下水汚泥炭化物売買契約書(案) 秋田県仙北地域振興局長 高橋 訓之(以下「甲」という。)と○○○○○○○○ 代表取締役 ○○ ○○(以下「乙」という。)は、下水汚泥炭化物(以下「炭化物」という。)の売買に関 し、秋田県財務規則を遵守し、次のとおり契約を締結する。 (趣旨) 第1条 甲は、秋田県大曲処理センター炭化施設(以下「炭化施設」という。)で製造された炭化 物を、乙に売り渡し、乙は、これを買い受けるものとする。 (契約期間) 第2条 契約期間は、平成27年4月1日から平成30年3月30日までとする。 (炭化製品の安全性) 第3条 甲は乙に引き渡しする炭化物の安全性を保証し、これを証明する次の各号の書面を毎年 2回提示するものとする。 (1) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく重金属等溶出試験 (2) 土壌の汚染に関わる環境基準に基づく重金属等溶出試験 (3) 肥料取締法に基づく重金属含有量試験 (4) ダイオキシン類の含有量試験 2 乙は、引き取りする炭化物の安全性が保証されない場合は、引き取りを拒否することができ る。 (売買代金、売渡予定数量) 第4条 炭化物の売買金額は、1トン当たり○○○○円(うち消費税及び地方消費税○○円)と し、 契約期間内は、同一単価とする。 2 売渡予定数量は948トン(年間316トン)とする。 (売買代金の納入方法) 第5条 乙は、前条の売買代金を、甲の発行する納入通知書により、指定の期日までに納付しな ければならない。 (売買物件の引き渡し方法及び所有権の移転期) 第6条 甲は、製造した炭化物を炭化施設の計量装置により計量し、甲乙協議し決定する量に達 したとき乙に通知するものとする。 2 乙は、第1項の通知を受けてから、20日以内に、第1項の量を炭化施設から搬出するもの とし、炭化物の所有権は、炭化施設から搬出された時点で、甲から乙に移転するものとする。 (活用状況等の報告) 第7条 甲は、乙に対し、売り渡した炭化物の活用状況等について、報告を求めることができる。 (契約の解除等) 第8条 甲は、次の各号に該当するときは、この契約を解除することができる。 - 1 - (1) 乙が、この契約に違反した場合又はその他の不正行為を行った場合において、甲が、こ の契約を継続できないと認めたとき。 (2) 乙の役員等(受注者が個人である場合にはその者を、受注者が法人である場合にはその 役員をいう。以下この条においては同じ。)が、暴力団員による不当な行為の防止等に関す る法律(平成3年法律第77号。以下「暴力団対策法」という。)第2条第6号に規定する 暴力団員(以下この条において「暴力団員」という。)であると認められるとき。 (3) 暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下この条において同じ。) 又は暴力団員が、乙の経営に実質的に関与していると認められるとき。 (4) 乙の役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加 える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められるとき。 (5) 乙の役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど 直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与していると認められ るとき。 (6) 乙の役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認め られるとき。 (7) その他、甲の都合により、この契約を解除する必要があるとき。 2 乙は、この契約を解除しようとするときは、その日の30日前までに文書をもって、甲にそ の旨を申し出なければならない。 (契約保証金) 第9条 秋田県財務規則第177条から第179条の規定による。 (損害賠償) 第10条 甲の都合により、売渡予定数量に増減を生じることがあっても、乙は、異議を申し立て 又は損害賠償の請求をすることができない。 (定めのない事項) 第11条 この契約に定めのない事項については、甲乙協議して定めるものとする。 この契約締結の証として、契約書2通を作成し、甲乙記名押印のうえそれぞれ1通を保有する。 平成 年 月 日 甲 乙 売払人 買受人 秋田県大仙市大曲上栄町13番62号 秋田県仙北地域振興局長 高 橋 訓 之 ○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○ ○○○○○ ○ ○ ○ - 2 - ○
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