週刊経済指標

週刊経済指標
経済の動きをグラフで見てみましょう。
毎週火曜日夕方発行
発行日
金も原油も下落
:
2015/1/27
26日のNY金2月限は▲13.2ドル安の1279.4ドル、ギリシャ総選挙の反緊縮派勝利を受けて買いが先行したが、
1300ドルを試す勢いはなく、支援材料出尽くしで利食い売りが優勢になり、急反落に転じた。時間外取引を
1299.2~1275.6ドルのレンジで推移し、前週末比9.5ドル安の1283.1ドルとなった。2月限は、買いが先行した
が、1300ドルにとどかなかったことから戻り売りが優勢になり、逆に金曜安値(1284.3ドル)を下回った。先週
末のギリシャ議会選挙で反緊縮派の急進左派連合が勝利を収めたが、支援材料出尽くしで利食いが優勢になった。原
油安も圧迫要因。立会時間は、戻り歩調を引き継いで1287.5ドルまで持ち直したが、株価上昇が圧迫して1275.7
ドルまで値を消した。ただ、時間外取引の安値を維持したあとは、対ユーロのドル反落や原油反発で戻り歩調となっ
た。SNB(スイス国立銀行)ショック、欧州中央銀行(ECB)量的緩和、ギリシャ総選挙の反緊縮派勝利と、一連
の支援材料が出尽くしたが、結局1300ドル台を維持することはできなかった。SNBのフラン上限撤廃は市場の意表
を付いた発表だったため、「一連」という表現に違和感が感じられるかもしれないが、発表の順序は偶然ではない。
当面の支援材料出尽くしではあるが、ギリシャの反緊縮派勝利は問題の解決ではなく、むしろギリシャ問題第二章の
幕開けの可能性がはるかに高い。ギリシャ政府が民意を口実に態度を硬化させれば、ユーロ支援が滞る可能性が高ま
り、金融市場からギリシャのユーロ退場圧力が高まる可能性もある。景気減速に加え、ウクライナ問題による対ロシ
ア経済制裁、イスラム過激派によるテロ懸念と、欧州は問題山積である。米国が安全保障に関して内向きになってし
まったため、景気対策だけに傾注できないところが対応を複雑にしている。
26日のNY原油3月限は0.44ドル安の45.15ドル。売られ過ぎ感や、OPEC(石油輸出国機構)のバドリ事務局長
の投資不足による価格上昇見通しなどを背景にした安値修正の動きも、期近の戻りは前週末の高値にはほど遠く、終
盤は再び下げに転じた。夜間取引序盤早くに44.35ドルへ下落も、期近ベースで13日の安値(44.20ドル)を割り
込むまでには至らず、その後は安値修正へと転じた。売られすぎ感が広がるなか、バドリOPEC事務局長が投資が不
足すれば200ドルに達する可能性があるとの見方などを示したことに反応。ニューヨークからボストンに至る北東部
地域ではあす27日にかけて最大60センチメートルの降雪が見込まれるなど暴風雪警報が出るなか、需要の高まりか
らヒーティングオイル相場が上昇したことも一因となり、中盤には46.41ドルまで大幅に回復した。ただし、前週末
の高値(47.76ドル)に近づくようなムードは強まらず、ショートカバーの動きなどが一巡すると、引き続き世界的
な供給過剰が解消される兆しが見えないことなどから、終盤は戻り売りに押された。(つづく)
- 1 -
石油製品は、ヒーティングオイルは反落、改質ガソリンは期近が急反落。ヒーティングオイル2月限は、大雪など悪
天候による需要増加見込みから、夜間取引では期近ベースで9日以来の水準へと上昇したが、立会い開始後は同水準
を宇和抜けず、終盤は戻り売りへと転じた。改質ガソリン2月限は、引き続き在庫が2011年2月以来の高水準で推移
していることなどが重しとなった。ブレント原油期近3月限は反落。米市場につられる格好となるなか、中盤に49ド
ル台前半まで切り返したのが精一杯で、その後はレンジ内で戻り重く推移した。
バドリOPEC事務局長は26日、ロンドンでのインタビューで、現在の石油市場は日量約150万バレルの供給過剰
だと述べた。また、時期には触れなかったが、価格下落により投資が不足するなら、原油価格はバレル当たり200ド
ルに達するとの見方を示した。さらに「OPECの上流でのプロジェクトは続いており、一部でキャンセルされるかも
しれない。イラクの供給増加は世界の供給だぶつきに大きく影響していない。OPECは需給改善のため非OPEC加盟
国との話し合いにオープンだ」と述べた。
米石油協会(API)は24日、昨年12月の米原油在庫が1930年以来の最高水準に増加したと発表。月報によると、
昨年12月の原油在庫は前年比7.4%上回る3億8350万バレル。また、原油生産高は前年比16%上回る日量912万
バレルと、1986年2月以来の高水準となった。世界の産油国が供給過剰による原油価格下落について気をもむなか、
サウジアラビアは需要後退の方をより懸念していることを示す兆候が増えている。同国石油鉱物資源省のアドバイ
ザーを1988年から2013年まで務めたモハマド・サバン氏は、同国は価格下落が消費を刺激することを見込む代わ
