知の市場 化学工学会 SCE・Net

知の市場 化学工学会 SCE・Net
1. 2009年度の実施情況
1) 各科目の開講実績
科目
No.
開講期間
VT523a
環境に貢献する化学 9/30~11/21
技術
(15)
VT523b
社会を支える素材と 11/21~1/23
化学工業
(15)
後
期
合
科目名
計
申込受 講師 応募
理期間 数 者数
6/15
~
13
34
8/14
6/15
~
13
30
8/14
26
受講 出席状況 修了者
修了率
者数 (回平均)
数
329 人
20
64.5%
31
(21.9 人)
11 回まで
227 人
(20.6 人)
27
64
*
58
*後期についても前期と同様に標準成績評価基準に基づいて評価し、知の市場と連名の修了証を発行す
る。なお最終レポート課題は1月に提示、修了証発行は3月の予定。
2) 応募者の分析結果
分析結果を別紙(SCE・Net 添付資料「VT523a , b 応募者属性解析」)に示す。
2. 2009年度アンケート実施状況と結果
1) 各講義終了後の小レポートアンケート結果 (5 点評価の平均値)
科目
No.
VT523a
VT523b
(1)講義に満
足しましたか
3.8
4.0
(2)講義が理解
できましたか
3.6
3.8
(3)講義のレベル
はどうでしたか
3.1
3.2
(4)講師の話は分かり
易かったですか
3.4
3.8
2) 各期終了後の受講者・講師アンケート
(5)教材は分かり
易かったですか
3.4
3.9
1/15 現在
a. 受講者アンケート
科目No.
VT523a
後期
VT523b
科目名
実施時期
対 象
2009 年 11 月
環境に貢献する化学技術
受講者全員
~12 月
社会を支える素材と化学 2010 年 1 月
〃
工業
~2 月
小 計
合 計
b. 講師アンケート
科目No.
VT523a
後期
VT523b
科目名
実施時期
2009 年 11 月
環境に貢献する化学技術
~12 月
社会を支える素材と化学 2010 年 1 月
工業
~2 月
対 象
人数
回答数 回答率
31
14
27
*
45.2%
58
58
人数 回答数 回答率
講師全員
13
13
〃
13
*
小 計
26
合 計
26
100%
*VT523bについては受講者・講師アンケート共に最終講義終了後、早急に実施する予定である。
3) 後期終了後のアンケート回答の分析結果
後期で講義が終了している科目 VT523a について、
受講者および講師のアンケート分析結果を別紙
(「VT523a
受講者アンケート結果」、「VT523a 講師アンケート結果」)に示す。
3. 2010年度の開講科目
化学工学会 SCE・Net は知の市場と共催で、2009 年度と同様、後期に2科目を開講する。2009 年度に使
った会場(筑波大学東京キャンパス)は、2010 年度は改築のため使用できない。お茶の水女子大学の教
室を借用して開講することとした。(シラバスは別添参照)
科目No.
後期
科目名
副 題
VT523a
化学技術特論 1a
環境に貢献する化学技術
VT523b
化学技術特論 1b
社会を支える素材と化学工業
4. 2010年度前期に向けての広報計画
2009年度と同様に実施。
① 化学工学会 SCE・Net の HP への掲載
② 化学工学会 HP「重要なお知らせ」欄への掲載
③ 化学工学会メールマガジンで会員へ周知
④
2009 年度受講者にメールで受講者紹介の依頼
⑤ 化学工学会 SCE・Net メンバーへのメールによる周知
⑥ チラシの作成、配布(2010 年 4 月には作成する。)
⑦ 他の HP へのリンク貼り依頼
5. 公開講座運営上の問題点と課題
1) 2009年度の問題点および対応
① 教室の広さ;
SCE・Net が開講する科目の従来の受講者数(20 名未満)を考慮して、収容人員 24 名の教室を
借用したが、この教室では収容しきれない応募があり、一部の応募者の受講を断らざるを得なか
った。より大きな教室への変更を検討したが、全日程にわたって対応することは出来なかった。
狭い教室の場合、補助椅子を入れるなどして対応したが、非常に窮屈であった。
② 教材 CD の事前配布;
15 講義分の教材(科目概要、講義概要とパワーポイント)は CD に保存して、事前に受講者に
配布した。このことは受講者側からは予習が出来る等で好評であり、事務局側からも教材の印刷
が不必要となる等メリットがあった。講義に使うパワーポイントに事前配布教材にない内容のも
のを加えると必ず配布してほしいと要望された。著作権上の問題がない、未発表データでないなど
支障がない場合は紙あるいは電子データで配布して対応した。
③ 小レポートをその場で書かず、後から提出する要望;
講義の後は質疑に集中したいので、小レポート作成は持ち帰って行い、次週提出する方法にし
てほしいと要望された。小レポートは講義の理解度を確認することが目的であり、その場で書く
のが原則である。時間をかけてレポート作成したい場合は、講義の評価だけ提出し、レポートは
後日提出でもよいとした(実際には後日提出はなし)。
④ 講師への要望;
早口で語尾を不明瞭に話す、あるいは声が小さいなど聞き取りにくいのでマイクを使ってほし
いとの要望があった。マイクが備え付けられている教室がほとんどないので、講師にはなるべく
ゆっくりと明瞭に、受講者の方を向いて話すようにお願いした。
専門用語や略号などは知っている前提で話さず、説明を加えて欲しいとの要望もあった。次年
度からは、講義ごとに用語および略号集を用意することを考えたい。
⑤ 受講料;科目当たり 5,000 円を徴収したが、この件でのクレームは皆無であった。
2) 2010年度に向けての改善点、計画
① 教材;前年度同様、CD で事前配布を前提とするが、HP からのダウンロードも検討する。用
語および略語集を作成、配布する。
② 教室;30 名程度の受講者が余裕を以って収容できる教室を確保する。また、マイクを使うこ
とも考慮する。
③ ビデオ撮影;講義をビデオ撮影し、欠席者が見られるようにすることを検討する。
④ シラバス;2009 年度の講義結果を踏まえて若干の調整と内容の修正を行う。科目内容の大幅
な見直しを、2011 年度の開講を目指して行う。
6. 第1回知の市場年次大会
3月4日の年次大会に出席し、開講機関として発表する。
7. 知の市場および知の市場事務局への要望・提案
1)開講機関ごとの特徴の評価;他の機関の状況が必ずしも把握できる立場にないので、受講者数や修
了者数、受講者からの講義の評価状況、アンケートの回答状況などから、開講機関ごとにどのような
特徴(差異)があるかを解析し、知らせていただくと、講座運営の参考になると思います。
以上