公告文(PDF:199KB) - 石油天然ガス・金属鉱物資源機構

平成26年度タンク開放検査の合理化に関する調査(コーティング上からの
溶接線検査)に係る参加者の有無を確認する公募手続きに係る参加意思確認
書の提出を求める公示
平成27年1月8日
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
契約担当役 資源備蓄本部長 渡辺 正俊
次のとおり、参加意思確認書の提出を招請します。
1.当該招請の趣旨
本件は、
「平成26年度タンク開放検査の合理化に関する調査(コーティング上からの
溶接線検査)
」であるが、下記の応募要件を満たし、本業務の実施を希望する者の有無を
確認する目的で、参加意思確認書の提出を招請する公募を実施するものです。
公募の結果、3.の応募要件を満たすと認められる者がいない場合にあっては、特定
法人等との契約手続きに移行します。
なお、応募要件を満たすと認められる者がいる場合にあっては、特定法人等と当該応
募者に対して一般競争入札(総合評価落札方式)を実施する予定です。
2.業務概要
(1)業務名
平成26年度タンク開放検査の合理化に関する調査(コーティング上からの溶接
線検査)
(2)業務内容
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「当機構」という。)では、消防法通達(消
防危第93号平成12年8月24日消防危険物規制課長)で認められている、タン
ク底部のコーティングを剥離することなく、コーティング上から溶接部を超音波探
傷法等により探傷する方法について、平成21年度から平成23年度に委託調査「タ
ンク開放検査の合理化に関する調査(コーティング上からの溶接線検査)」として、
フェーズドアレイ探傷システムを搭載した溶接線検査装置を開発・試作し、人工的
な表面きずを設けた溶接試験片を用いた検出試験等を行い、溶接線上のきずの検出
性能の向上等を図ってきました。
当該検査装置を実用機とするためには、規制官庁からの認可が必要となるため、
今後、開発・試作した検査装置を用いて実際の検査事例を想定した試験を実施し、
溶接線検査装置としての性能確認を行うとともに、実用機として適用すべき課題の
整理、改善等を進める必要があります。
本業務は、当機構が上述委託調査で開発・試作したフェーズドアレイ超音波探傷
システムを搭載した溶接線検査装置について、次の①、②を行うものです。
①表面きず以外の欠陥検出性能に係る数値計算シミュレーション
当機構が「タンク開放検査の合理化に関する調査(コーティング上からの溶接線
検査)」で開発・試作した溶接線検査装置について、表面きず以外の欠陥検出性能
に係る数値計算シミュレーションを実施し、検出性能を確認するとともに、平成2
1年度から23年度に実施した委託調査において明らかとなった表面きずと同時、
もしくは単独で検出する場合の最適なパラメーター設定方法等を検討する。
②溶接線検査装置の実用化に向けた課題の整理
上述の溶接線検査装置を実機適用するに際しての課題を整理し、必要な改善点を
検討・提案する。
(3)履行期限
平成27年3月16日
3.応募要件
下記要件を全て満たしている単独企業、単独法人又は共同企業体とする。なお、共同
企業体の場合は、その構成員のいずれかが下記(1)又は(4)の要件を満たしており、
共同企業体として(1)~(4)の全ての要件を満たしているものとする。
(1)当機構の「競争参加者の資格に関する公示」の「3.競争に参加することができ
ない者」に該当しない者であること。
(2)当機構契約事務取扱要領第 7 条及び機構の契約に係る競争参加者資格審査に係る
事務取扱要領の規定による平成25・26・27年度における物品の製造・販売等
に係る一般競争参加者のうち、
「役務の提供等(調査・研究)」で「A」、「B」又は
「C」の等級に格付けされている者であること。
(3)現在、国又は政府関係機関等から補助金交付の停止又は契約に係る指名停止等の
行政処分を受けていないこと。
(4)高度な専門的技術・知識・経験(各種検査手法に関する知識、検査手法の開発に
関する技術)を有する者であること
4.手続き等
(1)応募先及び問い合わせ先
〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
備蓄企画部 エンジニアリングチーム
神田
慶太(電話番号
03-6758-8462)
(2)説明会開催の有無
説明会の開催はいたしません。
(3)参加意思確認書の提出期限、場所及び方法
提出期限:平成27年1月23日(金)12時必着
場
所:4(1)に同じ
方
法:持参、郵送(書留郵便に限る)
【提出書類】
① 参加意思確認書(別添)
② 3.(1)~(4)の応募の要件を満たすことが可能であることを証する書面(様
式自由)
③ 委任状(必要な場合)
なお、参加意思確認書提出後の手続きについては、追って連絡いたします。
○契約の公表に係る留意事項
独立行政法人が行う契約については、
「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」
(平成22年12月7日閣議決定)において、独立行政法人と一定の関係を有する法人
と契約をする場合には、当該法人への再就職の状況、当該法人との間の取引等の状況に
ついて情報を公開するなどの取組を進めるとされているところです。
これに基づき、以下のとおり、当機構との関係に係る情報を当機構のホームページで
公表することとしますので、所要の情報の当方への提供及び情報の公表に同意の上で、
応札若しくは応募又は契約の締結を行っていただくよう御理解と御協力をお願いいたし
ます。
なお、案件への応札若しくは応募又は契約の締結をもって同意されたものとみなさせ
ていただきますので、ご了知願います。
(1)公表の対象となる契約先
次のいずれにも該当する契約先
① 当機構において役員を経験した者(役員経験者)が再就職していること又は課長相
当職以上の職を経験した者(課長相当職以上経験者)が役員、顧問等として再就職し
ていること
② 当機構との間の取引高が、総売上高又は事業収入の3分の1以上を占めていること
※
予定価格が一定の金額を超えない契約や光熱水費の支出に係る契約等は対象外
(2)公表する情報
上記に該当する契約先について、契約ごとに、物品役務等の名称及び数量、契約締
結日、契約先の名称、契約金額等と併せ、次に掲げる情報を公表します。
① 当機構の役員経験者及び課長相当職以上経験者(当機構OB)の人数、職名及び当
機構における最終職名
② 当機構との間の取引高
③ 総売上高又は事業収入に占める当機構との間の取引高の割合が、次の区分のいずれ
かに該当する旨
3分の1以上2分の1未満、2分の1以上3分の2未満又は3分の2以上
④ 一者応札又は一者応募である場合はその旨
(3)当方に提供していただく情報
① 契約締結日時点で在職している当機構OBに係る情報(人数、現在の職名及び当機
構における最終職名等)
② 直近の事業年度における総売上高又は事業収入及び当機構との間の取引高
(4)公表日
契約締結日の翌日から起算して原則として72日以内(4月に締結した契約につい
ては原則として93日以内)
以 上