りに、減産を実施しないことを選択したと述べた。
また、米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)の世界商品調査責任者、フランシスコ・ブランチ氏によると、サウジ
アラビアは燃料効率と再生可能エネルギー向けの投資動向を注視しているとのこと。サバン氏はインタビューで「油
田に原油が埋蔵されている限り需要が継続すると考えるべきではない。われわれは自分たちで準備をする必要があ
る」と語る。海外主要通信社が伝えた。
中国新華社通信によると、昨年12月の原油在庫は前年同月比約9%上回る3337万トン(約2億4460万バレル)。
前月からは3.9%減少した。米銀シティグループのアナリスト、イバン・スパコウスキー氏は電子メールで配布した
リポートで、今年の中国の戦略石油備蓄(SPR)が過去最高水準に増加する可能性を示唆した。安い原油価格と海岸
沿いの備蓄能力拡大が理由。リポートによると、今年の中国石油需要は前年比3.6%増と昨年の2.3%増から加速する
見通し。一方、純原油輸入は前年比3%増と昨年の9.7%増を下回る見込みで、精製能力の拡大鈍化や過去最高水準の
民間在庫が背景とのこと。海外主要通信社が伝えた。(日本先物情報ネットワーク)
TOPICs Bank of America Merrrill Lynch
ファンドマネージャー調査
1月21日号
キャッシュをOverweightしている回答者は低下
0.052
0.051
0.05
0.049
0.048
0.047 4.6%
0.046
4.5%
4.5%
0.045
0.044
0.043
0.042
キャッシュの配分比率
5.1%
5.0%
5.0%
4.9%
4.9%
4.8%
4.8%
キャッシュを 「オーバーウエート」としてい
る回答者の比率は前月の差し引き28%から差し
引き17%に大きく低下。
平均キャッシュ比率は12月の5.0%から低下し、
6ヵ月ぶりの低水準となる4.5%となった。
4.6%
4.5%
4.5%
4.5%
2015年は株式がほかの主要資産クラス
をアウトパーフォームする。
投資家の3分の2以上が、2015年は株式が他の主要資産クラスをアウトパフォームすると考えてる。これを反映
し、株式を「オーバーウエート」としている資産配分担当者は差し引き51%と、前月からは1%ポイント減少したも
のの、直近1年間で3番目の多さとなった。米国株を「オーバーウエート」としている資産配分担当者は差し引き
24%と、1ヵ月前の差し引き16%から増加した。その一方で、差し引き75%が米国株は過大評価されていると判断
している。この設問が本調査に初めて登場した2001年以降で最多。
- 2 -
不動産投資・債権投資が増加
不動産を「オーバーウエート」としている資産配分担当者は差し引
き9%と、6%ポイントも増加した。また、債券をネットで「アンダー
ウエート」としている投資家も減少した。
世界の経済は楽観的見通しが減少・米国利上げは第3四半期にずれ込む
今後一年間で世界経済は「強くなる」
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
0.62 0.66
0.62
0.560.54
0.69
0.56
0.66
0.75
0.6
0.47
0.51
0.33
経済の先行きへの見方は楽観色が弱まってる。世界
経済は今年、「強まる」と予想する回答者は差し引き
51%と、12月の差し引き60% から減少した。FRBの
利上げ開始時期の見通しについても、最も可能性が高い
のは第3四半期と、前月調査の第2四半期から後ずれし
た。
BofAメリルリンチ・グローバルリサーチのチーフ・
ストラテジスト、Michael Hartnettは、
「原油安と金融緩和期待が世界経済見通しと投資家心
の両方の支えとなっている。」と述べている。
欧州株/クオンツ・ストラテジスト、Manish Kabraは、「ECBの量的緩和期待が広がる中、今後1年、「オー
バーウエート」にすべき地域は欧州との見方がコンセンサスとなっているが、絶対ベースでは、欧州株は域外から吹
く逆風に対して脆弱とみられる。」 と述べている。
企業業績見通しは弱まっているが、株式投資は旺盛
企業利益および利益率の見通しへの懸念をよそに、株式への配分は引き続き高水準にある。
企業の営業利益率は今後12ヵ月間で低下すると予想するグローバル投資家は差し引き8%と、12月の差し引き1%か
ら増加した。企業利益の改善を見込む回答者は差し引き46%から差し引き38%に減少した。今後1年間に2桁の増益
の可能性があるとみているのはごく少数にとどまる。
今回の調査では、利益が10%以上改善する可能性は小さいとの見方が12月の差し引き32%から差し引き53%に
増加した。また、地域別では、差し引き41%の回答者が利益見通しの最も好調な地域は米国とし、差し引き20%が
