庄内地区社会教育情報誌「Show・タイムズ26年度冬号

庄内地区社会教育情報
Show
平成26年度 冬号(1 月発行)
庄内教育事務所 社会教育課
お問い合わせ先 TEL:0235-68-1983
11月25日に第3回家庭教育支援フォーラムが「保護者同士が交流し、学び合うPTA研修会のあり方を
考えよう」をテーマに庄内町文化創造館響ホールで開催されました。
前半は、講師の山形県家庭教育アドバイザー加藤真知子氏より食育をテーマにした3つのPTA研修会の事
例を紹介していただきました。紹介された事例は「農家レストラン知憩軒長南光氏による講演会」「レストラ
ンロアジスシェフ太田政宏氏の園児と保護者の料理教室」
「アル・ケッチァーノシェフ奥田政行氏の児童と保
社会教育主事の資格を有している教員を中心とした研修会が、11月28日(金)に、余目第二公民館を会場に
約50名の参加者が集まり開催されました。
この研修会は、学校と地域をつなぐ「学社連携」の中心的立場にある方々の、より一層の活躍と活動の充実を図
るために、今年度より企画・実施されたものです。
当日は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市雄勝町の中学校校長であった、現仙台市教育局学校
教育部学びの連携推進室主幹佐藤淳一氏を講師にお招きし、大震災以後、「何を思い、どう行動してきたか。」につ
いて御講演いただきました。学校をつくるとは?地域とつながるとは?ということに関し、圧倒的な被災の事実と、
そこに立ち向かったチームとしての学校の姿、リーダーとしての思いを映像とともにお聴き
護者の料理教室」です。その後、加藤氏からPTA研修会を企画する際のポイントとして「継続性」
「人・モ
ノ・自然との関わり」を意識してリアルな体験を親子で共有することの大切さについてお話がありました。
後半は、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、社会教育関係職員等がそれぞれ
のグループに分かれワークショップを行い、よりよいPTA研修会を開催する
ためのアイディアを出し合いました。各グループから「父ちゃん出番です、イ
クメンになろう」「父ちゃん操縦法」
「園内宝探し」
「こんにちは先生」
「親子体
験研修会」等の企画案と、これらの企画を通してより保護者同士が交流し合う
ための「しかけ」について考え、具体的なアイディアがたくさん発表されました。
(佐藤)
(佐藤)
しました。
お話の内容は、目の前の子どもたちの未来のために、学校として何ができるのか、
そのためには何処とつながりをつくり、何を成してきたのかというものでした。ま
さに社会教育主事が学校という現場で、その身に付けている力を発揮するために大
いにまなびとなるものでした。
「感動と共に教師としての使命感を改めて感じた。」という参加者も多く、各学校
での社会教育主事有資格者の益々の活躍に期待が高まる研修会となりました。
(鈴木主任)
《感謝 感動 深まる絆 ~スポーツで広げようみんなの輪》
11月15日(土)
、いこいの村庄内において、山形県スポーツ少年団指導者・育成母集団研修会が開催され
ました。県内各地より170名以上の関係者が参加し、「スポーツ少年団、さらなる発展のために~魅力ある
団活動を目指して~」というテーマで研修会が行われました。初めに、日本スポーツ少年団顕彰伝達式が行わ
れ、庄内地区からは、小池弘子氏(鶴岡市・峰栄卓球スポーツ少年団)、西田克氏(酒田市・南平田秋真館)
の2名に盾が贈られました。続いて、平野裕一氏(国立科学スポーツセンター副センター長)より「未来のト
ップアスリートをつくる~ジュニア期に大切なこと~」という演題で、科学的な見地に基づいたジュニア期の
指導方法について講演をいただきました。そして、研究協議が行われ、佐藤
久樹氏(鶴岡市・大泉剣道スポーツ少年団指導者)、齋藤勉氏(十坂スポー
~放課後子どもプラン指導者研修会~
山形県学童保育連絡協議会の岡村美由紀先生を
お招きして、11 月 26 日に研修会を行いました。
同じ指導者の目線から、平成 27 年度に施行さ
れる「子ども・子育て新制度」の放課後児童クラ
ブ(学童保育)に関わる部分や制度の変更に伴い
指導員に求められることをお話いただきました。
保護者の願いから生まれた「学童保育」は今、
児童と保護者が安心して利用できる居場所とし
て、次のような機能や役割が求められています。
①安全に配慮し、自己管理能力を育てる
②発達段階に応じた主体的な生活や遊びが可能
になるような支援をする
③児童を見守る視点を家庭と補い合い、保護者が
安心して子育てと就労を両立できるよう支える
参加者の皆様は、指導員に求め
られる役割の大きさを実感しつ
つ、これまで以上に子ども理解・
保護者理解を大切にしたい思い
を強くされたようです。
(長谷川)
社会教育・生涯学習関係職員としての役割を学び、
スキルを高める研修会にたくさんの方々よりご参加
いただきありがとうございました。今後も皆様に有
意義な学びの場を提供できるように努めます。
(髙橋)
11/10 スキル別研修会(広報資料作成技術)
講師:東北芸術工科大学 赤沼明男 氏
庄内町余目第三公民館 参加者33名
11/18 パワーアップセミナー2回目(初任者研修)
講師:元遊佐町教育長 小田島健男 氏
東北大学 石井山竜平 氏
遊学館 参加者46名(庄内地区から10名)
11/27 スキル別研修会(ファシリテーション技術)
講師:東北芸術工科大学 岡崎エミ 氏
東北公益文科大学中研修室 参加者15名
ツ少年団代表)の2名より特色ある団活動の実践を発表していただきました。
その後、情報交換や様々な分野の方々からの御助言をいただくなど、有意義
な話し合いを行うことができました。
スポーツ少年団活動の「青少年のこころとからだを育てる」「人々をつなぎ、
10月12日(日)
、三川町なの花ホールにおいて、青年交流会企画運営委員会
庄内支部・学びあい地域活性化推進プロジェクト「わちゃわちゃ庄内フェスティバ
社会に貢献する」という理念の実現に向けて、今後とも御理解と御支援をい
ル」が行われました。中・高校生ボランティアを含めた青年層が、「若い力で、庄内を元
ただきますようよろしくお願いいたします。(大場)
気に!熱く!」を合言葉に、イベントを開催。ステージ部門7団体、体験ブース部門13
庄内教育事務所ホームページ
ぜひ一度アクセスしてみてください。
山形県ホームページ→組織でさがす→教育委員会→庄内教育事務所→社会教育情報
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kyoiku/707001/
団体、屋台部門7団体より出演・出店していただき、歌や踊りの発表、体験ブースやおい
しい食べ物で会場を盛り上げました。秋晴れの中、庄内各地から、老若男女800人がわ
ちゃわちゃと集い、楽しみ、交流し、笑顔溢れるイベントとなりました。
(鈴木正)