災害対策(防災)(PDF/337KB)

無償資金協力事業/開発課題別の標準的指標例(災害対策(防災)) 開発戦略目標別指標設定例
災害サイクル(*1)
開発戦略目標(*2)
中間目標
中間目標の
サブ目標
【地震対策】
【火山対策】
地震観測点の
観測・データ
伝送機材、火
山集中観測点
及び集中観測
データ伝送中
継点の観測・
データ伝送機
材等
【地震対策】
学校の耐震性
向上
1
予防
災害に強いコミュニ
(被害抑止/被害軽減)
ティ・社会づくり
標準的な指標例
インフラ種別
1-2
コミュニ
ティ・社会の 1-2-3
災害対応向上 ハード対策によ
る抑止力の向上
【洪水対策】
可搬式排水ポ
ンプ車、定置
式排水ポンプ
車の供与
運用指標
基本
観測地点(火山)の増加
データ伝送拠点数の増加
効果指標
基本
地震検知能力・精度の向上(M4.0程度の地震全てを検知
することが可能となる)
火山監視能力・精度の向上(精緻な警戒レベル情報が発
令される)
地震災害情報伝達時間の短縮
運用指標
基本
事業が対象とする学校の生徒数(人)
災害時の避難施設として利用可能な人数(人)
効果指標
基本
地域住民による避難施設として利用
運用指標
効果指標
指標作成方針・方法
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
案件名
評価
年度
・本案件は、国土全域で発生するM4.0 フィリ 第二次地
2007年
程度の地震を全て感知する、地震発生 ピン
震・火山観
から災害情報発出までの時間を10~15
測網整備計
分程度に短縮する、主要6火山におけ
画(第2期)
る活動監視能力を向上させること等を
目的として実施された。
完工後も適切に維持管理されて
いること,当該施設が避難施設
であることを住民に周知されて
いること,避難の訓練が実施さ
れちることを確認することが、
効果の継続発現状況の把握の観
点から望ましい。
本事業は、西スマトラ州パダン沖地震 インド 西スマトラ
において被災した学校を再建して耐震 ネシア 州パダン沖
性を向上させることにより、学童が安
地震被災地
心して学べる学校の整備および周辺住
域における
民用の避難施設の提供を図り、もって
安全な学校
災害リスクの軽減を図るもの。(注:
再建計画
アチェの津波避難ビルでは,施設の維
持管理,避難施設であることの周知が
不十分であるとの批判をインドネシア
で聞きました。)
2010年
基本
洪水時における稼働率・時間
ポンプを設置もしくは配置する
もっとも効果的な場所を協力準
備調査で検討する。特に可搬式
ポンプを効果的に運用するため
の計画が必要である。
2002年にジャカルタ市とその周辺で発 インド ジャカルタ
生した大規模な浸水被害に対応するた ネシア 市内貧困地
め、ジャカルタ市内の78地区の常襲浸
区排水改善
水地区のうち、9地区の常襲浸水地区
計画
の浸水被害を軽減する。
2008年
基本
排水による家屋の浸水時間の短縮
補助
家屋などが水に浸かることを
「浸水」、田畑や道路などが水
に浸ることを「冠水」、集中豪
雨などの大雨時に、排水不良と
なり水が貯まる状況を「湛水」
と言う。
32
災害サイクル(*1)
開発戦略目標(*2)
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
【洪水対策】
外部輪中堤防
の補強(堤防
天端道路アス
ファルト舗
装)、排水路
整備、排水機
場整備
1
予防
災害に強いコミュニ
(被害抑止/被害軽減)
ティ・社会づくり
1
予防
災害に強いコミュニ
(被害抑止/被害軽減)
ティ・社会づくり
1-2
1-2-3
コミュニ
ハード対策によ
ティ・社会の
る抑止力の向上
災害対応向上
【洪水対策】
堤防強化のた
めの鋼矢板の
設置
基本
排水路疎通能力(m3/秒)
排水機場容量(m3/秒)
効果指標
基本
対象地域における湛水回数の減少、湛水面積の減少
補助
運用指標
基本
止水効果(漏水、洗掘箇所の減)
効果指標
基本
