水産(PDF/305KB)

無償資金協力事業/開発課題別の標準的指標例(水産分野)
開発戦略目標別指標設定例
開発戦略目標(*1)
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
1-1漁業生産量
の増大
かつお竿釣漁
1-1-2
船、漁業訓練指
適切な漁業技術の
導船、船外機修
普及
効果指標
理用機材等
1.水産資源の有
効利用(安定した
食糧供給)
運用指標
(各指標の設定の方法、計
算基準や設定に当たって
の留意点などを記載す
る。)
基本
漁船の月平均稼働率
基本
漁獲取扱量の増加
補助
動力ピログ船の登録数の増加
動力ピログ船一日あたり平均稼働隻数の増加
基本
衛生検査ラボにおける衛生検査実施数
総合的な衛生管理システムであるHACCPのワー
クショップの開催数
効果指標
基本
食品衛生管理システムに関する検定であるHACC
Pコースの検定合格者数
運用指標
基本
小売りブースの利用率
衛生検査ラボ
1-4水産加工・
流通の改善と漁業
基盤整備
指標作成方針・方法
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
案件名
評価
年度
・ソロモン諸島ソルタイ漁業公社(SFPL)にかつお ソロモン諸島 国内かつお・まぐ 2009年
竿釣漁船2隻を追加して投入することにより、漁
ろ類漁業基盤修
獲の増加、付加価値製品の増産、及び持続的な安
復計画
定経営を図る。
パナマ
・小規模漁業活動が活発で同分野の開発の可能性
小規模漁業開発 2007年
が高いパリタとペダシに、漁業活動の拠点となる
計画
船揚場、荷捌場、トイレ等の漁港施設を整備し、
かつ同活動を支援するための漁業訓練指導船等の
機材を調達することで、同地区における、衛生的
な環境下での、漁業活動の安全性及び効率性、並
びに漁民の漁業技術及び収益率の向上を図る。
・カメルーン共和国南部州オセアン県クリビ市ム カメルーン
ボア・マンガ水揚場において、零細漁業施設
(CECOPAK)の建設、荷捌用機材および修理用工具
の調達を実施することにより、漁獲物の鮮度の改
善、氷の生産・供給体制の整備、ピログ船の稼働
率の向上を図る。
・アンティグア・バーブーダ国ポイントワーフ地
区において、岸壁・護岸、斜路の修復工事および
水産加工場・衛生検査ラボの建設を行うことによ
り、同地区の漁業施設整備を図る。
零細漁業セン
ター整備計画
2009年
アンティグア・ 水産センター建 2009年
バーブーダ
設計画
・魚市場の機能を強化することによって、生産・ セントビンセ
流通段階における衛生状態の改善を図り、これを ント
キングスタウン 2008年
基盤にして衛生的で安全な付加価値の高い水産物
魚市場改修計画
をキングスタウン及び周辺地域の消費者に供給す
ることを目的としている。
1-4-1
漁獲物処理・鮮度
保持技術の向上
鮮魚小売り施設 効果指標
基本
(違法)露店販売行為の減少
鮮度劣化による棄却魚の減少
鮮度販売衛生状況の改善
26
・コナクリ市当局直轄の小売市場が隣接するケニ ギニア
アン地区に、水産物の卸売り機能、小売り機能及
び衛生検査体制の改善を図るために、これらに関
する施設・機材の整備を行うもの。
想定効果として、(1)冷凍魚・生鮮魚の卸売り
機能の改善、(2)西ラトマ地区等への薫製魚の
卸売り機能の改善、(3)市場を中心としたコナ
クリ市内の水産物小売り機能の改善、(4)市場
運営機関による衛生検査活動の強化、が見込まれ
た。
コナクリ市ケニ 2007年
アン魚市場建設
計画
開発戦略目標(*1)
中間目標
中間目標の
サブ目標
冷凍庫・冷蔵庫
1.水産資源の有 1-4水産加工・
効利用(安定した 流通の改善と漁業
食糧供給)
基盤整備
標準的な指標例
インフラ種別
