様式2 重点的に取り組む主な経営課題 (pdf, 62.16KB)

【様式2】
重点的に取り組む主な経営課題
経営課題1
【大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現】
めざすべき将来像(最終的なめざす状態)<概ね10∼20年間を念頭に設定>
・広域自治体と基礎自治体の役割分担を明確にした大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現により、大阪全体の行政サービス
の最適化が図られる。
・住民に身近な基礎自治体が誕生し、地域のことを住民自らが主体的に決定できるようになる。
現状(課題設定の根拠となる現状・データ)
・大都市制度については、半世紀以上も見直されておらず、地方制度調査会など国レベルで本格的に議論されているものの、現行
では全国画一的なものとなっている。
・大阪において、市は市域、府は市域外での区域分断的な行政運営が行われてきたため、大規模開発の投資ロスや、大阪大都市
圏全体として行政サービスが最適となっていない二重行政の問題が顕在化している。
計
画
要因分析(現状・データから導かれる分析結果)<めざすべき将来像と現状に差が生じる要因>
・大都市は、歴史的成り立ちや地理的状況、人口、経済などの集積によって形成されており、地域の実情にあわせた多様な大都市
制度の実現が求められている。
・大阪において、これまでのような投資ロスや二重行政などを今後二度と生み出さない行政機構の整備が求められている。
課題<上記要因を解消するために必要なこと>
・地域の実情に応じた多様な大都市制度の構築に向け、大阪から地方分権改革を先導できるよう、大阪にふさわしい新たな大都市
制度の実現に向けた取り組みを進める必要がある。
戦略の進捗状況を踏まえた経営課題全体としての評価結果の総括
自
己
評
価
−1−
【様式2】
めざす成果及び戦略 1−1
【大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現】
めざす状態<概ね3∼5年間を念頭に設定>
戦略<中期的な取組の方向性>
・大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現
<大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現に向けた取り組み>
○新たな大都市制度をとりまく情勢の変化等を踏まえ、様々な角度・視
点から検討を行い、大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現に向けた
取り組みを進める。
<AB項目の基本的方向性の具体化>
○基本的方向性の工程表に基づき、府市部局と連携を図りながら、各項
目の進行管理をしっかり行うとともに、懸案課題がある項目については、
事務局として検討・協議に参画し、課題解決に努めていく。
○また、これまでの検討状況や議会の議論等を踏まえ、各項目の取組状
況の点検、工程の精査を行い、基本的方向性の修正や再確認等が必要
な場合は、必要に応じて統合本部会議で議論し、改めて方針を確認す
る。
計 アウトカム<めざす状態を数値化した指標>
画 (※重点目標)
・大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現
・大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現にあたっては、
特別区設置協議会での協議、府市議会の承認、住民投票等を
伴うことから、現時点でアウトカムの数値化は困難。
戦略のアウトカムに対す
る有効性
アウトカムの達成状況
ア:有効であり、継続して推進
イ:有効でないため、戦略を見直す
課題 ※有効性が「イ」の場合は必須
前年度 個別 全体
自
己
評
価
今後の対応方向 ※有効性が「イ」の場合は必須
A:順調 B:順調でない
戦略の進捗状況
具体的取組1−1−1
取組内容
a:順調
b:順調でない
【大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現に向けた取り組み】★
44百万 円 26予算額
25決算額
業績目標(中間アウトカム)
81百万
円
27算定見込額
28百万
円
○新たな大都市制度をとりまく情勢の変化等を踏まえ、府市部局等との ・府市部局等との連絡調整機能等を発揮しながら、新たな大都市制度の
連絡調整機能等を発揮しながら、様々な角度・視点から検討を行い、大 実現に向けた取り組みを進める。
阪にふさわしい新たな大都市制度の実現に向けた取り組みを進める。
・協議会・議会での議論状況や特別区設置協定書の内容など大阪にふ
さわしい新たな大都市制度について、市民・府民により広く知っていただ
○大阪にふさわしい新たな大都市制度に対する市民・府民の関心・理解 くため、府市ホームページやインターネット中継、フェイスブックなど様々
が深まるよう、様々な情報媒体を活用した分かりやすい情報発信に努め な情報媒体を用いて、公平性・中立性に留意しつつ分かりやすく情報提
る。
供を行う。
【撤退基準】大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現(平成29年度)
前年度までの実績
計
画
【大阪府・大阪市特別区設置協議会関係】
・「大都市地域における特別区の設置に関する法律」に基づき、大阪府と
共同で「大阪府・大阪市特別区設置協議会」を設置。(25年2月。26年9月
までに計19回開催)
・区割り試案ごとに事務分担、職員体制、財産・債務の承継、財政調整等
