景況アンケート結果 (2014年度第3四半期)

SBIC® West Japan
- News Release 2015年1月14日
各
位
大阪中小企業投資育成株式会社
代表取締役社長 岩 田 満 泰
(大阪市北区中之島3-3-23)
投資先企業景況アンケート結果の発表
下記の通り、当社投資先企業に対して景況アンケートを実施いたしました。
結果については次頁以下をご覧下さい。
調 査 時 点:2014年12月中旬
調査対象先 :当社投資先企業831社
回
答 数 :591社
回
収 率 :71.1%
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◇本発表に関するお問い合わせ先
事業支援部
福山 裕人
電 話 : 06-6459-1700
メール : [email protected]
・投資育成® および SBIC® は中小企業投資育成三社の登録商標です。
景況感悪化
リセッション局面へ
利益実績の増減益割合
(前年同期比)の推移
❶ 2014 年 10 ~ 12 月期の売上実績 D.I.( 増収企業割
80.0
益実績 D.I.( 増益企業割合-減益企業割合 )では▲ 1 . 0
合-減収企業割合 )は前四半期の 12 . 6から1 . 0 へ、利
から▲ 10 . 8 へ、業況判断実績 D.I.( 好転企業割合-悪化
70.0
企業割合 )は6 . 0から▲ 3 . 7 へと3指標とも悪化した。
60.0
投資先企業の2014年度第3四半期の景況アンケートによると、
2014年10~12月期の売上実績、利益実績、業況判断の各D.I.は
50.0
2014年7~9月期第2四半期実績と比べいずれも悪化、
3四半期連続で3指標とも悪化した。
40.0
いずれの指標も2014 年 1 ~ 3 月期をピークに悪化
が続いており、今次アンケートでは利益実績 D.I.に続き、
増益
業況判断 D.I.もマイナスとなった。
❷利益実績 D.I.を業種別推移表で見ると、2014 年 10
30.0
~ 12 月期ではマイナスを示しているのは8 業種と、前
減益
20.0
回の 5 業種から拡大。前四半期から指標が悪化した業種
は9 業種にのぼり、特に金属製品・化学の 2 業種が大き
10.0
売上及び利益実績・業況判断の D.I.(前年同期比)の推移
50 . 0
/Ⅳ期見通し
/Ⅲ期
/Ⅱ期
/Ⅰ期
/Ⅳ期
/Ⅲ期
/Ⅱ期
/Ⅰ期
/Ⅳ期
/Ⅲ期
/Ⅱ期
/Ⅰ期
/Ⅳ期
/Ⅲ期
/Ⅱ期
/Ⅰ期
/Ⅳ期
/Ⅲ期
/Ⅱ期
60 . 0
/Ⅰ期
/Ⅳ期
0.0
09 10 10 10 10 11 11 11 11 12 12 12 12 13 13 13 13 14 14 14 14
の 3 業種のみであった。
❸ 2015 年 1 ~ 3 月期の見通しD.I.は、2014 年 10 ~
利益実績 D.I.は▲ 10 . 8から見通し▲ 14 . 6 へ、業況判
資金繰り実績の D.I.(前年同期比)の推移
30 . 0
14 / Ⅳ期
(15/1 〜 3月)
20 . 0
10 . 0
断 D.I.は▲ 3 . 7から見通し▲ 6 . 3 へと、いずれも引き続
き悪化を見込んでいる。
35.0
利益実績の増減割合でみると、増益を見通す企業が
25.0
0
7 . 9ポイントと大きく減少したのに対し、減益を見通す企
業も4 . 3ポイント減少。更なる減益を見通す企業は減少
15.0
▲ 10 . 0
▲ 20 . 0
しているものの、全体としては一段の悪化を見込んでい
5.0
▲ 30 . 0
る。
年率ベースでみたGDP が2四半期連続してマイナス
▲5.0
▲ 40 . 0
成長となり、リセッション( 景気後退)入りしたと見なされ
▲15.0
▲ 50 . 0
▲ 60 . 0
る中、12 月発表の日銀短観では、現状はほぼ横ばいな
がら、先行きに対する中小企業の景況感悪化は大企業を
▲25.0
/Ⅳ期見通し
/Ⅲ期
/Ⅱ期
/Ⅰ期
/Ⅳ期
/Ⅲ期
/Ⅱ期
/Ⅰ期
/Ⅳ期
/Ⅲ期
/Ⅱ期
/Ⅰ期
売上実績の D.I.
業況判断の D.I.
利益実績の D.I.
/Ⅳ期
▲35.0
09 10 10 10 10 11 11 11 11 12 12 12 12 13 13 13 13 14 14 14 14
14 / Ⅲ期
/Ⅲ期
13 / Ⅲ期
/Ⅱ期
12 / Ⅲ期
/Ⅰ期
11 / Ⅲ期
/Ⅳ期
10 / Ⅲ期
/Ⅲ期
09 / Ⅲ期
/Ⅱ期
08 / Ⅲ期
/Ⅰ期
07 / Ⅲ期
/Ⅳ期
06 / Ⅲ期
05 / Ⅲ期
(05/10 〜 12月)
いる。一方、改善を示したのは電気機器・機械・サービス
12 月期の売上実績 D.I. 1 . 0から見通しD.I. ▲ 6 . 5 へ、
40 . 0
▲ 70 . 0
く悪化、合成樹脂も悪化幅が拡大、厳しい状況が続いて
上回っている。円安によるコスト上昇圧力や内需回復の
遅れに対する警戒感が強く現れているとみられる。
衆議院の解散総選挙を経て、消費税率 10 % へ引き上
げは先送りとなったものの、急速な円安や原油安で先行
きが見通しにくい状況が続いている。
主要業種別利益実績の D.I.(前年同期比)の推移
食料品
23 社
-75 -50 -25 0 25 50
鉄 鋼・非 鉄
22 社
金属製品
-75 -50 -25 0 25 50
60 社
-75 -50 -25 0 25 50
合成樹脂
13 社
繊維
-75 -50 -25 0 25 50
23 社
-75 -50 -25 0 25 50
建設
36 社
-75 -50 -25 0 25 50
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
機械
66 社
-75 -50 -25 0 25 50
電気機器
28 社
-75 -50 -25 0 25 50
化学
25 社
-75 -50 -25 0 25 50
印刷製本
14 社
-75 -50 -25 0 25 50
卸売
120 社
-75 -50 -25 0 25 50
サービス
80 社
-75 -50 -25 0 25 50
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅰ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅱ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅲ 期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
13 /Ⅳ期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅰ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅱ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期
14 /Ⅲ 期