平成27年7月号 PDF形式

118 号 丸森町生涯学習情報紙
発行:平成27年 7 月 1日
今、全国的に居住している地域への関心が低下している傾向にあります。
自分が住む地域の歴史、文化、自然など郷土について理解が不足し、地域に対
する郷土愛が失われつつあります。
丸森町では、町の第5次総合計画の基本理念に「郷土愛の醸成」をうたい、郷
土理解のためにふるさと学習を推進しています。
生涯学習の推進
丸森町では少子高齢化や環境、情報化などが進む中で、共同作業や伝統行事など古くから行わ
れてきた集落活動や地域の連帯感にも変化が生じてきています。
総合計画の将来像として「人と地域が輝き、豊かで元気なまち・まるもり~1人ひとりの“郷土愛”で
未来につなげるまちづくり~」を掲げ、生涯学習では自己実現・家庭づくり・学校づくり・社会参加・ボ
ランティア・郷土理解の6つを目標として町の将来像実現を目指しています。
郷土愛で支えるまちづくり
町で掲げる将来像の実現のために、基本方針の1つとし
て「郷土愛で支える元気なまちづくり」があります。ふるさと
学習を通して地域の理解を深め、郷土愛を持った、まるもり
大好き人を育てたいと考えています。
生涯学習課では、様々な事業を通して町の歴史、文化な
どを学ぶ機会を提供しています。また、出前講座では、み
なさんの希望に合った講師を派遣し、ふるさと学習のため
の講座や地域めぐりをお手伝いします。
はつらつ学園ふるさと学習(筆甫:阿弥陀堂)
出前講座を申し込むためには
◎申込み出来る人は? 町内に在住、在勤、在学する者で作る概ね10名以上の
団体又はグループ(講座のための任意のグループでも可)
◎講師料は?
無料(材料が必要な場合は、費用は自己負担)
◎開催時間は?
午前9時から午後9時の間。1回の講座は2時間以内。
◎開催場所は?
町内であれば、どこでも可。
◎申込み方法は?
開催予定日14日前まで教育委員会生涯学習課に申込み。
(講師の都合により、希望に添えない場合があります)℡72-3036
申込書は、生涯学習課及び各まちづくりセンターにあります。
◎申込みできない場合は? 政治、宗教、営利を目的とした催しへの出前は不可。
◇みなさまからの情報をお待ちしております。 丸森町生涯学習推進本部(教育委員会生涯学習課) ℡72-3036
№
太田
20
茂樹さん
NPO 法人
そのつ森
代表理事
今月は、今年3月より旧筆甫中学校を利用した福祉と交流の施設「そのつ森」を立ち上げ
た NPO 法人代表理事の太田茂樹さんにお話を伺いました。
太田さんは20年前に東京から筆甫地区に移住し、無農薬栽培で米、大豆を栽培し、みそ
に加工するみそ工房を立ち上げました。また、一方では地域づくりのために移住者のための
支援を行ってきました。
しかし、震災の影響で移住した住民の多くも地区を離れてしまいました。一方で福島から
の避難者200人のために元筆甫中学校が避難所として提供されたことが「そのつ森」を立
ち上げたひとつのきっかけになったそうです。
避難所としての利用が終わったあと、再び空いた校舎の再利用を考える検討委員会を地区
で立ち上げ、人が集い繋がる福祉・交流・宿泊の場所として活用していくことが決まり、
「そ
のつ森」の立ち上げとなりました。
現在、「そのつ森」では、介護保険事業所としての
認可を受けて、ディサービス機能を備えた交流施設
として6月16日から運営を始めています。
太田さんは移住してきた当時からお世話になって
きた人達に少しでも恩返していければともお話し下
さり、今後は、簡易宿泊施設や食事処としても利用
できるようにして地区外との繋がりも増やしていく
つもりだともお話し下さいました。
全国大会等に出場する者に対する助成金
丸森町では教育、スポーツ、文化振興におい
て、学校教育や生涯学習を通して開催されている
各種大会で予選を経て代表となった者に対して全
4日
齋理蔵の講座(第2回)
日本における市民参加の意味と課題
国大会に出場するための一部の経費を助成する
ことが出来ます。
5日
ジュニアリーダー初級研修会第Ⅰ期
対 象 者: 町内在住の小中学生・高校生・一般
7日
はつらつ学園
(監督もしくは引率者1名分も含む)
対象大会: 全国大会、東北大会
(東北大会は小中学生のみ)
申請方法: 大会終了後に申請書・事業成績書・
風呂敷と日本文化Ⅱ
21日
夏休みチャレンジスクール(第1回)
27日
夏休みチャレンジスクール(第2回)
31日~8月1日
ジュニアリーダー初級研修会第Ⅱ期
収支清算書を提出
連 絡 先: 丸森町教育委員会生涯学習課
なお、詳しく知りたい方は生涯学習課にご連絡くだ
さい。
◇みなさまからの情報をお待ちしております。 丸森町生涯学習推進本部(教育委員会生涯学習課) ℡72-3036