平成 27 年 年頭のご挨拶 新年、明けましておめでとうございます。 本年が皆様にとって、素晴らしく、豊かな年になることを祈念しております。 さて、センターでは平成 16 年 4 月に独立行政法人化された以降、本年度より 11 年目を 迎え、第 3 期中期目標期間という新たなステージに入っています。第 3 期中期目標・中期 計画に掲げた様々な事項についても、その達成のために定めた「年度計画」に従って動いて います。 一例を紹介いたしますと、運営面では、内部統制の充実・強化を図る観点から、改正独立 行政法人通則法が昨年 6 月に公布され、本年 4 月より施行となることを踏まえ、私のリー ダーシップの下、これまで以上に法令等を遵守しつつ業務を行い、中期目標管理型の独立行 政法人としての業務の適性を確保する内部統制の整備を図ります。 また、事業面では、施設費交付事業の財源確保の検討を行う観点から、国立大学法人等が 保有している未利用の土地等の有効活用に関連して、金融機関等の外部有識者、専門家等の 協力を得ながら勉強会をスタートさせました。この中で国立大学とも協力・連携を図り、ケ ーススタディとして様々な事例紹介なども行っていく予定です。いずれ勉強会の成果は、何 らかの形で国立大学にフィードバックしたいと考えています。 大学評価・学位授与機構との統合に向けた動きとしては、昨年から両機関の協議も作業 WG を含め 20 回を超え、着実に議論を進めています。また、必要な法制上の措置も文部科 学省で準備が進んでいると聞いています。大学等の教育・研究活動面と経営面の改革を一体 的に実施できる独立行政法人を目指して、今後も更なる議論を深めます。 最後に、本年は『未』年です。群れをなす『未』はチームワークを大切にするそうです。 センターはこれからも国民から信用され、また、国立大学等を支援する機関としての役割を きちんと果たしていくため、職員一丸となって邁進する所存です。引き続き、皆様のご理解 とご協力をよろしくお願いいたします。 平成 27 年 1 月 5 日 独立行政法人国立大学財務・経営センター 理事長 髙井 陸雄
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