基準水準の降雨量に対する洪水被害の減少(洪水被害の
回数、洪水による人的被害、経済的被害の減少)。
補助
1-2
1-2-3
コミュニ ハード対策によ
ティ・社会の る抑止力の向上
災害対応向上
33
指標作成方針・方法
完工後も実質値が設計値以上を
満たしているか確認すること
が、運用状況の継続的把握の観
点から望ましい。
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
案件名
評価
年度
・メコン川およびサップ川の既往最大 カンボ プノンペン
洪水(約30 年確率)に対する高い安 ジア
市洪水防
全性をもたらし洪水被害を最小限に抑
御・排水改
え、さらにプノンペン市内の湛水が最
善計画
小限になる。
2008年
長江は中国最大の河川であり、長江中 中華人 長江堤防補
下流は重要な工業、農業地域である。 民共和 強計画
しかしながら、上流域の森林伐採によ 国
り土壌の保水能力が減少し、大量の雨
水と土砂が中下流に流入・堆積してい
るため、中下流において洪水が発生し
やすい状況になっている。そのため、
上流域には植林を進めつつ、中下流に
おいては堤防工事を実施してきたもの
の、堤防の安定性不足や漏水など不十
洪水は一定降雨がなければ発生 分な面があるため、本件プロジェクト
しないので、その基準が必要。 により、長江中下流の重点区間におい
て、鋼矢板の設置により堤防を強化
し、洪水などの水害による社会的な損
失を軽減するもの。
2006年
排水路の通水能力は、排水路の
断面積と勾配によるので、排水
路がゴミ等でつまらないように
することが重要。
協力準備調査で、何年確率の雨
量でどれくらいの面積が浸水す
るかを把握して、プロジェクト
によって、どれくらい浸水面積
が減るかなど、定量的に示せる
ようにする。なお、特に上流側
の開発により、ピーク流量が大
きくなる可能性があるので、計
画の前提条件も明確にしておく
ことが必要。
ただし、補強工事がなされな
かった部位が決壊したら意味は
ないので、連続堤防の場合に
は、堤防の補修計画や堤防が決
壊した場合に備えた土地利用計
画(遊水池や農地への氾濫を許
す)や避難計画なども提言した
方がよい。
災害サイクル(*1)
開発戦略目標(*2)
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
1
予防
災害に強いコミュニ
(被害抑止/被害軽減)
ティ・社会づくり
【土砂災害対
策】
砂防ダム及び
その維持管理
1-2
1-2-3
コミュニ ハード対策によ 用道路の建設
ティ・社会の る抑止力の向上
災害対応向上
【津波・高潮
対策】
護岸堤の整
備、護岸前面
水域の浚渫
【地滑り対
策】
地滑り防止施
設(集水井
工、集・排
水・横ボーリ
ング工、水路
工、排土工、
盛土工)
1
予防
災害に強いコミュニ
(被害抑止/被害軽減)
ティ・社会づくり
効果指標
基本
貯砂容量
流出土砂量の減
指標作成方針・方法
本指標では、「土石流災害」を
人命、インフラ、家屋、農業施
設等への被害を伴うものとして
定義する。
基本
基準水準の降雨量に対する土石流災害の回数
補助
被害世帯数の減少
被害額の減少
運用指標
基本
効果指標
基本
津波災害時における減災効果(死者・行方不明者、被災
漁船の減少、経済的効果)
安全な小型船舶の係留区域の確保
堅固な護岸が整備されたことによる護岸維持管理費の減
少
補助
護岸の防災効果に関する島民・住民の意識状況(安心・
安全な生活環境の提供)*1
2004年のインド洋津波では、マ
レ島の死者は0であった。一方
で、マレ島の各種インフラの資
産価値が不明なため、マレ島が
守られたことの経済的価値が明
確でない。協力準備調査などで
は、人的被害および経済的被害
について検討し、防災効果が定
量的に示されるようにすること
が重要である。
案件名
・カミギン島において、砂防ダムの建 フィリ カミギン島
設と橋梁の修復を行うことにより、河 ピン
防災復旧計
