CPD 申請中 公開研究会 空き家・空きビルの福祉転用 -建物所有者にとっての価値向上と今後の促進に向けて- 人口減少など社会構造の変化にむけて、地域資源の利活用マネジメントをどのように構築していく かが政策的に大きな関心事となっている。なかでも全国的に急速に進展している空き家・空きビルを転 用して福祉施設にすることは、地域資源の利活用につながる有効な事業である。 しかしながら福祉施設を運営したい個人・事業者が理想的な空き家・空きビルを探し出すことは困難 である。その背景には空き家の所有者にとって福祉施設への貸し出しには抵抗があるといった問題があ る。つまり,福祉の受け手のニーズと福祉の担い手のニーズ,そしてストックの所有者のニーズを合致 させることが課題だといえる。さらに踏み込むと,空き家・空きビルという私有資産を公共・公益財に 変えるためのパラダイムシフトが必要である。本研究会では福祉施設へと転用した建物所有関係者の報 告をベースに,福祉施設としての利活用による空き家・空きビルの価値向上や,空き家・空きビルから 福祉転用を促進するための方策とその可能性について建物所有者の立場から議論したい。 主 催:建築計画委員会 施設計画運営委員会 福祉施設小委員会 日 時:2016 年 2 月 27 日(土)13:30 ~17:00 会 場:建築会館会議室(港区芝 5-26-20) <プログラム(予定)> 趣旨説明:森 一彦(大阪市立大学教授) 講演 1.木賃アパートから地域に開くデイサービスへ-「タガヤセ大蔵」の取り組み 安藤 勝信(㈱アンディート代表) 2.子育てを共有するシェアハウス-ペアレンティングホームの取り組みとその仕組み 秋山 怜史(一級建築士事務所秋山立花代表) 3.空き家・空きビルの福祉転用のための政策課題 周藤 利一(明海大学教授) パネルディスカッション コーディネーター:大原 一興(横浜国立大学教授) まとめ:森 一彦(前掲) 司会:松原 茂樹(大阪大学准教授) 参加費:会員 1,000 円、会員外 1,500 円、学生 500 円(資料代含む/当日会場払い) 定 員:60 名(申込み先着順) 申込方法:催し物名称、氏名・勤務先・所属・同住所・同電話番号を明記し、下記までお申し込みください。 申込・問合せ(※申込み締め切り:2016 年 2 月 19 日(金)まで) 松原 茂樹(大阪大学) E-mail: [email protected]
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