2O16年 年頭のご挨拶 - 一般社団法人 情報通信設備協会

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ITCA“とうかい” ニュース
■2016 第 142 号 (2016-元旦)
□■ 2016年 年頭のご挨拶 ■□
(一社)情報通信設備協会 東海地方本部
本部長
井 上 新 一
皆さん、明けましておめでとうございます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は、当協会の事業運営にご理解とご協力を賜り有難う御座いました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
昨年は、アベノミクスのいわゆる3本の矢と呼ばれる経済政策の展開により円安が進行し、また株価も
上がりました。市場と致しましては、明るさの戻りを感じる一方、消費増税の影響が長引き、持ち直しの
足取りがしっかりすることを期待した年でした。今年こそは、政府が実施する成長戦略の実効が問われ、
政府の実効ある成長戦略で、消費増税延期、円安、株高、金融緩和の継続、法人税減税など追い風にのっ
て明るい年になることを期待しております。
会員各社様におかれましては、このような環境に対応するために、頑強な経営体質を確立し、これらの
変化を迎え撃つための策を“常に考え備えよ”という言葉のごとく準備しておかなければなりません。
今年は、申年で「群れを成す申は、家族の安泰といつまでも平和な暮らし」の言葉通り、
「今年こそは、
景気がよくなり、平和な暮らしができる年」であることを祈るものです。
我々の業界関連では、
「IoT」
、
「ビッグデータ」
、
「インダストリー4.0」等スマートフォン以降の新たな
潮流が大きな話題となった年でありました。また、セキュリティやサイバーテロへの防衛も、マイナンバ
ー制度の導入や 2020 年の東京オリンピック・パラリンピック等を背景に、大きな課題として取り上げら
れました。Wi-Fi 環境の整備とデジタルサイネージによるサービス拡大など、ICTの活用はますます重
要となってきています。これに伴いセキュリティの強化も図られなければなりません。これは、会員企業
にとってまたとない好機であるとともに新たな脅威にもなります。これからは単なる価格やサービスの競
争ではなく、事業モデルの転換を要求するような競争へと変化して行きます。これらを各会員のお客様に
どんどん提案され、顧客満足度の向上とお客様の信頼を形成されてゆくような年になることを願います。
益々激しい技術変化は当分続くことが予想され、
「教育の充実」が今後も不可欠となってまいります。
インフラを中心とした技術としてL2、L3 スイッチング設定を、実機を用いて行うコ-ス「情報NWプラ
ンナ-(マスタ-)
」で、インターネットまで範囲を広めた固定、移動の技術を併せ持った「無線LAN」
コースを計画し、より充実した教育を実施してまいります。
また、LAN認定制度が発足し6年目を迎え、より会員に利活用されることを願っております。
恒例となっております総務省の情報通信月間行事に参加し、今年も5月には講演会の開催を予定してお
りますので、是非、足を運んで頂きますようお願い申し上げます。
各会員企業が継続・発展し、従業員の皆さんが明るく元気になって、今後益々熾烈になる他業界との
競合を乗り切っていくため、通信インフラで培ったノウハウを十二分に生かし、顧客へ固定通信網、移動
通信網、PCの利活用提案を、
「知恵の結集と連携」で行うことが重要かと思います。
皆さんと手を取り合い協働・共生し魅力ある協会にしてゆくため 皆さんのご協力と知恵をお貸し頂く
ことをお願いし、協会活動を通じて社会の貢献に寄与することを念願し、新年の挨拶とさせて頂きます。
おわり