川流域における土石流災害の防止と渡
画
河交通アクセスの改善を図る。
評価
年度
2009年
2005年
・(イ)マレ島南岸に強固な護岸を建 モル
第三次マレ
設することにより、他の無償資金協力 ディブ 島護岸建設
(西護岸堤、東護岸堤、北部離岸堤及
計画
び南部離岸堤)と併せて同島の防災機
能の強化を図る。
(ロ)長期間の使用に耐え得る護岸構
造とすることにより、マレ島の護岸の
維持管理費の低減を図る。
2006年
・テグシガルパ市エル・ベリンチェ地 ホン
首都圏地滑
区及びエル・レパルト地区において、 ジュラ り防止計画
地滑り防止施設の建設を行うととも
ス
に、地滑りモニタリング活動及び警戒
避難体制整備を行うことにより、地滑
り災害リスクの軽減を図る。
2011年
*1 ヒアリングなどを通じて把
握する。
基本
滑動の緩和
*2 地滑りのモニタリングを
通じて避難勧告を出して、死者
を減らす。家屋などの資産は地
滑りの規模次第であるが、守る
ことは一般的に難しい。
効果指標
基本
地滑りによる死者の減*2
安全率*3
補助
*3「安全率」とは、滑動力と
抵抗力の比を表す。一般的な地
滑り防止工事としては、現在の
滑動状況に応じて現況安全率を
0.95~1.00に仮定し、地滑り発
生・運動機構や保全対象の重要
度、想定される被害の程度等を
総合的に考慮して計画安全率を
1.10~1.20 に設定する。
34
国名
協力準備調査において、過去の
チョロマ川
災害履歴を調べて、被害想定を ・本件プロジェクトは、1992年の開発 ホン
行い、プロジェクトによる効果 調査「チャメレコン川支流地域治水・ ジュラ 洪水対策・
砂防計画」の結果を受け、最も経済効 ス
砂防計画
を算出する。
果が高く、かつ、優先地域として位置
付けられているチャメレコン川支流の
砂防ダムの効果があったかな
かったかの比較は、一定雨量で チョロマ川の治水・砂防対策を実施す
ることにより、当該地域の自然災害に
の被害の多い少ないで比較す
対する安全度の向上を図ることを目的
る。
としている。
運用指標
1-2
コミュニ
ティ・社会の
災害対応向上
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
災害サイクル(*1)
開発戦略目標(*2)
1
予防
災害に強いコミュニ
(被害抑止/被害軽減)
ティ・社会づくり
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
航空気象観測
システム、航
空気象観測
データ表示シ
ステム、自動
気象観測シ
ステム、気象
観測データ通
信システム、
自動気象観測
装置用中央管
1-2
1-2-4
理システム、
コミュニ 予警報・避難体 GTSメッ
ティ・社会の 制の整備
セージスイッ
災害対応向上
チシステム等
運用指標
基本
豪雨やハリケーンなどの警報の発出による人的被害の軽
減
・高層気象観測能力(降水のない時:<風向・風速>上
空約○km
~○km、降水時:<風向・風速>上空約○~○km
<気温>上空約○km まで
・飛行場予報(TAF)回数
・気象予報回数
効果指標
基本
防災計画上のシナリオ災害内の災害規模の被災者の減
運用指標
基本
・レーダーの年間稼働時間(時間/年)
・最大75m/秒までの風速観測(半径○km内)
・雨量強度1㎜/h以上の降雨探知範囲(半径○km)
・気象レーダー探知範囲内における降水データの空間分
解能及び観測間隔(半径○キロ、○分間隔の観測)
・自動気象観測装置の空間分解能及び観測間隔(○○分
間隔、年間○の観測データ、○分間での全観測データ収
集)
・サイクロンがレーダー観測範囲内に入った場合、風
速・雨量強度・位置・経路の観測間隔(○分間隔(PPI
モード))、○分間隔(CAPPIモード:○仰角)
・擾乱及びウィンドシアの気象レーダーシステムによる
客観的観測(半径○キロ内)
・気象レーダー観測データ(画像)利用による、雨雲の
動向に関する短時間予測(○時間以内)の実施
ドップラー
