冬休み号

目指す学校像:子どもたちが心を耕しながら、目をかがやかせて学ぶ『おらが地域の学校』
三ヶ島小 学校だより
んな やさしく
がやいて
「こころの花」
ょうぶなからだ
じめな子
経営方針 すべての教育活動は子どもたちのために
子どもたちのために,家庭・地域と手を携え,教職員相互の信頼と熱意と創意を
平成26年度冬休み号
心を整える
平成26年が終わろうとしています。振
り返ると4月から教室での授業とともにた
くさんの行事に取り組みながらここまで過
ごしてきました。わずか9か月足らずの間
に子どもたちの成長は目を見張るものがあ
ります。
小学生のこの時期は「Golden Age(ゴール
デン・エイジ)」とも名付けられているように
一生の中で脳や神経系統が著しく発達する
時期だといわれています。ですからこの時
期に子どもたちにいろいろなことを感じ取
らせたり学ばせたりしていきたいものです。
師走になるとほとんどの学校では書き初
めの練習に取り組みます。この練習は、文
字を整えて書くことももちろんですが、心
を整えることも大変重要です。心を落ち着
けて集中しなければ整った文字が書けない
からです。
練習では多くの子どもたちが姿勢を正し、
心を落ち着けて、各学年の課題の文字に取
り組んでいます。息を詰めて一画一画の筆
を運ぶ子どもたちの姿を見ていると心がす
がすがしくなってきます。そしてそんな姿
を「美しいなあ」と思います。
これから、冬休みになります。年末・年始
は家庭や地域の行事など、子どもたちが「心
を整える」場面がたくさんあることでしょ
う。
あいさつやお客様を迎える時の心構え、
人への心遣いなど、各家庭・地域での習慣を
大切にしながら子どもたちに「心を整える」
場面をたくさん経験させていただけたらあ
りがたいことだと思っています。
三ヶ島小ホームページ
島小ホームページ 授業日は
授業日は毎日更新 http://www.tokorozawa-stm.ed.jp/mikajima-eh/
放射線量測定結果
平成23年に実施した校地内の測定で放射線量が基準値(0.23 μ㏜/h)を上回った場所(ミニ
スポット)の測定を毎年継続して行い、経過を観察しています。今年は12月10日(水)に PTA
役員さん立ち会いのもとに実施しました。下表のとおり基準値を上回る場所はありませんでし
た。
測 定 場 所
西門の側溝
北門横のごみ置き場脇
音楽室横の側溝(北東側)
音楽室横の側溝(南東側)
プール脇の排水枡
地表から1㎝の測定値(μ㏜/h)
地表から1 m の測定値(μ㏜/h)
平成25年
0.053
0.066
0.087
0.060
0.109
平成25年
0.057
0.061
0.057
0.054
0.067
平成26年
0.048
0.071
0.089
0.066
0.089
平成26年
0.050
0.057
0.057
0.065
0.069
画家のたまご
画家のたまご絵画展入賞者
のたまご絵画展入賞者
所沢商店街連合会会長賞 1年 川端 香恋さん
本気で
本気で語りかけることの大切
りかけることの大切さ
大切さ
「本気で子どもたちに語りかけたことがどのく
らいあっただろうか?」5年生の道徳の授業を見
ながらそんな思いがわき上がってきました。
もちろん教師として自分が担任する子どもたち
や学校の子どもたちには、かなり本気で語りかけ
てきたつもりです。でも「自分の息子や娘にはど
うだっただろうか。
」という思いがふつふつとわい
てきました。
この日の授業では「生きる」ということをテー
マに考えました。重い病を発症し、わずか7歳で
この世を去らなければならなかった男の子とその
お母さんの実話を題材にしながら考えました。子
どもたちが、大切な子どもを亡くしたお母さんの
気持ちを理解できるようになるには、まだまだ経
験を積まなければなりませんが、男の子の「生き
たい」という思いには寄り添えるはずです。
授業の最後に、我が子に宛てた手紙が一人一人
に手渡されました。子どもたちはそれを読みなが
らしきりに涙をぬぐっていました。何が書いてあ
ったのかはわかりません。でも、お母さんやお父
さん、家族が子どもたちを大切に思っていること
はしっかりと伝わったはずです。手紙なので、伝
えたいことをストレートに伝えることができたの
でしょう。口では言いづらいことかもしれません
が、やはり、日頃からしっかりと伝えていくこと
が大切だと感じさせられた時間でした。