日本を挙げた。
原油価格とエネルギー株は過小評価
原油価格は過小評価されている
投資家は原油とエネルギー株は過小評価されていると考えてい
る。とはいえ、買いに動くのは時期尚早と判断している。
0.5
45%
0.4
原油は過小評価されているとする回答者は差し引き45%と、
12月の差し引き36%から増加し、ちょうど6年ぶりの高水準とな
なった。
36%
36%
14年11月
14年12月
0.3
0.2
また、エネルギー株が最も過小評価されているとする回答者は
差し引き30%と差し引き21%から増加した。
エネルギーとコモディティの配分は引き続き低水準にある。エ
ネルギー株を「アンダーウエート」としている投資家はこの1ヵ月
で差し引き22%から差し引き25%に増加した。
資産配分担当者はコモディティの配分を若干引き上げたが、差
し引き24%は引き続き「アンダーウエート」としている。
- 3 -
10%
0.1
0
14年10月
15年1月
新興国の人気が一段と下火に
中国経済を巡る不透明感が漂う中、グローバル新興国株への弱気に拍車がかかっている。差し引き13%の資産配
分担当者は新興国を「アンダーウエート」としている。12月は差し引き1%が「オーバーウエート」としていた。
(
さらに、差し引き17%の投資家が今後1年間に最も「アンダーウエート」としたい地域に新興国を挙げている。差
し引き41%の地域調査回答者は今後1年間に中国の景気は「弱まる」と予想している。
TOPICs OPEC
Oil Market Report 1月号
における世界の経済予想
世界の経済成長率予測
%
2014年予測
2015年予測
世界
3.2
3.6
OECD
1.8
2.2
米国
2.4
2.9
日本
0.2
1.2
EU
0.9
1.2
中国
7.4
7.2
インド
5.5
5.8
ブラジル
0.2
1.0
ロシア
0.3
0.0
世界の経済成長率は、2014年は3.2%、2015年は3.6%と見ている。米国の需要が回復仮定にあり、日本の金融、
財政的刺激同様に、欧州でも追加量的金融緩和により一時的に回復軌道に乗るだろう。その結果OECD諸国では2014
年の1.8%から2015年は2.2%の成長となると見ている。これは前月の予想の2.1%より+0.1%改善している。
一方原油価格の下落は理論的には新興諸国の経済発展を助長することになる。ただ、それは原油消費国においてであ
り、産油国はネガティブなインパクトとなる。原油価格の値下がりは米国において経済成長を促す効果をもたらし、ま
た消費国においても今年後半以降ポジティブな効果が出てくるだろう。中国は2015年は前年より経済成長率が落ち込
むと見られているがインドは昨年より経済成長が加速するだろう。ブラジルとロシアは経済成長が沈滞中である。EU
圏のデフレが長引けば、成長率に一層悪影響が生じる可能性があり、ことに産油国や地政学的リスクのある国において
は挑戦が続くであろう。
米国の経済
米国経済は引き続き2014年第3四半期以降の回復軌道にあるものと思われる。2014年第3四半期のGDPの伸び
率は季節調整ブミで3.9%の予想が5%に改善している。第2四半期は4.6%であった。個人消費支出は、ことに良く
前年比+3.2%増であった。GDPへの寄与率は2.2%である。政府支出は2011年以来の高さとなっており、4.4%
である。GDP寄与率は0.8%である。需要増の背景には労働市場の改善と消費者心理の好転がある。労働市場につい
ては、まだ時間当たり賃金の伸びが伴っていないという懸念もあるので、今後の動向が注目される。ただ、エネル
ギー価格の下落により家計の支出に対する影響は良いものがあるだろう。連邦準備制度理事会(FRB)は、この点を
十分考慮して金利を上げる決断を今年上期の終わりまでには下すものと思われる。しかし、企業収益が改善しても、
現在の物価上昇率が低い状況においては、FRBはより慎重な態度を取り、利上げ時期を遅らせるかもしれない。最新
のFRBの議事録によれば、原油価格の下落や他の経済要因により生じる世界のダウンサイドリスクにより金融政策を
融通の効くものにすることも述べられている。ただFRBはこのリスクは経済が上向く可能性とのバランスであると見
ている。
米国労働市場は、この数ヶ月かなり改善してきたことが最新のデータでわかる。12月の失業率は5.6%に落ち、非
農業就労者人口は25万2千人の増加を記録しており、11月も35万3千人に上方修正されている。長期失業者の割合
は31.9%と11月の水準と変わっていない。労働参加率も62.7%と低いままである。また季節調整済みの時間当た
り給料も前年比わずか1.6%増である。月次では0.3%増であり、これらの値は2012年12月以来最低である。まだ
米国の労働市場は完全に回復しているとは言い難い。
住宅市場は引き続き回復しているが、そのペースは鈍い。連邦住宅金融局によれば、10月の住宅価格は年率4.5%