レーダーシス
テム、気象
レーダーシス
テム、気象
レーダーデー
タ表示システ
ム、気象デー
タ通信システ
ム、気象デー
タ衛星通信シ
ステム等
効果指標
基本
防災計画上のシナリオ災害内の災害規模の被災者の減
35
指標作成方針・方法
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
案件名
評価
年度
・当該国全土の気象観測及び災害警報 サモア 気象観測能 2009年
体制を整備することにより、当該国の 独立国 力/災害対策
気象観測能
向上計画
力の向上、災害への脆弱性の改善を図
り、もって大洋州地域全体の気候変動
データの蓄積に貢献する。
・ミャンマー国を含むベンガル湾周辺 ミャン 気象観測装
域での気象災害の被害を低減するた
マー
置整備計画
め、同国にドップラーレーダーシステ
ム、気象データ表示システム及び気象
データ通信システムを投入するととも
に、人材を育成し、サイクロンや大雨
などの災害を引き起こす気象現象の監
視能力を強化させることにより、同国
のサイクロン情報や気象予警報が向上
され、自然災害による被害の軽減に寄
与する。
気象サービ
・本プロジェクトは、気象ドップラー モーリ ス計画
レーダーシステム、気象データ表示シ シャス
ステム及び気象データ通信システムを
設置・更新することにより、サイクロ
ンや大雨などの局地的・短期的な気象
災害の監視能力の強化及び同国及び南
西インド洋地域のサイクロン情報や気
象予警報の精度・能力の向上を図り、
もって自然災害による被害の軽減に寄
与する。
2012
2012
災害サイクル(*1)
開発戦略目標(*2)
中間目標
中間目標の
サブ目標
標準的な指標例
インフラ種別
運用指標
自動地上気象
観測システ
ム、高層気象
観測システ
ム、衛星通信
システム
(VSAT)、GTS
メッセージ交
換システム、
データ分析・
処理システム
等の気象情報
ネットワーク
機材等
1
予防
災害に強いコミュニ
(被害抑止/被害軽減)
ティ・社会づくり
水文観測・
データ収集サ
ブシステム、
データ分析・
洪水情報伝達
サブシステ
ム、警報発
1-2
令・伝達シス
1-2-4
コミュニ
予警報・避難体 テム等
ティ・社会の
制の整備
災害対応向上
基本
気象台での観測時間
気象台から本庁への通報時間
補助
効果指標
基本
発表可能な注意報や警報の種類
補助
(気象観測精度の向上に伴い気象予報の精度も高まるこ
とによる)気象災害による人的被害の軽減
運用指標
基本
水文観測データの欠落の減少
効果指標
基本
基準値以上の降雨時の警報発令確率(%)
運用指標
基本
災害発生時における利用回数(回/年)
避難所の、地元住民人口に対する収容可能人数比率
(%)
補助
学校兼避難施
設(サイクロ
ンシェルター
等)の建設及
び必要設備
(給水、トイ
レ、学校設
備)の調達・
整備
効果指標
基本
サイクロン強襲時における避難者数=助かった人数
指標作成方針・方法
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)
国名
案件名
・気象情報の迅速性・的確性を向上さ モンゴ 気象情報
せるため、気象観測、情報伝達及びそ ル
ネットワー
の分析・処理システムを改善すること
ク改善計画
により、国内外の気象機関からの要望
に応え、気象災害を軽減し安定的な国
家開発を支援することを目標とした。
・長江の支流である漢江流域内の雨量 中華人 漢江洪水予
観測点及び水位観測点の自動テレメー 民共和 警報機材整
ターシステムを整備し、同時に、長江 国
備計画
水利委員会システム中央局及び関連施
設の情報収集及び処理機材を整備し、
情報収集・処理・伝達に必要な時間を
5時間以上短縮することにより、洪水
被害を軽減することを目的とする。
評価
年度
2008年
2006年
・高アトラス地域において洪水予警報 モロッ 高アトラス
システムを構築することにより、洪水 コ
地域におけ
リスク軽減を図る。
る洪水予警