指標作成方針・方法
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
案件名
評価
年度
運用指標
基本
保蔵量
施設利用者数
・コナクリ市当局直轄の小売市場が隣接するケニ ギニア
アン地区に、水産物の卸売り機能、小売り機能及
び衛生検査体制の改善を図るために、これらに関
する施設・機材の整備を行うもの。
想定効果として、(1)冷凍魚・生鮮魚の卸売り
機能の改善、(2)西ラトマ地区等への薫製魚の
卸売り機能の改善、(3)市場を中心としたコナ
クリ市内の水産物小売り機能の改善、(5)市場
運営機関による衛生検査活動の強化、が見込まれ
た。
効果指標
基本
鮮度劣化による棄却魚の減少
閑漁期における水産物の安定供給
・本案件は、インフラが老朽化し一連の漁業活動
に支障を来していたマプト漁港の整備・拡充によ モザンビーク マプト漁港改修 2005年
り機能回復及び改善を目的として実施された。
計画(第2期)
運用指標
基本
製氷機の稼働率(氷生産量)
補助
非常用発電機の累積稼働時間
・魚市場の機能を強化することによって、生産・ セントビンセ キングスタウン 2008年
流通段階における衛生状態の改善を図り、これを ント
魚市場改修計画
基盤にして衛生的で安全な付加価値の高い水産物
をキングスタウン及び周辺地域の消費者に供給す
ることを目的としている。
1-4-1
漁獲物処理・鮮度
保持技術の向上
コナクリ市ケニ 2007年
アン魚市場建設
計画
・漁業活動の効率化により漁業生産量の増加を図
ビューフォート
り、併せて水揚げされる漁獲物の鮮度保持及び一 セントルシア 水産複合施設建 2005年
般消費市場への安定供給を促す。また、盛漁期と
設計画
閑漁期の供給量及び価格の差を解消するため、現
行の調整保管を改善することにより漁業者の利益
を図る。
効果指標
製氷・貯氷施設
基本
鮮魚取扱量の増加
冷凍魚の内陸部への流通量
生鮮魚の輸出量
補助
氷の価格の低下(漁獲物の鮮度を間接的に把握する指
標)
漁港での氷販売量(鮮度保持効果の指標)
27
・プライア漁港の岸壁上で行われている水揚げ作 カーボヴェル プライア漁港拡
業と魚取引との輻輳、非効率的で非衛生的な水揚 デ
張計画(第2期) 2007年
げ作業や魚取引、漁獲物の鮮度低下や魚価の低下
等が問題となっていたことから、本件支援を通じ
て、漁労効率の向上と漁獲の拡大、漁船の航路・
停泊地における安全性の確保、漁獲物の鮮度保
持、漁獲物処理による漁港の水質汚濁防止、適切
な管理運営体制の確立を目指す。
・SJDS港の漁業施設及び機材を整備することによ
り、漁獲後損失を軽減し、同港における漁獲物取 ニカラグア
扱量の増加を図る。
サン・ファン・
デル・スル漁業
施設整備計画
2010年
開発戦略目標(*1)
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
1-4-2
水産加工技術の向 水産加工場
上
指標作成方針・方法
・アンティグア・バーブーダ国ポイントワーフ地
区において、岸壁・護岸、斜路の修復工事および
水産加工場・衛生検査ラボの建設を行うことによ
り、同地区の漁業施設整備を図る。
基本
水産加工量
効果指標
基本
漁獲後の損失・投棄量の低減
水産加工品の流通量(販売)の増加
補助
水産加工品の品目・種別の増加
水産加工品の品質の向上
運用指標
基本
港内水域の静穏度(港内波高0.3m以下の延べ日数)
効果指標
基本
荒天による漁船被害の減少
港内における作業可能日の増加(波浪による作業影
響の緩和)
防波堤
1.水産資源の有 1-4水産加工・
効利用(安定した 流通の改善と漁業
食糧供給)
基盤整備
運用指標(基本):桟橋利用漁船の隻数
運用指標(基本):桟橋充足率(利用漁船実数/計画
