複合群管理システムの位置付け 株式会社 エレベータ研究所 破壊的イノベーションであること • 高層オフィスビルの昼食時には、 (1)UP/DN釦方式の従来の8台群管理システムの平均待ち時間は、65. 3秒 (2)乗場行先階登録釦方式の8台DCSの平均待ち時間は、119.3秒 であり、35秒~40秒で利用者のクレームが頻発することから、利用者が我 慢して利用する限界を超え高層オフィスビルの昼食時に実用的な平均待ち 時間を実現するエレベータシステムについては、非消費者状態にある。 (3)UP方向・DN方向2組の8台群管理システム(合計16台)を適用しても 平均待ち時間は、36.4秒であり、 この場合も我慢して消費する非消費者のレベルにある。 これに対して、NUCLEUS(L+A方式)の平均待ち時間は24.1秒であり、 複合群管理システムが、これまで不可能だった高層オフィスビルの昼食時に 良好な平均待ち時間を実現できる唯一のエレベータシステムであり、新しい 市場を開拓する破壊的イノベーションである。 参考文献 クレイトン・クリステンセン著「明日は誰のものか」
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