報システム
構築計画
2010年
・アルバイ州において、避難所と位置 フィリ マヨン火山
付けられている既存の学校において校 ピン
周辺地域避
舎兼避難所施設を整備することによ
難所整備計
り、マヨン火山噴火に加え、台風・豪
画
雨等による泥流・土石流や洪水時に住
民が安全に避難できる施設を確保する
とともに、平常時においては、学習環
境の確保を図り、もって当該地域の災
害リスク軽減に寄与する。
2011年
・サイクロン被災地であるエーヤワ
ミャン サイクロン
ディ管区ラブダ及びボガレ・タウン
マー
「ナルギ
シップにおいて、サイクロン襲来時避
ス」被災地
難機能を持つ小学校20 棟を建設する
小学校兼サ
ことにより、対象校の教育環境の改善
イクロン
と共に、周辺住民のサイクロン被災の
シェルター
リスクの軽減を図る。
建設計画
2009年
第5次多目的
サイクロン
・サイクロンによる危険性が高い地域 バング シェルター 2009年
であるチッタゴン、コックスバザー
ラデ
建設計画
ル、ノアカリ県において、20棟のサイ シュ
クロンシェルター兼小学校を建設する
ことにより、避難可能人口の増加およ
び対象地域における初等教育の学習環
境の改善を図る。
36
災害サイクル(*1)
開発戦略目標(*2)
中間目標
中間目標の
サブ目標
大洪水により
被害を受けた
道路、橋梁等
の公共施設の
補修・復旧に
必要なブル
ドーザー、ダ
ンプトラック
等の建設機
械、作業用車
両等の整備
復旧・復興
標準的な指標例
インフラ種別
3-2
3-2-1
3 的確な復旧・復興へ 被災者の自
生活インフラの
の移行と実施
立・再建への
復旧・復興
支援
被災した橋梁
施設の復旧
運用指標
基本
建設機械の稼働率(%)
洪水により被害を受けた道路の復旧距離
洪水により被害を受けた橋梁の復旧箇所数
年平均日交通量(台/日、台/24H)
補助
舗装耐荷重(軸重)の増加(t)
効果指標
基本
目的地までの所要時間の短縮(時間)
補助
乗客・貨物輸送量(人・キロあるいはトン・年)
走行費の節減
(円(及び現地通貨)/年)
平均走行速度の向上(Km/H)
自然災害による年間通行不能日数の低減(日/年)
社会インフラ(学校、保健センター等)へのアクセス改
善(人/日)
運用指標
基本
年平均日交通量 (台/日、台/12H)
補助
舗装耐荷重(軸重)の増加(t)
効果指標
基本
目的地までの所要時間の短縮(時間)
補助
乗客・貨物輸送量(人・キロあるいはトン・年)
走行費の節減(円(及び現地通貨)/年)
平均走行速度の向上(Km/H)
自然災害による年間通行不能日数の低減(日/年)
社会インフラ(学校、保健センター等)へのアクセス改
善(人/日)
指標作成方針・方法
37
国名
案件名
評価
年度
被害前と同等になればよい。
・バングラデシュ政府は、1998年7月 バング 洪水災害復
~9月の洪水により被害を受けた、道 ラデ
旧用機材・
なお、被害前の交通量などが把 路、堤防、橋梁等の公共施設の復旧・ シュ
資材整備計
握されていることが前提となる 補修を行うことを目的に本計画を策定
画
場合があるため、この種のプロ した。
ジェクトの協力準備調査で把握
することが難しい場合はある。
2006年
被害前と同等になればよい。
2009年
・カミギン島において、砂防ダムの建 フィリ カミギン島
設と橋梁の修復を行うことにより、河 ピン
防災復旧計
なお、被害前の交通量などが把 川流域にお
画
握されていることが前提となる ける土石流災害の防止と渡河交通アク
場合があるため、この種のプロ セスの改善を図る。
ジェクトの協力準備調査で把握
することが難しい場合はある。
(*1)災害サイクルは、「予防(被害抑止/被害軽減)」「応急対応」「復旧・復興」があるが、本指標例では無償資金協力で該当案件がない「応急対応」は除いている。
(*2)開発戦略目標で、無償資金協力で該当案件がないものは除外。その他該当しない中間目標、サブ目標も除外している。
事業目標例 (プロジェクトのイメージ)