公告文(PDF:225KB) - 石油天然ガス・金属鉱物資源機構

平成 27 年 1 月 6 日
「次期産出試験時における物理探査モニタリングに使用する海底受振ケーブルシステムの
技術検討及び製作(フェーズ 1)」
に係る参加意思確認書の提出を求める公示
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
契約担当役
石油開発技術本部長
市川
真
次のとおり、参加意思確認書の提出を招請します。
1.
当該招請の趣旨
本件は、
「次期産出試験時における海底受振ケーブルシステムの技術検討及び製作(フェ
ーズ 1)
」に関わる契約であるが、下記の応募要件を満たし、本契約の締結を希望する者の
有無を確認する目的で、参加意思確認書の提出を招請する公募を実施するものです。
公募の結果、3.の応募用件を満たすと認められる希望者がいない場合にあっては、特定
法人等との契約手続きに移行します。
なお、応募要件を満たすと認められる希望者がいる場合にあっては、企画競争を実施す
る予定です。
2.
概要
(1)
業務内容
本案件は、次期産出試験時における物理探査モニタリングに使用することを目的として
実施するものである。第 1 回海洋産出試験における同作業において有効性を確認した深海
の 4 成分地震探査の海底受振ケーブルシステムを引き続き活用することを前提に、試験期
間の増加への対応・より詳細なデータ取得が可能なよう、技術検討及び機器の追加製作を
行う。また、作業の効率性等を勘案して、機器の動作確認等の作業を段階的に進めること
とし、フェーズ 1 とフェーズ 2 の 2 期に分けて実施する。フェーズ 1、フェーズ 2 を通して
の業務内容は以下の通りである。
・フェーズ 1;
業務内容:既存海底受振ケーブルシステムの技術検討
加速度計及びケーブルの調達
加速度計の動作及びケーブルの導通テストの実施
・フェーズ 2;
業務内容:センサーユニット(ハイドロフォン含む)及び筐体部品の調達
取得データチャンネル増加に伴うデータ収録装置の増設
ハイドロフォンの動作テスト
海底受振ケーブルの組み立て
海底受振ケーブルシステムの最終動作テストの実施
*1:フェーズ 2 は平成 27 年度実施予定。
*2:既存海底受振ケーブルシステムの主な仕様
適用水深:最大 2000m
海底受振ケーブル:約 9,000m(受振器含む)×φ27mm、約 12,000kg
受振器:4 成分(加速度計 3 成分、ハイドロフォン 1 成分)、36 台
受振器間隔:26.5m
受振器寸法:約 1600mm×φ136mm
感度(加速度計):0.306mA/ms^2
感度(ハイドロフォン)
:-201 dB re: 1 V/μPa
サンプリングレート:1kHz
A/D:⊿∑型 24bit
プリアンプゲイン:1 倍(加速度計)、3.2 倍(ハイドロフォン)
時刻同期:GPS
データフォーマット:Win
(2)
契約期間
契約締結日~平成 27 年 3 月 31 日(報告書作成期間を含む)
3.
応募者に求められる要件
以下の要件を全て満たすこと。
(1) 石油・天然ガス探鉱開発に係る物理探査技術に精通していること。
(2) 大水深域で動作可能な海底受振ケーブルシステムの技術検討及び開発の経験を有する
こと。
(3) 本業務を円滑に遂行するために必要な体制を組めること。
(4) 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、
「機構」)の「競争参加者の資格
に関する公示」の「3. 競争に参加する事ができない者」に該当しない者であること。
(5) 機構の契約事務取扱要領第7条及び機構の契約に係る競争参加者資格審査に係る事務
取扱要領の規程による平成25・26・27年度における物品の製造・販売等に係る一
般競争参加者のうち、
「役務の提供等」で「A」
、
「B」、「C」若しくは「D」の等級に格付
けされている者又は提案書提出期日までに同資格を取得することができる者。
(6) 現在、国又は政府関係機関等から補助金交付の停止又は契約に係る指名停止等の行政処
分を受けている期間中でないこと。機構から指名停止を受けている期間中でないこと。
4.
手続き
(1) 応募先および問い合わせ先
〒261-0025 千葉県千葉市美浜区浜田一丁目 2 番 2 号
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
メタンハイドレート研究開発グループ
資源探査チーム
小林稔明
FAX: 043-276-4062
E-mail: [email protected]
(2) 説明会の有無
無
(3) 参加意思確認書の提出期限、場所および方法
期限:平成 27 年 1 月 21 日
場所:(1)に同じ
方法:持参または郵送(必着)。
(4) 提出書類
① 参加意思確認書(別添)
② 応募要件を満たすことを示す文書または資料
③ 委任状(必要な場合)
5.
その他
(1) 手続きにおいて使用する言語および通貨:日本語、および日本通貨に限る。
(2) 関連情報を入手するための照会窓口:上記 4.(1)と同じ。
(3) 企画競争を実施することになった場合、後日その旨を通知する。
6.
契約の公表に係る留意事項
独立行政法人が行う契約については、
「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」
(平成22年12月7日閣議決定)において、独立行政法人と一定の関係を有する法人と
契約をする場合には、当該法人への再就職の状況、当該法人との間の取引等の状況につい
て情報を公開するなどの取組を進めるとされているところです。
これに基づき、以下のとおり、機構との関係に係る情報を機構のホームページで公表す
ることとしますので、所要の情報の当方への提供及び情報の公表に同意の上で、応札若し
くは応募又は契約の締結を行っていただくよう御理解と御協力をお願いいたします。
なお、案件への応札若しくは応募又は契約の締結をもって同意されたものとみなさせて
いただきますので、ご了知願います。
(1) 公表の対象となる契約先
次のいずれにも該当する契約先
①機構において役員を経験した者(役員経験者)が再就職していること又は課長相当職
以上の職を経験した者(課長相当職以上経験者)が役員、顧問等として再就職してい
ること
②機構との間の取引高が、総売上高又は事業収入の3分の1以上を占めていること
※
予定価格が一定の金額を超えない契約や光熱水費の支出に係る契約等は対象外
(2) 公表する情報
上記に該当する契約先について、契約ごとに、物品役務等の名称及び数量、契約締
結日、契約先の名称、契約金額等と併せ、次に掲げる情報を公表します。
①機構の役員経験者及び課長相当職以上経験者(機構OB)の人数、職名及び機構にお
ける最終職名
②機構との間の取引高
③総売上高又は事業収入に占める機構との間の取引高の割合が、次の区分のいずれかに
該当する旨
3分の1以上2分の1未満、2分の1以上3分の2未満又は3分の2以上
④一者応札又は一者応募である場合はその旨
(3) 当方に提供していただく情報
①契約締結日時点で在職している機構OBに係る情報(人数、現在の職名及び機構にお
ける最終職名等)
②直近の事業年度における総売上高又は事業収入及び機構との間の取引高
(4) 公表日
契約締結日の翌日から起算して原則として72日以内(4 月に締結した契約については原則
として 93 日以内)
以
上