保健センターにおいて「山田町ジオパーク学習会」を開催します。

2015年2月23日
(月)
18:00 ∼ 20:00
山田町保健センター
どなたでもご参加いただけます。
私たちの郷土、山田町の地形はどのようにして現在
問合せ:水産商工課 観光振興係 0193-82-3111
に至ったのでしょうか。
この学習会では、山田町域を
共催:三陸ジオパーク推進協議会
大地の成り立ちとして展望するために、約 1 億 7000
万年前のユーラシア大陸東縁での海と陸地のせめ
<講師紹介>
ぎ合いから話を説き起こしたいと思います。激動を
小岩 清水(こいわ しみず)
昭和 16 年岩手県山田町寺小路生まれ。山田小学校・中学校・
繰り返した原始の日本列島にあって、北上山地の一
高等学校に学ぶ。昭和 39 年専修大学経済学部卒業と同時に
帯だけが 8000 万年にわたり一度も海に没していな
専修大学附属校高等学校に勤務し
「地理」を指導。研究では
いことをご存知でしたか。
また最後の氷期が終わり
「山岳域の気候・地形・植生」に注力、
月刊「地理」
で「山岳地
人類の時代となった 1 万年前の山田では、今より海
形を読む」
を担当するなど多数の著作・論文を発表している。
故郷山田町との関係も深く
「すばらしい風土 山田の自然探訪
(I, II)
」
「山田の樹木誌」など、町民向けのビジュアルな自然観
岸線が 5∼6m も上にあったことも…。そんな、驚き
に満ちた山田の自然史を、今も見られる特徴的な地
察入門冊子を執筆。震災後は津浪動態痕跡の調査に入り、新し
形のスケッチから辿ってみたいと思います。皆さんも
い知見を次々に発表するなど、精力的に活動を続けている。
一緒に山田のフシギ探検に出かけましょう!
山田町ジオパーク学習会
山田湾と周辺地形の変遷のお話
∼ジオの窓から山田のフシギを覗いてみよう∼