
350g 以上
*平成 12 年度運動・栄養調査
292g
国
350g 以上
*平成 9 年国民栄養調査
◆ カルシウムに富む食品摂取量の増加
項
目
区
分
基準値(現状)
男性
124g
須賀川市
女性
150g
牛
乳
男性
女性
目標値
130g 以上
130g 以上
*平成 12 年度運動・栄養調査
乳 製 品
国
豆
類
須賀川市
107g
*平成 9 年国民栄養調査
男性
女性
国
緑 黄 色
野
菜
須賀川市
130g 以上
88g
68g
男性
女性
76g
男性
女性
国
124g
142g
100g 以上
男性
女性
98g
◆ 脂肪エネルギー比率の減少
区 分
基準値(現状)
男性
23.7%
須賀川市
女性
28.0%
100g 以上
100g 以上
120g 以上
120g 以上
120g 以上
男性
女性
目標値
25%以下
25%以下
*平成 12 年度運動・栄養調査
国
27.1%
25%以下
*平成 9 年国民栄養調査
【用語の説明】
脂肪エネルギー比率:総摂取エネルギーに占める脂肪からのエネルギーの割合
◆ 栄養成分表示を参考にする人の増加
区
分
基準値(現状)
男性
22.3%
女性
42.6%
須賀川市
男性
女性
目標値
30%以上
60%以上
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
―
―
② 適正体重を維持している人の増加
◆ 成人肥満者の減少
区
分
基準値(現状)
男性(40∼69 歳) 30.2%
須賀川市
女性(40∼69 歳) 25.7%
目標値
男性(40∼69 歳) 25%以下
女性(40∼69 歳) 20%以下
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
男性(20∼60 歳) 24.3%
女性(40∼60 歳) 25.2%
男性(20∼60 歳) 15%以下
女性(40∼60 歳) 20%以下
*平成 9 年国民栄養調査
【用語の説明】
適正体重:
「
[身長(m)X 身長(m)X22]
」を標準(BMI=22を標準とする)
③ 食環境の整備
◆ 健康や栄養を学習するグループの増加
区
分
基準値(現状)
6 グループ
*平成
12 年度市民健康課職員健康教育
須賀川市
目標値
10 グループ
派遣分
国
―
―
領域2:身体活動・運動
勇気だし はじめてみよう 運動を
市の健康課題
①
運動習慣者が少ない
◆ 男女とも 40∼50 歳代
◆ 忙しい人 28.0%
◆ 何をどのようにやったらよいかわからない人 8.5%
◆ 仲間がいない人 5.9%
② 腰痛・関節痛は要介護状態となる原因の第2位(17%)
である。
③ 70 歳以上の関節症の受診率は第7位である
④ 転倒したことのある高齢者が 19.8%いる
施
策
①
②
③
④
健康づくりのための運動の知識の普及
運動サークル等の情報の提供
体力づくりのための環境整備
腰痛・関節痛にならないための知識の普及
◆ 地域における関節痛の実態の把握
◆ 膝痛予防改善事業の開催
⑤ 転倒予防の知識の普及とつまづかない・すべり
にくい環境整備
目
標
① 運動習慣者の増加
◆ 自主的運動サークル数の増加
② 日常生活における歩数の増加
③ 高齢者(70 歳以上)の身体活動の増加
◆ なんらかの地域活動に参加している高齢者の増加
◆ 高齢者の日常生活における歩数の増加
◆ 関節痛のある人の減少
◆ 国民健康保険における関節症受診率の維持
◆ 転倒経験者の減少
④ 意識的に運動を心がけている人※の増加
領域2:身体活動・運動の現状と目標値
① 運動習慣者の増加
区
分
須賀川市
(40∼50 歳代)
国
基準値(現状)
男性
23.9%
女性
25.5%
男性
女性
目標値
35%以上
35%以上
男性
女性
39%以上
35%以上
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
男性
女性
28.6%
24.6%
*平成 9 年国民栄養調査
【用語の説明】運動習慣者:1回 30 分以上の運動を、週2回以上実施し1年以上持続している人
② 日常生活における歩数の増加
区
分
須賀川市
基準値(現状)
