第1回鳥インフルエンザ対策本部会議資料

第1回佐賀県鳥インフルエンザ対策本部会議
平成27年1月17日 19時45分
佐賀県鳥インフルエンザ対策本部
1
県内鳥インフルエンザの発生状況
(1)異常家きんの通報
【通 報 先】西部家畜保健衛生所
【通報日時】平成27年1月17日 13時00分
【発 生 地】①佐賀県西松浦郡有田町山本乙4362
②佐賀県西松浦郡有田町上山谷乙4214-10
【飼養羽数】①44,700羽(肉用鶏)
②28,200羽(肉用鶏)
【通報内容】家きん舎7棟のうち1棟で死亡鶏増加
死亡羽数 1月15日:4羽死亡
1月16日:7羽死亡
1月17日:8羽死亡
(2)緊急現地立入検査
2
西部家畜保健衛生所職員
平成27年1月17日 14時00分開始
1
県内鳥インフルエンザの発生状況
(3)鳥インフルエンザ簡易検査
①現地での簡易検査の結果
平成27年1月17日 15時25分
簡易検査(1回目)10羽中、6羽陽性反応
②中部家畜保健衛生所での簡易検査の結果
平成27年1月17日 18時40分
簡易検査(2回目)10羽中、7羽陽性反応
同時刻、佐賀県鳥インフルエンザ対策本部 を設置
(4)遺伝子検査材料の採取
現在、中部家畜保健衛生所においてPCR検査を実施中。
3
2
防疫対応について
○現在の防疫対応
【発生農場】(14時40分実施済)
①当該農場に対する家畜の移動自粛及び消毒徹底
②農場関係者の外出禁止の要請
③農場外からの立入禁止等の要請
④鶏舎等出入口の封鎖
【県内全家きん飼養農家】(実施中)
①全戸に対し移動自粛、消毒徹底の要請
4
2
防疫対応について
○今後の防疫対応
遺伝子検査で鳥インフルエンザが確認(疑似患畜決定)さ
れた場合、直ちに殺処分等、防疫措置を開始。
(1)発生地の防疫措置
◎24時間以内を目標に殺処分、
◎72時間以内を目標に埋却処分等
① 殺処分及び死体の埋却(焼却)
② 汚染物品の処分
③ 農場等の消毒
5
の迅速実施
2
防疫対応について
(2)移動・搬出の制限
◎移動制限 発生農場から半径3㎞以内の区域
◎搬出制限
家きん等の移動を禁止
発生農場から半径3~10㎞以内の区域
搬出制限区域内の家きん等の移動は可能
区域外への搬出を禁止
【参考】周辺農場戸数、羽数
6
・移動制限区域(3㎞以内)
13戸 約410,000羽
・搬出制限区域(3~10㎞)
19戸 約240,000羽
2
防疫対応について
(3)消毒ポイントの設置
24時間以内を目標に、半径3㎞及び10㎞地点を中心に設置
(消毒ポイントを示した地図)
消毒ポイント
搬出制限区域(半径10km)
7
移動制限区域(半径3km)
3
広報対応等について
(1)相談対応
○鳥インフルエンザ相談コールセンターの設置
☎ 0120-06-3793
「守ろう
佐賀畜産」
※受付時間
毎日 8時30分~17時15分
ただし、県内初例発生から3日間は22時まで
8
3
広報対応等について
○各種専門相談窓口の設置
相談内容
相談窓口
各家畜保健衛生所
県生産者支援課
各農業改良普及セン
ター
県商工課
家畜の
疾病
野鳥に
関する
こと
経営問題
畜産
その他
心の
ケア
食の
安全
受付時間
24時間受付
○
○
○
○
精神保健福祉センター
○
○
○
平日
8:30~
17:15
県消費生活センター
○
県生活衛生課
○
各県税事務所
人の
健康
○
各保健福祉事務所
9県税務課、
納税
○
3
広報対応等について
(2)広報対応
○県民、県内養鶏場、市町、関係機関への情報提供、注意喚起の実施
○発生確認、防疫対策等県の対応状況について、各種媒体を通じて実施
・プレスリリース、県HPの掲載
・防災ネットあんあんの配信 など
○定時の記者レクを実施
○風評被害の防止
・鶏肉、鶏卵を食べることにより、人が鳥インフルエンザに感染
する ことは世界的にも報告されていない。
・感染した鶏肉・鶏卵を市場に流通することはない。
⇒鳥インフルエンザに関する正しい情報をPRする。
10
3つのポイント
 迅速な初動対応によるウイルスの封じ込め
 迅速で正確な広報の実施(風評被害の防止)
 県内全農場における防疫・監視体制の強化
11