211 は、送信管として設計された球ですが、内部抵抗が小さく、オーディオ

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211
211 は、送信管として設計された球ですが、内部抵抗が小さく、オーディオ用
としても人気の高い球です。トリウム‐タングステンヒーターを使用してい
ますので、電球のように明るく光ります。グリッドが正と負の両方の領域で
使うようになっています。出力は、シングルで 20 W が出せます。多くの制作
例があり、イントラ反転型でドライブされています。また。カソードチョー
クでドライブすることもでき、後に回路例を示しておきます。ベースは 4 ピ
ンの大型 bayonet です。
ヒーター電圧
10 V
ヒーター電流
3.25 A
最大プレート電圧
1,250 V
最大プレート損失
100 W
増幅率
12
もう残念ながら生産されておらず NOS も高騰しています。比較的安価なもの
は中国製です。次に 2 つの購入先をご紹介しておきます。
1) Antique Electronic Supply-211
2) TubeDepot-211
以下にデータシートと制作例の URL を御紹介します。
3) 211 データシート(RCA)
4) 制作例 1
5) 制作例 2
6) 制作例 3
なお下の図はエクセルで作成したオリジナル特性図です。
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【211 回路例(カソードチョーク)】