男性 8,570 歩
女性 8,748 歩
目標値
男性 9,000 歩以上
女性 9,000 歩以上
*平成 12 年度運動栄養調査
国
男性
女性
8,202 歩
7,282 歩
男性 9,200 歩以上
女性 8,300 歩以上
*平成 9 年国民栄養調査
③ 高齢者(70 歳以上)の身体活動の増加
◆ なんらかの地域活動に参加している高齢者の増加
区 分
基準値(現状)
男性
男性
53.4%
須賀川市
女性
女性
49.1%
(70 歳以上) *平成 12 年度高齢者の健康と生活習慣アン
目標値
58%以上
55%以上
ケート
国
(60 歳以上)
男性
女性
48.3%
39.7%
男性
女性
58%以上
50%以上
*平成 10 年高齢者の地域社会への参加に関
する意識調査
◆ 国民健康保険における関節症受診率の維持
区 分
基準値(現状)
4.46%(248 人)
*平成 12 年度国民健康保険疾病分類統計
須賀川市
目標値
4.46%以下
(5 月診療分)
国
◆ 転倒経験者の減少
区
分
須賀川市
男性
女性
―
基準値(現状)
15.5%
22.5%
―
目標値
男性
10%以下
女性
15%以下
*平成 13 年度転倒予防検診(大東地区)
国
―
―
領域3:休養・こころの健康づくり
からだと こころに 休養を
市の健康課題
① 睡眠が不足していると感じている割合の人が多い
◆ 特に 40 歳代の男女
② ストレスを感じている人の割合が多い
施
策
① 休養(睡眠)の必要性等の正しい知識の普及・
啓発
② ストレスを解消するための環境整備
「こころの相談」の充実
③
目
「うつ状態※」を理解するための知識の啓発
標
① 睡眠による休養をとれていない人の減少
② ストレスを感じている人の減少
③ 自殺者の減少
領域3:休養・こころの健康づくりの現状と目標値
① 睡眠の足りない人の割合の減少
区
分
須賀川市
(40 歳代)
国
男性
女性
基準値(現状)
38.0%
36.7%
男性
女性
目標値
35%以下
32%以下
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
23.1%
21%以下
*平成 8 年度健康づくりに関する意識調査
② ストレスを感じている人の割合の減少
区
分
須賀川市
(40 歳代)
国
男性
女性
基準値(現状)
88.0%
90.4%
男性
女性
目標値
79%以下
81%以下
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
54.6%
*平成 8 年度健康づくりに関する意識調査
49%以下
③ 自殺者の減少
区
分
須賀川市
国
基準値(現状)
13 人
*平成 12 年福島県保健統計概況
31,755 人
*平成 10 年厚生省人口動態統計
目標値
減少を図る
22,000 人以下
領域4:たばこ
若い肺、たばこはがんを道づれに
市の健康課題
施
①
未成年者の喫煙者がいる
②
妊婦の喫煙率は 11.5%である
③
家庭や職場で空間分煙が徹底されていない
④
喫煙者で禁煙を希望する者が多い
策
①
喫煙に関する情報の提供・啓発
②
未成年者に対しての喫煙防止教育の充実
③
妊娠前から出産後の喫煙防止教育及び禁煙
支援の充実
目
④
空間分煙推進(公共の場・職場・家庭)
⑤
禁煙希望者への禁煙支援体制づくり
標
%
① 喫煙が及ぼす健康影響についての十分な知識のある者の増加
② 未成年者の喫煙防止
③ 妊婦の喫煙防止
④ 空間分煙の徹底
⑤ 禁煙希望者への禁煙推進による成人非喫煙者の増加
領域4:たばこの現状と目標値
① 喫煙が及ぼす健康影響についての十分な知識のある者の増加
基準値(現状)
区分
−
須賀川市
100%
100%
(知っている人の割合)
肺がん 84.5%・喘息
国
心臓病
目標値
59.9%・気管支炎 65.5%・
40.5%・脳卒中 35.1%・
胃潰瘍
34.1%・妊娠に関連した異常 79.6%・
歯周病
27.3%
*平成 10 年度喫煙と健康問題に関する実態調査
② 未成年者の喫煙防止
区分
須賀川市
基準値(現状)
月 1 回以上の喫煙率
中 1 男子
1.0%
中 1 女子
0.8%
毎日吸う
0%
目標値
0%
