報道発表資料3 (PDFファイル)(650KB)

(問い合わせ先)
平成 27 年1月 16 日
(13 時 45 分現在)
広島県農林水産局
担当者:上仲,吉川
電 話:082-513-3502
内 線:3502
岡山県における高病原性鳥インフルエンザH5亜型による疑似患畜の
確認を受けた広島県の対応について(第3報)
1月 15 日,岡山県笠岡市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザH5亜型による疑似患畜の発生
がありましたので,その概要と広島県の対応についてお知らせします。
【岡山県の状況】
1 発生農場の概要について
所在地:笠岡市東大戸 飼養状況:飼養羽数約 20 万羽
2 経緯
(1)1月 15 日朝,当該農場から岡山県井笠家畜保健衛生所に死亡羽数が増加した旨の連絡
(2)岡山県井笠家畜保健衛生所職員の立入検査による異常鶏の簡易検査の結果,陽性(7検体中
2検体)を確認
(3)岡山県岡山家畜保健衛生所病性鑑定施設による簡易検査で陽性(9検体中5検体)を確認
(4)同日 23 時 05 分,遺伝子検査結果が陽性となり疑似患畜と決定した。
3 疑似患畜決定後の防疫対応
(1)発生農場で飼育されている家きんの殺処分及び汚染物品の焼却・埋却処理
(2)発生農場の消毒
(3)移動制限区域及び搬出制限区域の設置
(4)消毒ポイントにおける畜産関係車両の消毒
(5)移動制限区域内の養鶏場を対象に家きん卵の出荷再開等に必要な検査を実施
【広島県の対応】
1 広島県における制限区域内の飼養状況
区
域
移動制限区域(3km 以内)
搬出制限区域(10km 以内;上記除く)
農場数
該当なし
18 戸(すべて 100 羽未満飼養)
※第1報 31 戸の内,13 戸は現在飼養無し。
2 現在の取組状況
(1)本県は 1 月 15 日 19 時に警戒体制から非常体制に移行。岡山県の遺伝子結果を受け,同日 23
時に福山市(搬出制限区域に含まれる)に消毒ポイント2か所(国道2号線及び国道 313 号線
の県境付近)を設置した。
また,防疫体制を強化するため,NEXCO西日本の協力により新たに2か所の消毒ポイン
ト(福山東IC出口及び福山SA(下り)
)を設置する予定。
(2)搬出制限区域内の 18 戸の 100 羽未満の飼養鶏について,1月 16 日 10 時 30 分に異常が無い
ことを確認した。
また,県内 100 羽以上を飼養する 116 戸についても,電話等の確認により,1 月 16 日午前8
時,異常が無いことを確認した。
鶏卵及び鶏肉を食べることにより,鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは報告されてい
ません。
高病原性鳥インフルエンザ消毒ポイント 運営体制と位置図
移動制限区域
搬出制限区域
(半径 3km)
①
(半径 10km)
④
③
②
広島県
岡山県
福山市
笠岡市
設置範
消毒ポイント名
設置道路名称
設置場所
消毒方式
運営時間
噴霧
24 時間
福山市大門町野々浜
噴霧
24 時間
福山市蔵王町 5 丁目
福山市津之郷町大字
津之郷333−2
マット
マット
備考
囲
①
313 号線上下線
6km
国道 313 号線
7km
国道2号線
福山市神辺町上御領
1637
国土交通省福山河川事務所
②
特殊車両取締場
【追加】
③
福山東IC出口
④
福山SA(下り)
10km 高速道路IC
19km 高速道路IC
24 時間 13:30 稼働
調整中 稼働時間は調整中