隻数)
1-4-3
水揚桟橋
漁港・魚市場等流
通施設の整備
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
案件名
評価
年度
アンティグア・ 水産センター建 2009年
バーブーダ
設計画
・本案件は、魚市場内の施設を整備することによ タンザニア
り、流通活動の効率化と活性化を図るとともに、
流通過程で発生する漁獲後の損失の低減を図るこ
とを目的としている。
ムワンザ市キル 2003年
ンバ魚市場建設
計画
・主要水揚地であるスフレー及びシェゼールにお セントルシア 沿岸漁業振興計 2006年
いて、防波堤、桟橋、製氷・貯氷施設等の水産施
画
設を建設し、漁業活動の安全性及び操業効率の向
上並びに漁獲物の鮮度向上を図ることを目的とし
ている。
・主要水揚地であるスフレー及びシェゼールにお セントルシア 沿岸漁業振興計 2006年
いて、防波堤、桟橋、製氷・貯氷施設等の水産施
画
設を建設し、漁業活動の安全性及び操業効率の向
上並びに漁獲物の鮮度向上を図ることを目的とし
ている。
効果指標(基本):既存桟橋における混雑率の緩和
効果指標(基本):水揚げ所要時間の減少
効果指標(補助):零細漁船の水揚げ労働者数の減
少(水揚げ効率の改善を間接的に把握する指標)
運用指標
浚渫の実施、航 効果指標
路標識の設置等
・ペリリュー州北港において、漁船水揚げ場の改 パラオ
修、浚渫の実施、航路標識の設置等によって北港
を改修・整備することにより、北港での水揚げ作
業の効率化と定期船の稼働率の向上を図る。
基本
浚渫量
浚渫回数
寄港する船舶数の増加
大型定期船の稼働率の向上
基本
水揚げ作業量の増加
漁船沖合待ち時間の解消
大型定期船満載時の航路運行可能日数
大型定期船の航路の所要通過時間の短縮
28
ペリリュー州北 2010年
港整備計画
開発戦略目標(*1)
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
1.水産資源の有 1-4水産加工・
効利用(安定した 流通の改善と漁業
食糧供給)
基盤整備
2.水産資源の保 2-1水産資源評
全管理
価
水産複合施設
(貯蔵施設、管
理室、加工・荷 効果指標
1-4-3
捌場、小売市
漁港・魚市場等流
場、会議室等
通施設の整備
含)の整備、水
産センターの施
設の改修・整備
2-1-1
資源調査体制の確 調査船の供与
立
指標作成方針・方法
基本
漁獲取扱量の増加
漁業生産額
運営収入(施設使用料収入、氷販売額)
荷捌き作業時間の短縮
降雨による魚市場の中断及び閉鎖日数の減少
補助
水産物輸入量の減少
FRP(繊維強化プラスチック)漁船の増加(船型
別の操業漁船数(単位:隻/年))
基本
調査船の年平均航海数
音響調査機器の活用度合
効果指標
基本
漁業統計の整備
国名
案件名
評価
年度
・プライア漁港の岸壁上で行われている水揚げ作 カーボヴェル プライア漁港拡 2007年
業と魚取引との輻輳、非効率的で非衛生的な水揚 デ
張計画(第2期)
げ作業や魚取引、漁獲物の鮮度低下や魚価の低下
等が問題となっていたことから、本件支援を通じ
て、漁労効率の向上と漁獲の拡大、漁船の航路・
停泊地における安全性の確保、漁獲物の鮮度保
持、漁獲物処理による漁港の水質汚濁防止、適切
な管理運営体制の確立を目指す。
基本
施設利用者数
登録漁民数
漁船登録数
漁業者数
補助
漁民ロッカーの使用率
企業漁船数の増加
運用指標
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
・コトヌ漁港において、陸揚岸壁、荷捌場、製氷
機等の漁港関連施設の建設と機材の調達を実施す ベナン
ることにより、漁船の操業効率の改善及び水産物
の流通体制の改善を図る。
