仕様書【PDF:28KB】

ラマン分光用457nmレーザーユニット
仕
様
書
※本仕様書は、予告なしに修正又は訂正する場合があります。その際は、
当機構ホームページ上にて仕様書の修正又は正誤表等を公示いたします
ので、必ず、ご確認下さい。
独立行政法人 製品評価技術基盤機構
別紙
0 件名及び数量
ラマン分光用457nmレーザーユニット 1式
1 導入の目的
独立行政法人製品評価技術基盤機構(以下「NITE」という。)製品安全センターは、消
費生活用製品(家庭用電気製品、燃焼器具、乗物、レジャー用品及び乳幼児用品など)で
の人的被害が生じた事故、及び人的被害が発生する可能性の高い物的事故に対して原
因究明のための調査をしている。
その中で、プラスチックの事故原因究明は、事故品を種々の分析装置で分析して得られ
たデータとプラスチックの基礎データを比較・確認し、総合的に事故原因の究明を行う必要
がある。プラスチックの劣化は化学変化を伴う場合が多く、その分析手段として各種分光分
析が用いられる。
ラマン分光分析は、レーザーを試料に照射した際に生じるラマン散乱光を分光・検出する
ことでスペクトルが得られる。このレーザーは、波長が短くなるほど強いラマン散乱光が得ら
れる利点がある。NITEが現在保有しているラマン分光装置(以下「既設ラマン」という。)は、
より多くのプラスチックに対応できるよう波長532nmのレーザーを使用している。しかしポリ
プロピレンなど蛍光を生じないものはより短波長レーザーで測定することでデータの信頼性
を高めることができる。
よって、既設ラマンに追加できる457nmレーザーユニットを購入する。
2 装置の概要
457nmレーザーユニットは、既設ラマンに追加装備できるものでなければならない。
既設ラマンの仕様と457nmレーザーユニット取付け時の改造内容は、下記のとおり。
(1) 既設ラマンの仕様
・型名:LabRAM HR(堀場製作所製)
(2) 457nmレーザーユニット取り付け時の改造内容
・堀場製作所製の保証から外れる改造は、不可とする。
3 仕様
(1)レーザー
・波長は、457nmであること。
・出力は、25mW以上であること。
(2)既設ラマンとの連動
・レーザーは、既設ラマンの標準ソフトウェアで自動切換できること。
・既設ラマンの自動光軸調整と検出波長のオートキャリブレーションに対応していること。
(3)既設ラマンの保証
・レーザーユニット追加後も、既設ラマンの保証を無条件で継続することに堀場製作所
が合意していること。
4 電源
・単相 100V 60Hz 交流電源で使用可能なこと。
5 納入形態
既設ラマンに追加装備するとともに必要な配線と接続を行い、動作可能な状態に調整の
上、納入すること。
6 研修
納入場所にて測定、データ解析及び保守管理ができるよう1日の研修を実施し、さらに、
必要に応じて研修を実施すること。
7 アフターサービス・メンテナンスの体制
測定方法及びデータ処理に対する助言、検討体制が整っていること。修理体制が整って
いること(修理部品の所有、修理技術者の存在等)とし、体制整備体系図を示すこと。
8 契約形態
売買契約とすること。
9 納入期限
平成27年3月27日
11 納入場所
〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前 4-1-67 大阪合同庁舎第2号館別館
TEL 06-6942-1112
FAX 06-6946-7280
独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 3階 第1機器分析室
12 機能証明
提出期限までに、別添の「機能証明書作成要領」に従い機能証明書を提出すること。
別添
機能証明書作成要領
「ラマン分光用457nmレーザーユニット」の入札に参加する者は、以下の項目に基づい
て作成したラマン分光用457nmレーザーユニットの機能証明書を提出することとする。
1 明記する項目
(1) 納入予定物品の名称
(2) 製造業者名
(3) 型式と品番
(4) 数量
(5) 仕様
説明資料としてカタログ等を添付すること。また、別紙1にならい、要求
仕様を満たしているか否かを判別できるデータ等を提出すること。
(6) 責任の所在
要求仕様書に記載した事項について、落札者が責任を持って対応する旨の記載を行う
こと。
(7) 機能証明書の内容に関する照会先
機能証明書に関して説明を求める際の対応部門名、担当者名、電話番号、E-mail アド
レス等を記載すること。
2 機能証明書の様式
ラマン分光用457nmレーザーユニットの機能証明書の様式はA4縦版で横書き、日本語
で作製することとし、この要領に定める以外は任意とする。また、機能証明書の表紙は別紙
2によることとする。
なお、当機構から機能証明書等の受領後、提出者に対して個別ヒヤリングを実施する場
合がある。
3 機能証明書の提出方法
機能証明書は、機能証明書、別添資料等の順序で綴り、次のとおり提出すること。
(1) 提出部数:書面2部(正1、副1)
なお、正については別紙2に示す表紙を添付すること。
(2) 提出場所:製品評価技術基盤機構製品安全センター 計画課 契約担当
(3) 提出期限:平成27年2月20日(金曜日)17時必着
なお、提出期限後の修正は認めないため十分注意すること。
(4) 提出方法:郵送または提出場所に持参すること。
別紙1
ラマン分光用457nmレーザーユニットの機能証明書
1 納入予定物品の名称、製造業者名、型式・品番及び数量
名称
製造業者名
レーザーユニット ○○社
型式・品番
○○-○
数量
備
考
○
(以下同様に全仕様項目について記載)
2 仕様(記載例)
項
目
(1)レーザー
要 求 仕 様
・波長は、457nmであること。
納入予定物品の仕様
・波長は、457nmである。
・出力は、25mW以上であるこ
と。
(以下同様に全仕様項目について記載)
・出力は、25mWである。
別紙2
年
月
日
製品評価技術基盤機構
製品安全センター 所長 あて
住
所
会 社 名
代表者名
印又はサイン
ラマン分光用457nmレーザーユニットの機能証明書の提出について
機能証明書作成要領に基づき、ラマン分光用457nmレーザーユニットの入札に当たっ
て要求仕様を満たしていることを証明するため、別添のとおり機能証明書を提出します。
なお、本機能証明書に示した以外の事項にあっても、要求仕様の全ての事項を満たすこ
とを証明します。