上昇し9月の4.4%よりは少し高くなった。中古住宅は11月は改善し前年比2.2%の伸びとなり、10月の2.3%に引
き続き好調である。
消費者信頼感指数は12月は92.6で、11月の91より上昇した。the Institute of Supply Management(ISM)
が公表する製造業部門購買部長指数(PMI)は、55.5と、前月の58.7から落ちたが成長を示す50よりは上回ってい
る。サービス部門のPMIは56.2と11月の59.3より下落しているが、50は上回っている。
2015年のGDP成長率は2.6%から2.9%に上方修正された。また、2014年は1.1%から2.4%に上方修正され
た。今後さらに上方修正される可能性がある。
- 4 -
OECDアジアの経済
~日本~
最新のGDP成長率のデータは昨年4月に消費税が増税されて以来の日本の経済を測る指標である。この二ヶ月はマ
イナス成長となっている。2014年第2四半期は気絶調整済みで前四半期比▲6.7%下落し、第3四半期は同▲1.9%
だった。12月の総選挙で現政権が承認され、さらなる経済改革が急がれている。新年度予算では、税収増と財政赤
字の低減により、新政府は財政投資による経済対策を増加させている。円安効果による企業収益の増加とエネルギー
価格の低下による輸入支払いの減少に助けられて政府の財政赤字は減少するだろう。今年から2017年までのかけて
の二度目の消費税増税まで政府は余地ができている。
しかし、インフレ率を上げることは一部しか達成できておらず今後の努力が必要とされる。コアインフレ率(消費
税増税分を除く)はまだ1%以下であり、2%のインフレ・ターゲットの達成はできていない。家計収入の伸びが
2.4%を下回っており、民間家計の支出能力がここ数ヶ月縮まったままとなっている。この状況は年内には改善され
ると思われるが、十分監視する必要がある。比較的流動性にかけた労働市場の構造改善は、大きな要因となる。より
永続的なポジティブな改善が望まれる。国内問題以外に対外貿易は海泉している。しかし、日本の最も重要なアジア
の貿易相手国中国都の関係はまだ減速しており、わずかに改善されたのみである。昨年末日本銀行は、一層の金融緩
和を宣言した。この前例のない対策が将来どのような効果をもたらすかはまだわかっていない。この12ヶ月で産業
界のセンチメントは大きく改善したが、最近また幾分後退気味である。
過去数ヶ月の国内需要は良くなっており、今後もそれが続きそうである。ただし、壊れやすい環境にある。小売販
売は11月はわずかに前年比+0.4%の伸びであり、9月の同+2.3%、10月の同+1.4%より悪かった。輸出も11
月は前年比+4.9%の伸びであったが、10月は同+9.6%増だった。工業生産は、11月は+3.8%で10月より
▲0.8%落ちている。
製造業PMIは12月は52で11月と変わらずであり、サービス業は11月の50.6から12月は51.7に伸びている。
日本は引き続き回復過程にあるが、金融緩和の短期的影響力についてはよく見る必要がある。昨年の第2、第3四
半期のGDPを見て、昨年のGDP成長率は前回の0.4%から0.2%に落としている。2015年に関しては、このまま金
融緩和の効果が発言すれば、1.2%まで改善すると見ている。
今後の予想
1月のバンクオブアメリカメリルリンチのファンドマネージャ-調査を見て、少し驚いたのは、2015年は株式投
資がほかの資産をアウトファーフォームするというアンケートと、原油価格は下げ過ぎの感があるとしている点で
ある。企業収益が良い国は米国が41%、日本が20%であるという。かなり株価は高い水準にあると思っているが、
調査時期の差があるのかもしれない。また、商品に対する関心はまだ薄いようである。原油価格は下げ過ぎとは
思っても、買うまでには至っていないとう。
世界の経済はまだらいろであり、欧州は金融緩和の効果は出てくるだろうが、ギリシャ問題もあり、その効果は
期待はずれに終わるかもしれない。
どうも理解できないのは、日本のインフレ・ターゲット2%を何が何でも達成せねばならないという日銀の感覚で
ある。デフレが不況を招いたことは否めないが、物価が上がることが国民の生活にどれほど良い影響があるのかが
理解し難い。物価が上昇して賃金や年金が上がらなければどうなるのであろうか。
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訂正のお知らせ 昨日発行しました週刊ゴールド150126ロシアの金とトルコの金の1ページ目下段のタイトルが
「ロシア政府の金保有高は12096トンに増加』となっておりました、正しくは1206トンです。ここに訂正させてい
ただきます。
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