*喫煙防止教育アンケート(平成 12 年度)
国
中 1 男子
中 1 女子
高3男子
高3女子
7.5%
3.8%
36.9%
15.6%
0%
*平成 8 年度未成年者の喫煙行動に関する全国調査
③ 妊婦の喫煙防止
区分
須賀川市
国
基準値(現状)
妊婦の喫煙率
11.5%
目標値
0%
*平成 12 年度妊婦一般健康診査
―
―
④ 空間分煙の徹底
基準値(現状)
区分
須賀川市
分煙実施率
公共の場
職場
家庭
目標値
100%
−
50.1%
41.8%
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
分煙実施率
公共の場
職場
100%
−
−
⑤ 禁煙希望者への禁煙推進による成人非喫煙者の増加
基準値(現状)
区分
目標値
禁煙希望者の禁煙達成の向上による成人非喫煙者の増加
須賀川市
禁煙希望者
男性
63.8%
女性
65.9%
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
―
―
領域5:アルコール
適量で楽しいおつきあい
市の健康課題
男女とも多量飲酒者が多い
施
策
節度ある飲酒の啓発
①
(週2日の休肝日)
②
目
未成年者の飲酒防止教育及び環境づくり
標
① 多量飲酒者の減少
② 未成年者の飲酒防止
③ 節度ある適度な飲酒の知識の普及
◆
節度ある適度な飲酒の知識のある者の増加
領域5:アルコールの現状と目標値
① 多量飲酒者の減少
基準値(現状)
区分
須賀川市
男性
女性
15.2%
0.6%
目標値
男性
女性
9.0%以下
0.3%以下
男性
女性
3.2%以下
0.2%以下
*平成12年度健康と生活習慣アンケート
国
男性
女性
4.1%
0.3%
*平成8年度健康づくりに関する意識調査
【用語の説明】
多量飲酒者:1 日平均純アルコール約 60gを超えて摂取する人(例:日本酒3合以上)
② 未成年者の飲酒防止
区分
基準値(現状)
―
須賀川市
国
中 3 男子
中 3 女子
高 3 男子
高 3 女子
目標値
O%
25.4%
17.2%
51.5%
35.9%
0%
*平成8年度未成年者の飲酒行動に関する全国調査
③ 節度ある適度な飲酒の知識の普及
◆ 節度ある適度な飲酒の知識のある者の増加
区分
基準値(現状)
目標値
須賀川市
―
100%
国
―
100%
【用語の説明】
節度ある適度な飲酒:1 日平均純アルコール約 20g程度の飲酒(例:日本酒1合)
領域6:歯の健康
市の健康課題
生涯自分の歯でおいしく食べよう
①
う歯のない幼児の割合が低い
②
学齢期の1人あたりのう歯数が多い
③
歯周炎がある者が 42.1%である
④
加齢とともに自分の歯を有する者の割合が減っている。
⑤
定期的な歯科検診受診者が少ない
⑥
国民健康保険の受診率をみると、
「歯及び歯の支持組織
の障害」が第 2 位、
「歯肉炎及び歯周疾患」が第 5 位、
「う蝕」が第 10 位と高い。
施
目
策
①
歯科保健の知識の普及
②
自己管理を支援する環境づくり
③
専門家による定期管理等の支援
④
生涯を通じた歯の健康づくり体制整備
標
① う蝕・歯周病予防
◆
う歯のない幼児の増加
◆
1 人平均う歯数の減少
◆
進行した歯周炎のある者の減少
◆
自主的な歯科検診の受診者の増加
◆
1 日 1 回は 10 分間磨く習慣のある者の増加
②
◆
歯の喪失防止
自分の歯を有する者の増加
領域6:歯の健康の現状と目標値
①
う蝕・歯周病予防
◆ う歯のない幼児の増加
基準値(現状)
区分
須賀川市
国
3 歳児
53.5%
目標値
3 歳児
70.0%以上
3 歳児
80.0%以上
*平成 12 年度 3 歳児健康診査
3 歳児
59.5%
*平成 10 年度 3 歳児歯科健康診査結果
◆ 1 人平均う歯数の減少
基準値(現状)
区分
須賀川市
国
12 歳児
4歯
目標値
12 歳児
3 歯以下
12 歳児
1 歯以下
*平成 12 年度学校歯科保健調査
12 歳児
2.9 歯
*平成 11 年学校保健統計調査
◆ 進行した歯周炎のある者の減少
基準値(現状)
区分
須賀川市
国
41 歳男性
42.1%
目標値
41 歳男性
30%以下
40 歳
50 歳
22%以下