コトヌ零細漁港
開発計画
2009年
・サモア国の基幹産業の拠点であるアピア港にお
いて、漁港や魚市場、水産センターの施設を改
サモア
修・整備することで漁港の水揚げ効率、魚市場で
の販売等の漁業、水産関連の業務の効率化を図
る。
アピア漁港改善
計画
2010年
・本案件は、調査船を供与することで「沿岸底魚 セネガル
資源の減少対策」及び「沿岸浮魚の資源量の把
握」といった喫緊の課題を解決するのに寄与する
だけでなく、漁業活動や海洋環境の変動等の水産
資源変動に影響を及ぼす要因を解明することと、
さらにイワシに代表される沿岸浮魚資源などは北
西アフリカ全体に分布していることから、セネガ
ル排他的経済水域内のみならず、近隣諸国との共
同調査に対応できる体制作りをハード面から整備
することを目的として実施された。
漁業調査船建造 2006年
計画
・本案件は、調査船を供与することでイワシを始
めとした浮魚資源の本格的な調査を可能にし、資 モロッコ
源管理型漁業への基盤を確立することを目的とし
て実施された。
29
漁業調査船建造 2005年
計画
開発戦略目標(*1)
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
2-1水産資源評
価
漁業管理訓練施
設の建設(漁業
2-1-3
管理所、情報資
行政及び漁民の資 料室を含む)、 効果指標
源管理に対する意 訓練用機材及び
識の向上
ワークョップ用
機材などの関連
機材の整備
2.水産資源の保
全管理
運用指標
2-4種苗生産・
放流
養殖の研究・技
2-4-1
術開発を行うた 効果指標
栽培漁業技術の確
めの施設・機材
立
の整備
運用指標
3-1-1
漁獲量の増大
零細漁業施設の
建設(魚市場・
製氷施設・漁具 効果指標
倉庫・保安照明
設備の建設、製
氷機・貯氷庫・
発電機等の機材
供与)
指標作成方針・方法
基本
漁業管理政府職員に対して行った訓練者数
基本
ラグーン内漁業を行っている漁民がラグーン外漁業
に転換した人数
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
基本
飼育親魚数
飼育稚魚数
孵化率の向上
生存率の向上
評価
年度
・以下の目的のため、漁業管理訓練施設の建設
モーリシャス 零細漁業管理訓 2008年
(漁業管理所、情報資料室を含む)、訓練用機材
練施設改善計画
及びワークショップ用機材などの関連機材の整備
を行う。
①ラグーン内で操業を行ってきた零細漁民に対
し、漁業技術訓練を行いラグーン外漁業に移行さ
せる。②ラグーン内外の操業域の漁業管理を徹底
し海洋環境保全、資源保護を行う。③漁民、一般
国民に対する海洋環境保全、資源保護の啓蒙教育
を行う。
・本件プロジェクトは、従来不足していた海水魚 ベトナム
養殖の研究・技術開発を行うための施設・機材を
整備することにより、稚魚の大量生産技術を始め
とした研究・技術開発の促進を図るものである。
本件実施による養殖業の振興を通じ、中長期的に
は零細漁民への就業機会の多角化と貧困緩和や海
洋資源の保護、国民への海産物の安定供給に貢献
することが期待される。
基本
研究機材の稼働率
案件名
ニャチャン海洋 2007年
養殖開発研究セ
ンター建設計画
・プライア漁港の岸壁上で行われている水揚げ作 カーボヴェル プライア漁港拡 2007年
業と魚取引との輻輳、非効率的で非衛生的な水揚 デ
張計画(第2期)
げ作業や魚取引、漁獲物の鮮度低下や魚価の低下
等が問題となっていたことから、本件支援を通じ
て、漁労効率の向上と漁獲の拡大、漁船の航路・
停泊地における安全性の確保、漁獲物の鮮度保
持、漁獲物処理による漁港の水質汚濁防止、適切
な管理運営体制の確立を目指す。
基本
魚市場の利用率
製氷施設の利用率
発電機の稼働率
