Scheppersinstituut Wetteren校、 FVPからストレージ性能の 効率的な

CASE STUDY
Scheppersinstituut Wetteren校、
FVPからストレージ性能の
効率的なスケールアウトを学ぶ
業種︓
ベルギーのScheppersinstituut Wetteren校は、主に職業訓練を行う高校です。同校に
教育
は1000人以上の生徒が在籍しており、同校のIT部門は限られた予算内で、様々な要求
成果︓
に応えなくてはなりません。
・ ストレージ性能の倍増(600→1,400IOPS)
同校は最近、柔軟性と耐障害性の観点から、アプリケーションを実行していた物理ホワ
・ 11,000ユーロ以上のコスト削減
イトボックス(ノーブランド)サーバーを仮想化しました。しかし同校のITインフラを
担当するITコーディネーター、ピーターヤン・ハイゼ氏は、Active Directoryのような
アプリケーションやSQL、Windows Serverが、Dell MD3220i SANに大きな負担をか
けている事に問題を感じていました。柔軟性を得るために仮想化を利用していますが、
性能を犠牲にするつもりはありませんでした。ハイゼ氏は仮想環境のストレージボトル
ネックを解消できるソリューションを探すことにしました。
「保証書もないSANですから、性能改善にはわずかな予算しか使えません。そのお金
も、不必要な追加機材やストレージの容量に無駄遣いしたくなかったのです。」(ハイ
ゼ氏)
ハイゼ氏は、WebやTwitterで解決策を探し、PernixData FVPTMに巡り合いました。
FVPはサーバーフラッシュを仮想化することで、プライマリストレージへの読み書きを
「大容量と高いピーク性能が必要な
高速化します。既存のDell SANの使用率を下げ、高速なサーバーリソースからIOPSを
ら、FVPこそが正解です。非常に低
回してくることで、低コストで必要なIOPSを得られるのです。
ハイゼ氏はFVPソフトウェアの無料お試しライセンスを手に入れると、さっそく数台の
Intel DC 3700 SSDと一緒にインストールしました。
「FVPソフトウェアのインストールはものすごく簡単でした。アプリケーションにもホ
ストにもストレージインフラにも、何ひとつ変更の必要はありませんでした。」
ストレージ性能を容量から切り離せたことで、同校は予算を節約できました。
「これでストレージの容量の拡張は安くてシンプルなやり方でできるようになりました
し、性能についても、必要な時に必要な分だけ追加できるようになりました。」(ハイ
ゼ氏)
FVP+Intel SSDはストレージの増設の半額で済み、11,000ユーロ以上のストレージコ
ストを削減できたのです。さらに、FVPはSANのみの場合よりも大幅に高い性能を発揮
しました。
「もし、FVPを使わなかったら、今使っている7200回転RAID6の装置では必要なIOPS
は得られなかったと思います。実際、FVPとサーバーフラッシュで、IOPSは倍増してい
ます。」
PernixData FVPによって同校は、仮想化環境のストレージ最適化を理想的な形で実現
することができました。
「負荷をローカルSSDに移すことで、大容量SAN本来の性能が得られました。それも、
学校の予算内に収まる金額で実現できたのです。」
コストで負荷の一部を高性能なロー
カルSSDに移し、大容量SANの長所
を生かすことできます。」
IOPS の比較
「負荷をローカルSSDに移すこと
で、大容量SAN本来の性能が得られ
1,500
ました。それも、学校の予算内に収
1400
まる金額で実現できたのです。」
1,200
1,000
IOPS
IOPS 2.3倍増
800
600
400
200
0
SANのみ
PernixData FVP +
Intel 3700 SSD
[email protected]
2014年10月