ティントリVMパフォーマンス保証 データシート

データシート
VM 単位のパフォーマンス保証
業界で唯一、VMごとにストレージ パフォーマンスを確保するテクノロジー
ティントリは、ストレージ業 界 初かつ唯一となる VM 単位のパフォーマンス保証を実現しています。VM 単位での可視性と管 理を実現し、ストレージを単なるデータの保管場
所から、仮 想 IT インフラストラクチャーを改善する資産基盤に革新させることができます。
ティントリの VM 単位のストレージ パフォーマンス保証を支える 4 つのテクノロジー:
1.
99% の IO をフラッシュで処 理 Tintri VMstore には、他のハイブリッド型 ストレージ システムと大きく異 なる点 があります。ティントリでは、すべてのデータ をフ
ラッシュに書き込 みます。頻 繁にアクセスされる「ホット」なデータはフラッシュ上に保 存し、ディスクには 書き込まれません。のちに「コールド」と判 断されるブロック
データのみがディスクに移されます。
従 来のハイブリッド型 ストレージの場 合、まずディスクへの書き込みを行ってから最もホットなデータをフラッシュに 移動させるという、ティントリとは逆の処 理を行い
ます。他のハイブリッド型ストレージではフラッシュ ヒット率が 40% 程 度であることに対し、ティントリでは IO の 99% をフラッシュで処 理することを実現しています。
2. すべての VM に専用レーンを提 供 いわゆる「ノイジー ネイバー(うるさい隣人)」についてお聞きになったことがあるでしょう。仮 想化 環 境では、同一ホスト上のあるコ
ンテナで負荷の高い処 理を行っているアプリケーションなどがあると、それに影 響を受けて別のコンテナなどでの処 理が遅くなってしまうという問題 がたびたび 発 生し
ます。そして従 来 型ストレージの環 境では、IO 要求がさまざまなワークロードの優 先度に関 係なく順 次 処 理されてしまうため、ノイジー ネイバーが大きな問題となりま
す。例えば、開発チームが今すぐに実 行しなければならないミッション クリティカルなテストの処 理が、比 較的重要でないようなデータベースの更新より後回しにされて
しまいます。また、ブート ストームやウィルス スキャンによって VDI のユーザー エクスペリエンスが損なわれることもあります。
ティントリでは、すべての VM に専用のレーンを提 供するというシンプルな仕組みをとっています。これによって、IO が渋 滞したり、ノイジー ネイバーに悩まされること
がなくなります。ティントリは、処 理を優 先度関 係なく順 次 行うのではなく、それぞれの処 理を分離 することで従 来 型のストレージに蔓 延するパフォーマンス 上のトラブ
ルを解消します。
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3. VM 単位で IOPS を管 理 QoS(サービス品質)に関しては多くが議 論されていますが、定義が明確になることはめったにありません。他のベンダーは最小 および 最大
IOPS のしきい 値 設 定を推 奨していますが、それは LUN を単位としたものです。LUN 内にある複 数の VM に異 なるレベル のパフォーマンスが必 要な場 合には、オー
バープロビジョニングすることでパフォーマンスにある程 度余裕を持たせるか、あるいは LUN を VM ごとに細かく再 構成するしかありません。
ティントリでは、VM 単位の見える化によって実現する、はるかに洗 練された 対 策をとっています。LUN やボリュームではなく、個別の VM に対して下限( MIN )および上
限( MA X )IOPS 値を設定することができます。QoS によるしきい値の設定は、他の製品では数値の入 力が必要になりますが、ティントリでは、管 理 GUI 上で稼 働状 況を
確 認しながら、適したしきい値をマウス ドラッグすることで簡単に設 定 が 可能です。また、下限値の設 定により、個別の VM に対して IOPS の性能保 証を担保することも
できます。
4. コンテンション(リソース競合)の見える化 従 来 型ストレージのように LUN やボリューム単位で IOPS ポリシーを設定する場 合、全体のパフォーマンスに与える影 響
を把握するにはどうしたらよいでしょう。ティントリは QoS から推 測を排除し、具体的に数値で把握し最 適化します。
ティントリなら、全 体のパフォーマンス把握をシンプルに見える化 することができます。動 作が 不 正な VM の IOPS 上限値をドラッグして引き下げます。そして同一画
面 上でスロットル(過 負荷 制 御)による遅 延 状 態を確 認 することが できます。また、インフラ 全 域に おける遅 延の 発 生 原因を、ホスト(サーバー)、ネットワーク、フラッ
シュ、HDD 、コンテンション(リソース競合)、スロットル(過 負荷 制御)にグラフィカルにも表示します。
ティントリは、99% のフラッシュ ヒット、すべての VM への専用レーン提 供、VM 単位で行う IOPS の QoS 設定、コンテンション(リソース競合)の見える化を実現しました。
また、最大で 112,000 台の VM に対して、これらすべてを単一の管 理画 面から行うことができます。この可視性と管 理能力は、従 来 型のストレージでは実現できていません
でした。
ティントリは業 界で唯一、VM 単位でストレージのパフォーマンスを見える化し、保 証できるソリューションです。ティントリを導入することで、大 規 模な仮 想 環 境を常に安定
稼 働させることができます。
ティントリジャパン合同会社
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