資料2原風景の要素(PDF:1527KB)

資料2
■原風景の要素(聞き取り調査・現地調査より)
行田県土整備事務所
河 川整 備で配 慮すべき原風景の要素: 【要 素 1】多 様 な 河 川 敷 【要 素 2】キタミソウ 【要 素 3】河 畔 林 【要 素 4】池・深 み 【要 素 5】きれ い な 水 【要 素 6】川との つ な がり
<範囲①(馬見塚橋∼青木堀∼)>
柳の枝を切って、投げっこや
倒しっこをして遊んだ。
池になっているところで
冬になるとしじみを採って
柳の木や竹を伏せたりして、
しじみ汁をよく食べた。
そこに迷い込んできた魚を捕った。
【要素5】川とのつながり
イカでエビガニを釣って、
お弁当のおかずにしていた。
こど もたちの 遊び
河川敷でよく柔道や相撲をした。
馬見塚の人はだいたい
ボートを持っていた。
桶を置いてうなぎを捕っていた。
【要素4】池・深み
4月頃には置きバリを置いて魚を釣った。
杭と魚の仕掛け
堤防の遊歩道と河畔林
馬見塚橋
四手網で引き網をして魚を釣った。
魚釣り
ボートで小学校まで
送ってもらった。
河川敷と河畔林
池のように深くなっていたところ
(4ヶ所)
【要素5】川とのつながり
舟運
商売でボートをしている人がいた。
ヤナギやハンノキの河畔林
下池守
橋裏のツバメの巣
馬見塚橋
青木堀
広場みたいだったところ
魚の仕掛け
魚釣りの台
河川整備によって
生える植物が変わった。
堤防の整備によって
今は見えない。
川底がどろどろ。
ごみが多い。
昔馬入れ場があったところ
川の水がきらきらしていた。
馬見塚
マコモやヨシが川の中から
生えているの風景がよかった。
土手に草がぼうぼうで歩けない。
川へ降りる場所がない
川岸の畑
【要素5】川とのつながり
水浴び
馬と一緒に泳いだ。
橋から川へ飛び込んで、
西善院あたりまで泳いだ。
夏は田んぼのあとに馬を
【要素5】川とのつながり
川へ洗いに来ていた。
日常生活
川で洗濯をしていた。
の中で
川の水でしかお茶を飲まない
という人がいるほど、
おいいしい水だった。
遠くからキタミソウを
見に来る人がいる。
川の水でお米をといでいた。
範囲①
中江袋
家や田んぼから川が見えて、
跳ねた魚がきらきらしていた。
景色
【要素1】多様な河川敷
【要素2】キタミソウ
【要素3】河畔林
【要素5】きれいな水
別に何があったって訳ではないけれど、
風景がよかった。
毎日川から風呂の水を運んでいた。
残っている部分もあるが、
伐採され、少なくなった。
河川敷に柳の木が
生い茂っていた。
鳥の足跡
堤防の遊歩道(整備済)
柳の木に生えるきのこを
よく採りに行った。
<凡例>
星川での思い出
現在の様子・問題点
ー1−
写真
矢印方向に見た写真
写真
その地点の写真
0
25
50
100m
資料2
行田県土整備事務所
<範囲②(∼星川橋∼境橋)>
【要素3】河畔林
【要素1】多様な河川敷
上池守
【要素1】多様な河川敷
エノキやタラ、ハンノキ、
クワなどの河畔林
変化のある河川敷(未整備)
広場のような水際(未整備)
河川敷(未整備)
河畔林
河川敷の畑(未整備)
星川橋
【要素2】キタミソウ
カモの仕掛け
下川上 ( 熊谷市 )
川からキタミソウ、マコモ、
ヨシ
の順で繁茂している
範囲②
境 橋
<凡例>
星川での思い出
現在の様子
現在の様子・問題点
ー2−
写真
矢印方向に見た写真
写真
その地点の写真
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100m