の各制度設計項目の案(パッケージ案)を取りまとめ、第6回協議会に提
出。(25年8月)
・国、府市部局などとの調整を行い、協定書案(事務局案)を作成。第17
回協議会において、特別区設置協定書(案)が取りまとめられた。(26年7
月)
・協定書(案)にかかる法に基づく協議・報告を行ったところ、総務大臣か
ら意見書が出された後、協議会会長から知事・市長に協定書が送付され
た。(26年9月)
・府市議会において協定書議案が審議され、両議会において不承認とさ
れた。(26年10月)
【住民周知関係】
・協議会だよりの発行。(25年7月から計3回)
・フェイスブックページによる情報発信。(25年7月開設、随時更新)
・協議会の協議状況をインターネット中継、開催結果や録画映像をホー
ムページを通じて発信。(協議会毎ほか随時)
【国への提案等】
・第30次地方制度調査会第7回専門小委員会に市長が出席し、「大阪に
ふさわしい大都市制度の実現に向けて」として意見表明。(24年2月)
・第186国会衆議院総務委員会に市長が参考人出席し、「地方自治法改
正案に対する見解∼区長公選制の選択による多様な大都市制度の実現
∼」を表明。(26年4月)
−2−
【様式2】
中 業績目標の達成状況
間
①:目標達成(見込) (ⅰ)取組は予定どおり進捗 (ⅱ)取組は予定どおり進捗していない
振 ②:目標未達成(見込) (ⅰ)取組は予定どおり進捗 (ⅱ)取組は予定どおり進捗していない
り ③:撤退基準未達成
返
○:有効
×:有効でないため取組を見直す
り 戦略に対する取組の有効性
課題と改善策 ※左記に「②、③」、「×」がある場合は必須
―:中間アウトカム未設定(未測定)
取組実績
課題 ※左記に「②、③」、「×」がある場合は必須
自
己 業績目標の達成状況
評
価
改善策 ※左記に「②、③」、「×」がある場合は必須
①:目標達成 (ⅰ)取組は予定どおり実施 (ⅱ)取組を予定どおり実施しなかった
②:目標未達成 (ⅰ)取組は予定どおり実施 (ⅱ)取組を予定どおり実施しなかった
③:撤退基準未達成
○:有効
×:有効でないため見直す
戦略に対する取組の有効性
―:中間アウトカム未設定(未測定)
具体的取組1−1−2
取組内容
【AB項目の基本的方向性の具体化】★
25決算額 44百万(再掲) 円 26予算額 81百万(再掲) 円
業績目標(中間アウトカム)
27算定見込額
28百万(再掲)
円
○A項目(病院、大学の統合、文化施設の一元化など)、B項目(公衆衛
生研究所・環境科学研究所の統合など)について、基本的方向性の具体
化を進めるため、府市部局との連携を図りながら各項目の進行管理を行
うとともに、各タスクフォース・部局等の検討に事務局として積極的に参画
し、懸案課題の解決に努める。
・基本的方向性の工程表に基づき、府市部局と連携を図りながら、各項
目の進行管理をしっかり行うとともに、懸案課題がある項目については、
事務局として検討・協議に参画し、課題解決に努めていく。
・これまでの検討状況や議会の議論等を踏まえ、各項目の取組状況の
点検、工程の精査を行い、基本的方向性の修正や再確認等が必要な場
合は、必要に応じて統合本部会議で議論し、改めて方針を確認する。
○これまでの検討状況や議会の議論等を踏まえ、各項目の取組状況の ・広域行政の一元化や二重行政の解消に対する住民の関心・理解が高
点検や工程の精査を行う。基本的方向性の修正や再確認等が必要な場 まるよう、ホームページなどを通じて分かりやすく情報提供を行う。
合は、必要に応じて統合本部会議で議論し、改めて方針を確認する。
【撤退基準】大阪にふさわしい新たな大都市制度の実現(平成29年度)
前年度までの実績
・府市統合本部として、AB項目全34事業の基本的方向性を取りまとめ。
(24年6月)
・AB項目の基本的方向性の工程表を再精査、25年8月版の工程表を取
りまとめ。(25年8月)
計
画
(参考)
・地方独立行政法人法の改正を含む第3次一括法が成立、公布。(25年6
月)
※地方独立行政法人同士の統合が可能となる合併手続が整備される
(大学、病院、公設試験研究機関)
・地方独立行政法人法施行令が改正。(25年10月)
※博物館等が地方独立行政法人の業務の範囲とされる
・A項目:府市消防学校が組織統合(26年4月)
府立病院機構の非公務員型への移行(26年4月)、市民病院の地方独立
行政法人化(26年10月)
ごみ焼却処理事業の一部事務組合「大阪市・八尾市・松原市環境施設
組合」の設立(26年11月)
・B項目:府市の信用保証協会が合併し、「大阪信用保証協会」として業
務開始(26年5月)
中 業績目標の達成状況
間
①:目標達成(見込) (ⅰ)取組は予定どおり進捗 (ⅱ)取組は予定どおり進捗していない
振 ②:目標未達成(見込) (ⅰ)取組は予定どおり進捗 (ⅱ)取組は予定どおり進捗していない
り ③:撤退基準未達成
返
○:有効
×:有効でないため取組を見直す
り 戦略に対する取組の有効性
課題と改善策 ※左記に「②、③」、「×」がある場合は必須
―:中間アウトカム未設定(未測定)
取組実績
課題 ※左記に「②、③」、「×」がある場合は必須
自 業績目標の達成状況
己
評
価 ①:目標達成 (ⅰ)取組は予定どおり実施 (ⅱ)取組を予定どおり実施しなかった
改善策 ※左記に「②、③」、「×」がある場合は必須
②:目標未達成 (ⅰ)取組は予定どおり実施 (ⅱ)取組を予定どおり実施しなかった
③:撤退基準未達成
○:有効
×:有効でないため見直す
戦略に対する取組の有効性
―:中間アウトカム未設定(未測定)
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