日本建築学会 福祉施設小委員会 2014 年度 第3回公開研究会 空き家・空きビルの福祉的活用のすすめ方 主旨 福祉施設小委員会では、昨年度までに空き家・空きビルの福祉転用について事例収集を進め、 「空き家・空き ビルの福祉転用」という書籍を刊行するに至りました。このなかで、地域で使われていない空き家・空きビル を福祉転用することは、今後確実に訪れる高齢化・少子化社会の中で、福祉的な立場のみならず、社会的ストッ クの有効利用という立場からも極めて重要であることが、示されたと考えています。 しかしながら、現状では既存不適格や違法建築のまま転用するなど、劣悪な転用も存在します。また、福祉 の受け手のニーズとストック(空き家・空きビル)の所有者のニーズが合致しない、またはそもそも出会わな いなど、種々の問題があることもまた、明らかとなりました。 本研究会では、このような背景をもとに、空き家・空きビルの福祉転用を円滑に、また良質に進めるための「プ ラットフォーム」づくりについて、展望と可能性を議論します。 開催概要 日時:2015 年 3 月 14 日(土)、13:30∼17:00 場所:建築会館 会議室 (http://www.aij.or.jp/jpn/guide/map.htm) プログラム 13:30∼13:40 主旨説明(鈴木 義弘:大分大学) 13:40∼15:40 講演(司会:松田 雄二(お茶の水女子大学)) 1)福祉転用研究プロジェクトの経緯と目標 :森 一彦(大阪市立大学) 2)我が国における福祉転用の現状と課題 :大原 一興(横浜国立大学) 3)福祉転用の実践からみえてきた有効性と課題 :高草 大次郎(ar-co.care) 15:50∼16:50 パネルディスカッション・まとめ 16:50∼17:00 まとめ(森 一彦) 申込み E-mail にて催物名称・参加費種別(会員番号)・氏名・所属を 明記の上、下記アドレスまでお申し込みください。 ■松田 雄二(お茶の水女子大学)e-mail: [email protected] 定 員:60 名(申込先着順)、参加費:1,000 円(会員)、 1,500 円(会員外)、500 円(学生)
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