情報通信技術(PDF/184KB)

無償資金協力事業/開発課題別の標準的指標例(情報通信技術) 開発戦略目標(*) 中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
IT関連教育施
設の整備・機
材(音響・映
像システム、
遠隔教育機
材)
2.ICT人材の育成
2-3
2-3-3
ICTリテラ
教育への導入
シー向上
衛星回線設
備、無線・回
線管理設備、
アンテナ設備
等
効果指標
基本
①受講者数
②ICT 関連カリキュラム数(コース/年間)
③社会人向けICT 関連コース(時間/週)
④大規模教室の同時接続可能国数
指標作成方針・方法
左記運用指標の①では事前・事
後の比較を行う、②については
施設・機材の整備により実施可
能となったコース数
③は施設・機材の整備により実
施可能となったコース数のこと
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
案件名
評価
年度
・フィジー南太平洋大学(USP)本部に フィ
おいて、ICT・遠隔教育施設と研究・開 ジー
発環境を整備し、ICT 教育・研修機能
及びICT 分野の人材育成機能の向上を
図る。
南太平洋
大学情報
通信技術
センター
整備計画
(第2
期)
2009年
・本案件は、南太平洋大学通信網
フィ
(USPNet)を建設し、大学本部と加盟 ジー
各国・地域のUSP センター間の通信体系
を改善することにより、USP の遠隔教
育を充実し、島嶼国における高等教育
の場の拡大及び質の向上に貢献するこ
とを目的とする。
南太平洋
大学通信
体系改善
計画(外
務省評価
案件)
2006年
なお、④では送受信機材の整備
により衛星等の通信システムが
利用できることが前提
補助
①ICT関連学士号取得者数
②学習環境に対する満足度
効果指標の①でも事前・事後比
較を行う
②については、アンケート調査
などを行って極力定量的に把握
することが望ましい。
運用指標
基本
①遠隔地の受講者数
②遠隔地教育用プログラム開講数
③遠隔地教育用プログラム分野数
効果指標
補助
①遠隔地(離島)就学率
②遠隔地教育受講者の学習環境に対する満足度
38
左記運用指標の①では事前・事
後比較を行う、②については施
設・機材の整備により実施可能
となったプログラム数
③は施設・機材の整備により実
施可能となった分野数
効果指標の①でも事前・事後比
較を行う
②については、アンケート調査
などを行って極力定量的に把握
することが望ましい。
開発戦略目標(*) 中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
基本
利用率(%)
すべての固定電話端末又は携帯電話端末からの国際電話
の可能化
補助
トラッフィック量(国際)
通話完了率(%)
3.ICTインフラの整
備
3.ICTインフラの整
備
3-1-1
3-1
バックボーン・ 国際電話交換
情報通信基
ネットワークの 設備の整備
盤の整備
整備
3-1-1
3-1
バックボーン・ 電話回線の増
情報通信基
ネットワークの 設
盤の整備
整備
指標作成方針・方法
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
利用率:交換設備の運用中回線 1)国際電話サービスの安定的供給の ラオス 国際電話
数(n)と交換設備の容量(N)と 維持:ラオス全土における国際電話
交換設備
の割合(n/N)
サービスの安定的供給が確保される。
改善計画
国民、政府、企業の国際電話の需要を
(外務省
国際トラフィック量:当該国か 満たし、一般国民および政府の外国と
評価案
ら海外へ発信されるトラフィッ の通話、観光産業、貿易等における国
件)
ク及び海外から当該国へ着信す 際電話を通じて国民の利便の確保なら
るトラフィック
びに政治・経済の発展の基盤としての
役割を果たす。
トラフィック量、通話完了率
2)中継料支出の抑制:国際通信機能
は、円借款 運用・効果リファ である国際No.7信号方式を具備し外国
レンスでは「基本」となってい 通信相手国と直通回線が設定できるこ
るが、無償適格国では入手が極 とにより、今後発生し得る国際電話の
めて難しいことから「補助」と 不必要な第三国中継を排し、不要な中
する
継料の支出を避けることができる。
効果指標
基本
第三国中継料支出の抑制
積滞数
補助
通話完了率:電話をかけた回数
(N)のうち相手方につながった
回数(n)の割合(n/N)
運用指標
基本
利用率(%)
補助
トラッフィック量(市内・市外・国際)
通話完了率(%)
市内トラフィック量:市内交換 ・首都ルアンダ市テラノーバ地区の故 アンゴ
機のエリア内で交換されるトラ 障・品質劣化の著しい旧式の電話網を ラ
フィック
改善し、電話普及率の向上と故障申告
率等の軽減を実現して、IT化への基礎
市外トラフィック量:市内交換 作りを支援する。
機のエリア外を経由して交換さ
れるトラフィック
効果指標
基本
人口100人当たりの電話普及率
人口100人当たりの年間故障申告率
電話網の故障を24時間以内に修理する割合
積滞数
トラッフィック量:
(呼量)×(平均保留時間)
(*)開発戦略目標で、無償資金協力で該当案件がないものは除外。その他該当しない中間目標、サブ目標も除外している。
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案件名
評価
年度
2008年
第二次ル 2007年
アンダ市
電話網整
備計画
(第3期)
(外務省
評価案
件)