H Press25 33号

校
訓 : われら安し
われら正し
春江小学校たより
HP
.
RESS
われら強し
26
坂井市立春江小学校
第
33
号
Jan.15,2015
2学期末学校評価アンケート結果
がんばる児童! すばらしい!
春江小学校では,教育全体計画を分かりや
すく「スクールプラン」(HPress№3参照)に
まとめまています。スクールプランには,校
訓に基づき教育目標・経営方針を立て昨年度
の学校評価結果を参考に,取り組むべき重点
事項・取り組みをまとめました。
重点事項の取り組み
成果問うアンケート
今年度,重点事項として「心の教育の充
実」を中心に,「生きる力の向上」や「学びの
姿勢の向上」を据え,それぞれに具体的な
取り組みを考え実践してきました。
「学校評価アンケート」では,その取り組
みについて問う項目が設定されています。
保護者の皆さんには回答しにくい項目も
あったと は思いますが,各種おたより,ホー
ムページ等でその取り組み状況を随時紹介
してきましたし,オープンスクールなど教
育活動で直接感じたことを思い出していた
だき,保護者会のときに回答願いました。
児童からも回答を得ています。
よりよい教育実践
来年度に向けて
今年度も,各設問の回答と意見,質問や
ご感想などを今後深く考察し,これまでの
教育実践を振り返り教育効果を検証しなが
ら,児童にとってよりよい教育活動を目指
していきます。今後何回かにわたりその結
果と考察を連載します。ご理解・ご
支援をお願いします。
高い肯定率 がんばる児童
かなりの項目で肯定率(全回答中
の肯定的な回答の割合;質問に対す
る選択肢は4つ(A~D)そのうち肯定
的 な 回 答 (AB) の 割 合 (AB/ABCD)
を%で表したもの)が,軒並み高く
なっています。
アンケート内容を見直しています
ので,H25と単純に比較できる項
目は少ないのですが,H25と比較
すると今回は高い数値が出ていま
す。項目によっては飛躍的な上昇値
のものもいくつか見られます。
項 目 9・10 は,委 員 会 が お こ
なったボランティア活動です。早朝
や昼休みの取り組みです。50%は
素晴らしい数値だと思います。
《表の見方について》
*質問項目は,全19項目
1~3:生徒指導 4~7:学校生活
8~10:ボランティア 11~14:家庭学習3原則
15~17:学習 18・19:教育相談
:肯定率85%以上
:肯定率75%未満
上の表は1学期末に実施した学校評価ア
ン ケ ー トの 集 計結 果で す。昨 年 度の ア ン
ケートや2学期末のものとも内容項目に違
いがあるので比較しにくい面があるのです
が,見えてくることもあります。
「子ども自身」が実践することを決めます。
「お家の人」と「学校」は支援し励ますわけで
す。そのように「自分で決めて困難なこと
に立ち向かうこと」に価値付けをし,児童
の心に定着させたいと考えました。
すごいぞ 「お家の人」!
この姿勢が 全てに波及
何がすごいと言って,設問15です。素
晴らしいです,「お家の人」が。77%もの
児童が,「お家の人とよく話し合った」と回
答しています。全国学調(HPress№19)の
ところでも書きましたが,家庭のあり方・
子どもへの接し方が子どもの学力に大きく
影響します。これが家庭の教育力です。
難しい取り組みですから十分な結果に
ならないことが多いですが,困難なこと
に立ち向かったことが素晴らしい成果で
す。そのような前向きな学校文化や家庭
環境こそが,力強い教育力となり子ども
の成長を支えるものだと思います。
「 家 庭 学 習 習 慣 の 定 着」の み な ら ず,
「基本的な生活習慣の定着」や「心の教育
の 充 実 」 に も 必ず つな が っ て い ま す。挨
拶も読書もよくなります。きっと必ずこ
れからあらゆる面で,子どもの成長の支
えとなり活きるはずです。
三位一体になって 取り組む姿勢
今年度の重点取り組み事項の一つが「家
庭学習習慣の定着」です。大変難しいこと
です。しかし,習慣を定着させること以上
に,「お家の人」「子ども自身」「学校」が一緒
になって取り組む姿勢を取ること,そのこ
とに大 きな価値があると我々は考 えまし
た。ですから,教師や親が「○○○○するこ
と!」と児童にさせるということはせず,
モノクロ印刷物では,表が見にくいかもしれま
せん。インターネットを利用できる環境にある方
は,ホームページでHPressをご覧ください。
また,お忙しいところアンケートにご協力いた
だき,本当にありがとうございました。