33%以下
*平成 10∼12 年度 YOU 悠ドック
40 歳
50 歳
32.0%
46.9%
*平成 9∼10 年富士宮市モデル事業報告
【用語の説明】
進行した歯周炎のある者:歯周疾患の検査である CPI 検査で 4 ㎜以上の深い歯周
ポケットのあるもの
◆ 自主的な歯科検診の受診者の増加
区分
須賀川市
基準値(現状)
40 歳∼69 歳
男性
女性
70 歳以上
男性
女性
目標値
13.2%
16.8%
男性
女性
20%以上
20%以上
12.0%
11.6%
男性
女性
20%以上
20%以上
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
60 歳(55∼64 歳)
*平成 5 年保健福祉動向調査
16.4%
30%以上
②
歯の喪失防止
◆ 自分の歯を有する者の増加
区分
須賀川市
基準値(現状)
55∼64 歳で 24 歯以上
男性
46.0%
女性
37.0%
75∼84 歳で 20 歯以上
男性
17.5%
女性
13.5%
目標値
男性
女性
50%以上
50%以上
男性
女性
20%以上
20%以上
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
80 歳(75∼84 歳)で 20 歯以上
11.5%
60 歳(55∼64 歳)で 24 歯以上
44.1%
*平成 5 年歯科疾患実態調査
20%以上
50%以上
領域7:糖尿病
目に見えず、進行します 糖尿病
市の健康課題
施
目
①
糖尿病のある者が男性 11.0%、女性 5.5%である
②
基本健康診査受診者数が増えていない
③
血糖で要医療者のうち医療機関を受診していない者は 40%である
④
基本健康診査受診後に事後指導を受けている者が少ない
⑤
糖尿病受診率が増えている(国保)
策
①
基本健康診査の充実と普及啓発
②
基本健康診査事後フォローの充実
③
健康自主学習グループの育成支援
④
糖尿病予防のための健康教育・健康相談の充実
標
①
糖尿病を予防するための生活習慣を身につける
◆
成人肥満者の減少(栄養・食生活参照)
◆
野菜の摂取量の増加(栄養・食生活参照)
◆
日常生活における歩数の増加(身体活動・運動参照)
◆
多量飲酒者の減少(アルコール参照)
② 糖尿病の減少
◆
基本健康診査受診率の増加
◆
血糖要医療者の医療機関受診者の増加
◆
糖尿病の医療機関受診率の維持
◆
血糖検査異常者で事後指導を受けている者の増加
領域7:糖尿病の現状と目標値
① 糖尿病を予防するための生活習慣を身につける
◆ 成人肥満者の減少(1栄養・食生活参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
30.2%
男性 25%以下
女性
25.7%
女性 20%以下
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
−
−
◆ 野菜の摂取量の増加(1栄養・食生活参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
303g
男性
350g以上
女性
322g
女性
350g以上
*平成 12 年度運動・栄養調査
292g
国
350g以上
*平成 9 年国民栄養調査
◆ 日常生活における歩数の増加(2身体活動・運動参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
8,570 歩
男性 9,000 歩以上
女性
8,748 歩
女性 9,000 歩以上
*平成 12 年度運動栄養調査
国
男性
8,202 歩
男性 9,200 歩以上
女性
7,282 歩
女性 8,300 歩以上
*平成 12 年度運動栄養調査
◆ 多量飲酒者の減少(4アルコール参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
15.2%
男性
9.0%以下
女性
0.6%
女性
0.3%以下
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
男性
4.1%
男性
3.2%以下
女性
0.3%
女性