基本
漁獲取扱量の増加
漁民の収入増
・カメルーン共和国南部州オセアン県クリビ市ム
ボア・マンガ水揚場において、零細漁業施設
カメルーン
(CECOPAK)の建設、荷捌用機材および修理用工具
の調達を実施することにより、漁獲物の鮮度の改
善、氷の生産・供給体制の整備、ピログ船の稼働
率の向上を図る。
零細漁業セン
ター整備計画
2004年
3.漁民・漁村の
3-1漁業収入の
貧困削減(活力あ
増大
る漁村の振興)
効果指標
基本
効率的で衛生的かつ公正な魚の取引(セリ)が可能
となることによる魚価の向上
漁民の収入増
水揚げ・流通施
3-1-2
設及び漁業者活
漁獲物価格の適正 動支援施設の整
化・価値の向上 備、調整保管の
改善
30
・漁業活動の効率化により漁業生産量の増加を図 セントルシア ビューフォート 1997年
り、併せて水揚げされる漁獲物の鮮度保持及び一
水産複合施設建
般消費市場への安定供給を促す。また、盛漁期と
設計画
閑漁期の供給量及び価格の差を解消するため、現
行の調整保管を改善することにより漁業者の利益
を図る。
モロッコ
・本計画は、地中海に面したシディハンセン漁村
シディハセイン 2002年
に、水揚げ・流通施設及び漁業者活動支援施設を
零細漁村開発計
整備することによって、①漁業活動の安全性及び
画(第1期、第2
効率の向上、②漁獲物流通体制の改善、③漁業活
期)
動の労力とコストの軽減を目的とする。
開発戦略目標(*1)
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
3-1漁業収入の
増大
3-1-3
漁業経費の削減
防波堤、沿岸漁
船用岸壁の建設
及び、海水ポン 効果指標
プ、保安及びタ
ワー照明機材の
供与
3.漁民・漁村の
貧困削減(活力あ
る漁村の振興)
3-2収入源の多
角化
4.キャパシ
ティ・デベロップ 4-1水産行政
メント
指標作成方針・方法
基本
零細漁船による漁港の利用率
国名
案件名
評価
年度
・国民の食糧としての漁獲が拡大し、水産業を通 ガーナ
じた雇用機会が増大する。
セコンディ漁港 2006年
建設計画
ニャチャン海洋 2002年
養殖開発研究セ
ンター建設計画
基本
船体修繕費の減少
船体修繕費の減少による漁業収入の増大
漁民の収入増
効果指標
基本
漁民の収入増
・本件プロジェクトは、従来不足していた海水魚 ベトナム
養殖の研究・技術開発を行うための施設・機材を
整備することにより、稚魚の大量生産技術を始め
とした研究・技術開発の促進を図るものである。
本件実施による養殖業の振興を通じ、中長期的に
は零細漁民への就業機会の多角化と貧困緩和や海
洋資源の保護、国民への海産物の安定供給に貢献
することが期待される。
運用指標
基本
漁業管理政府職員に対して行った訓練者数
・以下の目的のため、漁業管理訓練施設の建設
モーリシャス 零細漁業管理訓 2007年
(漁業管理所、情報資料室を含む)、訓練用機材
練施設改善計画
及びワークショップ用機材などの関連機材の整備
を行う。
①ラグーン内で操業を行ってきた零細漁民に対
し、漁業技術訓練を行いラグーン外漁業に移行さ
せる。②ラグーン内外の操業域の漁業管理を徹底
し海洋環境保全、資源保護を行う。③漁民、一般
国民に対する海洋環境保全、資源保護の啓蒙教育
を行う。
養殖の研究・技
3-2-1
術開発を行うた
水産養殖による収
めの施設・機材
入の増大
の整備
漁業管理訓練施
設の建設(漁業
管理所、情報資
4-1-1
料室を含む)、
水産行政官の能力
訓練用機材及び
向上
ワークョップ用
機材などの関連
機材の整備
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
(*)該当しない中間目標、サブ目標は除外している。
31