講義資料作成にあたっての知的財産権について (注意喚起)

第3回知の市場協議会
議題2⑦配布資料
講義資料作成にあたっての知的財産権について
(注意喚起)
1.知の市場は、自己研鑽と自己実現のために自立的に行き交い自律的に集う
場として、受講者、講師、友の会、開講機関、連携機関、連携学会、知の市
場事務局などのそれぞれの活動によって構成されており、その中で講師は、
自立した個人として自らの経験や見識をもとに自律的に責任を持って講義を
展開することとなっている。
2.この理念と運営に関する共通認識の下に、講師が作成する講義のための資
料・教材などに関わる著作権はじめとする知的財産権は開講機関、連携機関、
知の市場事務局などの知の市場の関係者には帰属せず講師に帰属するものと
する一方で、講師が講義に使用する資料・教材などに関わる著作権はじめと
する知的財産権に関する取り扱いは講師の責に帰するものとしている。
3.こうした基本的な考え方は、2004 年度に化学生物総合管理の再教育講座と
して知の市場が開始されて以来、共通認識として継承されてきており、今日
においても何ら変わるものではない。そして、第三者の著作権その他知的財
産権を侵害するないしは名誉を棄損するなどの問題が生じた場合には、講義
のための資料・教材などの作成者である講師が自らの責任において迅速に処
理するとともに、与えた損害を賠償することとしてきた。
4.近年、講義のための資料・教材の配布方法が、講義室における紙媒体によ
る配布から CD による配布さらには開講機関のホームページからの受講者に
よるダウンロードなどの電子媒体による方式に移行する傾向があり、これま
で以上に講義に使用する資料・教材などに関わる著作権はじめとする知的財
産権に関して留意する必要が生じている。
5.ついては、開講機関及び連携機関は、全ての講師に対して、講義に使用す
る資料・教材などの作成と使用に際して著作権はじめとする知的財産権に、
これまで以上に充分に留意いただくように、改めて周知徹底することとする。