0.2%以下
*平成 8 年度健康づくりに関する意識調査
② 糖尿病の減少
◆ 基本健康診査受診率の増加
区
分
基準値(現状)
須賀川市
37.2%
*平成 12 年度基本健康診査結果
国
4,573 万人
目標値
45%以上
6,860 万人以上
◆ 血糖要医療者の医療機関受診者の増加
区
分
基準値(現状)
目標値
60.0%
須賀川市
*平成 12 年度基本健康診査結果
100%
(西袋・東公民管内)
国
−
−
◆ 糖尿病の医療機関受診率(国民健康保険)の維持
区
分
基準値(現状)
H7 年
須賀川市
1.81%
目標値
H12 年
→
3.08%
3.08%以下
*平成 12 年度疾病分類統計
(5 月診療分)
1,000 万人
国
690 万人
(糖尿病有病者数)
(生活習慣の改善がない場合、
1,080 万人と推計される)
◆ 血糖検査異常者で事後指導を受けている者の増加
区
分
須賀川市
国
基準値(現状)
9.3%
*平成 12 年度老人保健事業実績
男性
目標値
18%以上
66.7%
男性 100%
女性 74.6%
女性 100%
領域8:循環器病
検診は健康管理の出発点
市の健康課題
施
目
策
①
基本健康診査受診者数が増えていない
②
基本健康診査で要医療者のうち医療機関を受診していない者がいる
③
基本健康診査受診後に事後指導を受けている者が少ない
④
最大血圧 160 ㎜ Hg・最小血圧 95 ㎜ Hg 以上の者が減少しない
①
基本健康診査の充実と普及啓発
②
基本健康診査事後フォローの充実
③
健康自主学習グループの育成支援
④
循環器病予防のための健康教育・健康相談の充実
標
① 循環器病を予防するための生活習慣を身につける
◆
成人肥満者の減少(栄養・食生活参照)
◆
食塩摂取量の減少(栄養・食生活参照)
◆
野菜の摂取量の増加(栄養・食生活参照)
◆
運動習慣者の増加(身体活動・運動参照)
◆
分煙のための環境づくり(たばこ参照)
◆
禁煙希望者への禁煙推進による成人非喫煙者の増加
(たばこ参照)
◆
多量飲酒者の減少(アルコール参照)
② 循環器病の減少
◆
基本健康診査受診率の増加
◆
高血圧性疾患・虚血性心疾患・脳梗塞の減少
◆
事後指導を受けている者の増加
◆
最大血圧 160mmHg、最小血圧 95mmHg 以上の者の減少
領域8:循環器病の現状と目標値
① 循環器病を予防するための生活習慣を身につける
◆ 成人肥満者の減少(1栄養・食生活参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
30.2%
男性
25%以下
女性
25.7%
女性
20%以下
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
−
−
◆ 食塩摂取量の減少(1栄養・食生活参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
14.6g
男性 10g以下
女性
12.1g
女性 10g以下
*平成 12 年度運動・栄養調査
13.5g
国
10g以下
*平成 9 年国民栄養調査
◆ 野菜の摂取量の増加(1栄養・食生活参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
303g
男性 350g以上
女性
322g
女性 350g以上
*平成 12 年度運動・栄養調査
292g
国
350g以上
*平成 9 年国民栄養調査
◆ 運動習慣者の増加(2身体活動・運動参照)
区
分
須賀川市
(40∼50 歳代)
国
基準値(現状)
目標値
男性
23.9%
男性 30%
女性
25.5%
女性 35%
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
男性
28.6%
男性 39%以上
女性
24.6%
女性 35%以上
*平成 9 年国民栄養調査
◆ 分煙のための環境づくり(3たばこ参照)
区
分
基準値(現状)
目標値
分煙実施率
100%
公共の場 −
須賀川市
職場
50.1%
家庭
41.8%
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
