平成27年度 公民連携調査研究 (研究モデル事業) 応募の手引き ふるさと財団では、市町村(特別区を含む。以下同じ)における公民連携の推進を 支援すべく、 「公民連携調査研究」を実施しております。今年度は調査研究のモデル自 治体として「公共施設マネジメント」に取り組む市町村を募集いたします。事業の具 体的な内容や申請の手続きの方法につきましては、こちらの資料をご確認ください。 (※) 「公共施設マネジメント」とは、保有する公共施設を総合的に把握し、財政運営と連動させながら管理、活用 する取組みであり、公共施設で提供されるサービスの運営も含むものをいいます。 < 目 次 > 1 事業目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2 事業概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ①対象者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ②対象事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ③助成内容等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ④公民連携調査研究会との共同研究 ・・・・・・・・・・・・・・ 3 ⑤財団への協力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 3 申込方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ①申請手続き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ②申請書提出期限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ③審査結果通知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 4 事業採択後の手続き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ①民間事業者または大学との契約・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ②交付決定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ③成果物の提出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 一般財団法人 地域総合整備財団 開発振興部 1 1 事業目的 ①市町村における公共施設マネジメントを推進する ⇒公共施設(インフラを含む)の老朽化問題は多くの市町村で喫緊の課題となっているものの、 公共施設マネジメントの取り組みは一部の市町村に留まっており、本格的な導入に至ってい ないことから、市町村における公共施設マネジメントを推進することが求められています。 ②民間活力を活用した新たな公共施設マネジメント手法を構築する ⇒国の方針として PPP/PFI の積極的な活用が掲げられているものの、先行して公共施設マネジ メントに取り組む市町村においても具体的な民間活力の導入について検討が進捗していない 状況にあり、導入の手法及び効果や課題は整理されていないことから、特に財政負担の軽減 につながるような民間活力を活用した新たな公共施設マネジメント手法の構築が必要となっ ています。 ③研究成果を全国の自治体に発信する ⇒公共施設マネジメントについては、市町村が自ら推進していくことが基本ですが、市町村の 規模や置かれている状況は多様であり、これに応じた推進方法の早急な構築が求められてい ることから、モデル自治体によるケーススタディを行い、得られたノウハウや課題を整理し て全国の市町村に発信することを目的としています。 2 事業概要 財団が組織した「公民連携調査研究会」において、民間ノウハウを活用した新たな公共施設マ ネジメントについて、モデル自治体によるケーススタディを行い、研究成果を全国に発信するも のです。 【研究モデル事業のスキーム図】 シンク タンク 等 【研究モデル事業】 ふるさと 財団 一部助成 協力 財団が 組織 委託契約 地元大学 等 協力 民間企業 等 市町村 新たなマネジ メント手法の 構築支援 共同研究 研究モデル事業 に対する 調査・検討 公民連携調査 研究会 ・学識経験者 ・総務省 ・先進自治体の職員など (1) 財団は研究内容に合致した「研究モデル事業」を公募し、採択した市町村に事業費用の一部 を助成する。 (2) 市町村は、 「研究モデル事業」の内容及び進捗状況について「公民連携調査研究会」に報告 する。研究会は報告された内容をもとに調査・検証を行い、市町村とともに新たな公共施設 マネジメント手法を検討する。 (3) 「公民連携調査研究会」は、 「研究モデル事業」の検討内容をもとに公共施設マネジメント の推進方策について報告書として取りまとめ、全国に発信する。 2 ①対象者 以下(1)~(3)の要件を満たす市町村(特別区を含む) (1) 平成27年度に研究モデル事業を実施すること (2) 事業の実施に当たり、民間事業者または大学と業務の委託契約を締結するもの (3) 当該事業に係る補助金等を国、独立行政法人又は他の公益法人から受けないものであること ②対象事業 事業の目的に合致する市町村による公共施設マネジメントの取り組みであり、例えば、以下のよ うな事業が考えられます。 (1) 産・官、又は産・学・官連携等による検討体制を整備するとともに、新たなマネジメントの 仕組みや公共施設の再編・実践に直結するマネジメント推進手法などを検討する事業 (2) 公共サービスの維持・向上や財政負担の軽減に資する公民連携手法を検討する事業 (3) 市町村域を超えた広域的なマネジメントの仕組みを検討する事業 (4) 地方公会計(固定資産台帳)の活用など、今後の公共施設のあり方について庁内・住民への 理解を深めるための手法を検討する事業 研究モデル事業という観点から、採択にあたっては以下の事項についても審査します。 ・特定の公共施設や限定された地区のマネジメントではなく、保有する公共施設全体を幅広く 対象とした取り組みであること。 ・当該市町村に限定されるような、特殊性の高い課題への取り組みではなく、取り組みの成果 が多くの市町村で活用できるような高いモデル性のある取り組みであること。 ・他の市町村で既に行われている取組みではなく、公共施設マネジメントにおける民間活用の 新たな取り組みなどの先進性のある取り組みであること。 ・事業を実施するための庁内の体制や大学・民間企業との連携体制など、継続性、実現可能性 の高い取り組みであること。 ③助成内容等 対象事業件数 4市町村程度 助成金額 1事業 700万円 以内(助成対象事業に係る契約金額の2/3以内) 対象期間 平成27年4月1日 ~ 平成28年2月19日まで 助成対象経費 市町村との契約金額の総額 ※市町村負担となる助成率2/3以外の部分について、市町村の予算措置が必要です。 ※市町村と民間事業者または大学との契約に対して助成します。市町村以外との契約は助成の対 象外となります。 ※助成対象となるのは契約に係る経費のうち、対象期間内の人件費、旅費、その他事業の履行に 必要な経費とし、公共施設自体の維持管理、修繕、建設、除却等にかかる費用は含みません。 ④財団との共同研究について (1) 公民連携調査研究会 財団では、公民連携事業における市町村間に共通する課題について、専門的な観点から検討 を行い、その成果を市町村に提供するため、公民連携調査研究会を設置しています。 市町村及び受託した民間事業者または大学には、同研究会との共同研究の一環として、年1 ~2回程度、財団の要請に応じて、同研究会に出席の上、研究モデル事業について報告を行っ ていただきます。 3 研究会では、対象事業の概要、現在の進捗状況、成果等をご報告いただくとともに、研究会 の委員間による意見交換に参加していただき、その内容を対象事業にフィードバックしていた だきます。 ※財団は、公民連携調査研究会への出席に要する費用は負担しません。 (2) その他 研究モデル事業の実施及びその検証に当たり、必要に応じて、市町村及び受託した民間事業 者または大学に情報提供を求めます。 また、研究モデル事業で得られた成果は報告書としてまとめ、財団より全国の市町村に向け て発信させていただきます。市町村及び受託した民間事業者または大学には、当事業終了後に も協力を依頼することがあります。 3 申込方法 ①申請手続き 研究モデル事業の申請をする市町村は、下記(1)~(4)の書類を財団に提出してください。 (1) 公民連携調査研究(研究モデル事業)申請書(様式第1) (2) 公民連携調査研究(研究モデル事業)調書(様式第2) (3) 事業計画書(様式第3) (4) その他参考となる資料 ※財団へ直接提出していただきますが、別途都道府県への報告を要します。 ※申請様式は、財団ホームページ(http://www.furusato-zaidan.or.jp/)又は、公民連携ポー タルサイト(http://www.furusato-ppp.jp/)よりダウンロードできます。 ※様式各号については電子データ(メール添付可)での提出もお願いいたします。 ※その他参考となる資料として、様式第2を補足する公共施設に係る白書、方針、整備更新計 画等のほか、市町村の総合計画、決算書などを添付して下さい。 ②申請書提出期限 平成27年2月13日(金)財団必着 ※当初募集に対する交付決定が対象事業数及び助成予定総額を下回ると見込まれる場合には、 再度募集を行うこともあります。 ※再度募集を行う場合を除き、期限後の提出は理由如何を問わず受け付けません。 ③審査結果通知(内示) 財団は、申請書の提出があったときは、研究モデル事業として採択するか否か審査を行い、その 結果を通知します。なお、必要に応じて現地調査又は関係者の来団面接を行う場合があります。 ※来団面接の場合、費用は市町村負担となります。 4 4 事業採択後の手続き ①民間事業者または大学との契約 市町村は民間事業者又は大学と交渉し、合意したうえで契約を交わします。 ※申請書の内容と契約書案の内容が適合しているか、当財団で審査します。 ※契約書の書式は自由としますが、次の内容は記載していただきます。 (内容) 「契約当事者の住所及び氏名」 、 「事業目的」、「契約金額」、「契約保証金」、 「契約代金の支払い 、 「契約解除」、「紛争解決方法」、「管轄裁判所」、「変更契約時に当財 方法」、「監査及び検査」 団の事前承諾が必要となる旨」 、 「連携先を含む全体的な実施体制と役割分担」 「事業スケジュ ール(予定) 」 ※財団は契約の手続き等に要する費用は負担しません。 ②交付決定 財団は、市町村が民間事業者または大学との契約内容について合意に至り、業務委託契約書案の 提出があったときは、審査のうえ、適当と認められる場合には助成金の交付決定を行い、その結果 を市町村に通知します。 ※実際に契約締結後に、業務委託等契約書(写し)を提出していただきます。 ※原則として、業務委託等契約書案と実際に締結した業務委託等契約書が異なる場合は、交付 決定を取り消します。 ③成果物の提出 市町村は、研究モデル事業が完了した時は、速やかに下記の(1)~(4)の書類及び成果物を財団ま で直接提出していただきます。 (1) 公民連携調査研究(研究モデル事業)実績報告書(様式第4) (2) 公民連携調査研究(研究モデル事業)完了確認調書(様式第5) (3) 公民連携調査研究(研究モデル事業)助成金交付請求書(様式第6) (4) その他事業の成果を説明できる資料 5 【手続きフロー図】 ③交渉・合意 受託事業者 ⑥契約の締結 <市 町 村> (民間事業者又は大学) ⑨成果物引き渡し ⑫契約金の支払い る 連携 ⑪助成金の交付 ⑩実績報告書【様式第4】・完了確認調書【様式第5】 交付請求書【様式第6】・その他事業の成果物 ⑧公民連携調査研究会・実績報告会への出席及び資料等 の提出 ⑦契約書(写)の提出 ⑤助成金交付決定通知 ④業務委託契約書案の提出 ②審査結果通知(内示) ①交付申請書【様式第1】・調書【様式第2】 ・ 事業計画書【様式第3】・その他参考資料の提出 <ふ 連携する 民間事業者 さ と 財 団> <本事業に関するお問い合わせ先> (一財)地域総合整備財団<ふるさと財団>開発振興部 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-5-6 新平河町ビル 【TEL】03-3263-5758 【FAX】03-3263-7423 【URL】http://www.furusato-zaidan.or.jp/ 6 連携する 大学
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