平成27年1月発行 No.9 ~第2次みやぎ21健康プランをすすめましょう~ テーマ:寒さに負けない食生活 ~低栄養を防ぐ~ 栄養が不足し、慢性的な蛋白質やエネルギー不足がおこる状態が「低栄養」です。このよう な状態になると、免疫力が低下し、風邪やインフルエンザ、さらには細菌やウイルスが肺にま で入り込んで感染し、肺炎になりやすくなります。 冬は感染症が流行しやすい時期ですので、予防対策として、食事量や栄養バランスに注意し て、低栄養にならない食生活を心がけることが大切です。 あなたは、低栄養状態になっていませんか? 低栄養かどうかは、体重の変化や検査値が指標になります。 ☆半年間で体重が2~3kg減る ☆BMI(体重÷身長(m)÷身長(m)で求められる数値)が18.5未満 ☆血清アルブミン値※が3.5g/dl以下 ※血液中のたんぱく質の主成分。栄養状態が悪いと、アルブミン値が低下します。 チェック! 3つ以上あてはまる場合、低栄養の可能性があります □ 1日に食べるのは2食以下、全く食べない日もある □ 主食(ごはんやパン、麺類など)や主菜(主に肉・魚・卵・豆腐等を使った料理)を 食べる量が減ってきた □ 野菜や果物をほとんど食べない □ 牛乳を飲んだり、乳製品を食べていない □ 毎日一人で食事している □ 歯や飲み込みに問題がある □ 食べる楽しみを感じない □ 食事の買い物にあまり出かけない □ 運動不足になっている □ うつ病や認知症になっている 出典:公益社団法人日本栄養士会 健康増進のしおり2013-3 バックナンバーはこちら→ http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-khhwfz/kenkoukawaraban.html <発行> 宮城県北部保健福祉事務所(大崎保健所) 健康づくり支援班 TEL:0229-87-8010 宮城県北部保健福祉事務所栗原地域事務所(栗原保健所) 成人・高齢班 TEL:0228-22-2116 <協力> みやぎ21健康プラン推進協議会栗原地区地域・職域連携推進部会
© Copyright 2024 ExpyDoc