分煙実施率
国
100%
公共の場 −
職場
−
◆ 禁煙希望者への禁煙推進による成人非喫煙者の増加(3たばこ参照)
区
分
基準値(現状)
目標値
禁煙希望者の禁煙達成の向上による成人非喫煙者の増加
須賀川市
禁煙希望者
男性 63.8%
女性 65.9%
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
−
−
◆ 多量飲酒者の減少(4アルコール参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
15.2%
男性
9.0%以下
女性
0.6%
女性
0.3%以下
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
男性
4.1%
男性
3.2%以下
女性
0.3%
女性
0.2%以下
*平成 8 年度健康づくりに関する意識調査
② 循環器病の減少
◆ 基本健康診査受診率の増加
区
分
基準値(現状)
須賀川市
目標値
37.2%
45%以上
*平成 12 年度基本健康診査結果
国
◆
4,573 万人
6,860 万人以上
高血圧性疾患・虚血性心疾患・脳梗塞の減少 (国民健康保険における医療機関受診率)
区
分
基準値(現状)
H7 年
須賀川市
目標値
H12 年
高血圧性疾患 11.80%
→
15.02%
14.5%以下
虚血性心疾患
1.90%
→
2.29%
2.0%以下
脳梗塞
1.81%
2.23%
2.0%以下
*平成 12 年度疾病分類統計(5 月診療分)
国
−
−
基準値(現状)
目標値
◆ 事後指導を受けている者の増加
区
分
基本健康診査事後指導会
7.5%
10%以上
(30∼69 歳)
須賀川市
YOU 悠ドック事後指導会
(男性 41 歳
42.6%
50%以上
女性 40 歳)
*平成 12 年度老人保険事業実績
国
−
−
◆ 最大血圧 160mmHg、最小血圧 95 mmHg 以上の者の減少
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
10.8%
男性 8.0%以下
女性
7.7%
女性 5.0%以下
*平成 12 年度基本健康診査結果
国
−
平均最大血圧約 4.2mmHg の低下
領域9:がん
無症状でも年に一度はがん検診
市の健康課題
①
がんによる死亡率が次第に増えており、その中でも胃が
んと肺がんが多い
施
目
②
各種がん検診の受診者数が増えない
③
未成年者の喫煙者がいる(たばこ参照)
④
家庭や職場で分煙が徹底されていない(たばこ参照)
⑤
多量飲酒者が多い(アルコール参照)
策
①
がんを予防するための生活習慣の改善
②
がんに対する正しい知識の普及
③
がん検診の充実と普及啓発
④
健診事後フォローの充実
標
① がんを予防するための生活習慣を身につける
◆
食塩摂取量の減少(栄養・食生活参照)
◆
野菜の摂取量の増加(栄養・食生活参照)
◆
禁煙希望者への禁煙推進による成人非喫煙者の
増加(たばこ参照)
◆
②
多量飲酒者の減少(アルコール参照)
働き盛りのがん死亡者数の減少
◆ がん死亡者総数の減少
◆
がん検診受診率の増加
◆
がん検診要精検者受診率の増加
領域9:がんの現状と目標値
① ガンを予防するための生活習慣を身につける
◆ 食塩摂取量の減少(1栄養・食生活参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
14.6g
男性
10g以下
女性
12.1g
女性
10g以下
*平成 12 年度運動・栄養調査
13.5g
国
10g以下
*平成 9 年国民栄養調査
◆ 野菜の摂取量の増加(1栄養・食生活参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
303g
男性
350g以上
女性
322g
女性
350g以上
*平成 12 年度運動・栄養調査
292g
国
350g以上
*平成 9 年国民栄養調査
◆ 禁煙希望者への禁煙推進による成人非喫煙者の増加(3たばこ参照)
区
分
基準値(現状)
目標値
禁煙希望者の禁煙達成の向上による成人非喫煙者の増加
須賀川市
禁煙希望者
