平成27年1月分 H27.1

第112号
丸森町生涯学習情報紙
発行:平成27年 1月 1日
明けました、2015年!
2015年も、みなさまの学習に役立つ情報をたくさん発信していきますので、
ところで、生涯学習ってな~に?
本紙では、「生涯学習」という言葉がたびたび登場しますが、そもそも生涯学習とは何なのでしょう
か。丸森町生涯学習基本計画では、生涯学習を「一人ひとりが生きがいのある充実した人生を送るため、
自分の意思に基づいて、自分に適した方法を選び、生涯を通じて行なう学習」と位置づけています。そ
してその過程を通じて人と人がつながり(つながる)、学習とまちづくりの担い手が育まれ(そだてる)、
その成果を生かすことができる生涯学習のまち(すすめる)を目指しています。
丸森町生涯学習基本計画の基本理念
丸森町生涯学習基本計画では「未来を拓く人と心を育む生涯学習」を基本理念に定め、これを実現する
ために前記の「つながる」、「そだてる」、「すすめる」の3つの柱の概念を基本として推進していきます。
協働による計画の推進
丸森町生涯学習基本計画は、協働により進めます。その実現に向けて町民一人ひとり、家庭、学校、
住民自治組織、町、関係団体等それぞれが役割を担い、個々の現状や課題に対する基本指針を定めて、
具体的な事業計画を定め、一体となって事業を展開していくものです。
丸森町生涯学習推進町民のつどい
やさしく学ぼう
開催のお知らせ
生涯学習に対する理解と関心を高めるとともに、
生涯学習による地域づくり人づくりを推進するため、
今年もこのイベントを開催します。
期日は1月18日(日)12時30分から、会場は
丸森中学校体育館です。
内容は、生涯学習活動、
学校学習活動、地域づくり
活動などの発表や展示が盛
りだくさん。
当日は、テレビでお馴染
みの教育評論課・尾木ママ
こと尾木直樹氏による
文化講演会も行われます。
ぜひ、ご来場ください。
お金のおはなし
さて、生涯学習のまちを目指すためには、
社会・経済の変化に対応しなくてはなりま
せん。私たちの生活に、深い関わりを持ち
ながら、系統立てた学習機会の少なかった
「経済」や「金融」に関する知識を学び、身近
な「お金」とそれを取り巻く社会の仕組み
について理解を深めてみませんか。
そんなあなたのための講座「おとなの社
会科」スタートします。知って得するお金
の知識、暮らしと経済
の関わりを、やさしく
ひもときます。
詳細は生涯学習課へ。
お問合せは生涯学習課まで
◇みなさまからの情報をお待ちしております。
丸森町生涯学習推進本部(教育委員会生涯学習課) ℡72-3036
№
10
Tae-chu
大張を拠点に活動を展開している音楽デュオ「Tae-chu」のボーカリス
M
ト、年末のワンマン LIVE を控え大忙しのTaeさんにお話をお聞きしました。
a
子どもの頃のTaeさんは、アリと戯れとんぼを追い駆けるごく普通の女の子。
y
u
そんなTaeさんと音楽との出会いは、学生の頃のいくつかの忘れられない思い
M
出にあります。中学時代に、担任の音楽の先生が出演するオペラ公演を観劇し、
a
感動に震えが止まりませんでした。高校では軽音楽部に入部、自分にも楽曲が作
y
れる喜びを知りました。そしていつか「歌手になりたい」そんな夢が芽生えました。
u
その夢が現実となるのは、5年後のこと。2013年、音楽仲間のヨースケさ
T
んとの2人組ポップスユニット「Tae-chu」を結成、5月に発表したデビュ
e
ーシングル『マーブル雲』はCMソングにも起用され好評を博しました。
t
「夢は思い続ければ必ず叶う。あきらめないで。
s 人生は一度きりなのだから。」
“こんな田舎で歌手になれるわけがない”何度も言われました。しかし、インタ
u
ーネットの普及・発展が、
Taeさんの夢の実現を後
r
押ししてくれました。「心が折れそうな時、支えてく
o
「夢を見続けることが
れたのはいつも両親でした。だから、周りが可能性
u
夢を叶える近道です」
を否定しないで欲しい。」と強く語ってくれました。
Taeさんの詩には、素朴な自然と人の温かさがギュッと詰まっています。
「私の作品の中の風景はすべて丸森。ここが大好きだし、ここでないと詩は
書けない」。最新シングル『オモイデ日記』も、そんな作品のひとつです。
今月は、兵庫県での阪神淡路大震災メモリアルコンサートへの出演が決定、
2月には東京での LIVE の予定もあり、大忙しのTaeさんです。
2nd シングル新曲「オモイデ日記」
今年の活躍がますます楽しみなTaeさん、みんなで応援しましょう。
落語は心の真実を描く芸術です
--ある家に泥棒が入った。亭主に見つかり、組んずほぐれつ
の取っ組み合い。やっとの思いで亭主が組み伏せ、息を切らせな
がら、「おっ母あ、水を一杯持ってきてくれ」。そうしたら下から
泥棒が「おかみさん、わたしにも!」
落語の魅力は、「粋」「洒落っ気」です。同時に、人間の「生き方」
や「命」を考えるテーマも多くあります。落語の面白さは、正しい
日本語を理解し、様々な経験を通して初めて理解できるのです。
落語家は、その厳しい修行で、礼儀作法や所作のあり方も身に
付けなくてはなりません。「いなせ」と呼ばれる落語家の風情は厳
しい修行の賜物なのです。
笑いが体にも心にも良いことは、常
識になっています。入院中、体は治っ
たのに元気が出ず退院できなかった方
が「落語のCDを聴いて元気になり退
院できた」といった例もあります。「笑
い」は幸せの秘訣なのです。
さて、今年度最後の「町外芸術鑑賞
事業」は、2月20日(金)仙南芸術文化
センター(えづこホール)で開催される
「立川生志独演会」です。
お問い合わせは生涯学習課まで。
◇みなさまからの情報をお待ちしております。
6日
まるもりの今・昔・未来展
第2弾 「写真で見る
まるもりの今・昔」
(1/6~2/25 ふるさと館)
11日 丸森町成人式
はたちの記念パーティ
18日 丸森町生涯学習推進
町民のつどい
25日 おとなの社会科
やさしい経済&
金融のおはなし
丸森町生涯学習推進本部(教育委員会生涯学習課) ℡72-3036