男性 63.8%
女性 65.9%
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
−
−
◆ 多量飲酒者の減少(4アルコール参照)
区
分
須賀川市
基準値(現状)
目標値
男性
15.2%
男性
9.0%以下
女性
0.6%
女性
0.3%以下
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
男性
4.1%
男性
3.2%以下
女性
0.3%
女性
0.2%以下
*平成 8 年度健康づくりに関する意識調査
② 働き盛りのがん死亡者数の減少
◆ がん死亡者総数の減少
区
分
須賀川市
(20∼64 歳のがん死亡者数)
基準値(現状)
目標値
146 人
(20∼64 歳の死亡は調査中)
減少を図る
*平成 12 年県中保健所データベース
国
−
−
基準値(現状)
目標値
◆ がん検診受診率の増加
区
分
胃がん
須賀川市
男性 53.6%
70%以上
女性 47.8%
62%以上
結核・肺がん 男性 72.0%
94%以上
女性 71.8%
93%以上
男性 38.4%
50%以上
女性 31.9%
41%以上
子宮がん
48.9%
64%以上
乳がん
35.5%
46%以上
大腸がん
*平成 12 年度健康と生活習慣アンケート
国
胃がん
1,401 万人
2,100 万人
肺がん
1,023 万人
1,540 万人
大腸がん
1,231 万人
1,850 万人
子宮がん
1,241 万人
1,860 万人
乳がん
1,064 万人
1,600 万人
◆ がん検診要精検者受診率の増加
区
分
基準値(現状)
胃がん
83.8%
肺がん(胸部 X 線)
78.3%
目標値
肺がん(喀痰細胞診)要精検者 0 人
須賀川市
大腸がん
74.7%
子宮がん
100.0%
乳がん
100%
83.2%
*平成 12 年度老人保険事業実績
国
−
−
領域 10:ノーマライゼーション
みんな 一緒に生きていこうよ この街で
市の健康課題
①
ノーマライゼーションの実態が不明
②
過半数の身体障害者が就労を希望している
③
住宅改修を希望する身体障害者のうち経済上の理由
でできない人が 72%を占める
④
施
精神障害者の社会復帰に関する実態が不明
策
①
ノーマライゼーションの普及促進
②
身体障害者等に対する適切な就労機会の環境整備
③
介護保険制度等による住宅改修の普及促進
④
精神障害者の生活(社会復帰等)に関する実態の
把握及び対策の検討
目
標
① ノーマライゼーションにあふれたまちづくり
◆
自分は健康だと感じている人の増加
◆
障害を持っても健康だと感じている人の増加
◆
この街は住みやすいと感じている人の増加
◆
共生意識を持つ人の増加
◆
一般住宅及び公共施設等不特定多数の人が集
まる場所のバリアフリー化
◆
住宅改修の年間実施件数の増加
◆
身体及び精神障害者の就労率の増加
領域 10:ノーマライゼーションの現状と目標値
① ノーマライゼーションにあふれたまちづくり
◆ 自分は健康だと感じている人の増加
区
分
須賀川市
基準値(現状)
40∼69 歳
男 80.4%
女 81.3%
*平成 12 年度健康と生
活習慣アンケート
70 歳以上
男 64.6%
女 60.2%
国
目標値
90%以上
70%以上
―
―
基準値(現状)
目標値
◆ 住宅改修の年間実施件数の増加
区
分
須賀川市
国
137 件
*平成 12 年度介護保険住宅改修支給実績
―
200 件
―
健康アップ21の目的と10領域
目 的
1 健康寿命の伸長
2 生活の質の向上
3 壮年期死亡(早世)の減少
4 ノーマライゼーションの普及
疾病等の減少
糖尿病(領域 7) 心臓病(領域 8) 脳卒中(領域 8)
がん(領域 9)
自殺(領域 3)
歯の喪失(領域 6)
ノーマライゼーションの推進
危険因子
の減少
健 診 等
の 充 実
肥満(領域1・7・8)
健診受診者の増加
高血圧(領域 8)
健診後の対応の充実
高脂血症(領域 8)
等
高血糖(領域 7)
(領
域
生活習慣の
見直し
10
)
栄養(領域 1)
運動(領域 2)
休養(領域 3)
喫煙(領域 4)
飲酒(領域 5)
歯の健康(領域 6)