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高齢者の場合の停止距離
高齢者(65歳以上)の場合の車両の走行速度と停止距離の関係(概ねの目安)を下図に示しました。
反応時間については、平成23年度警察庁委託調査研究報告書(講習予備検査等の検証改善と高
齢運転者の安全運転継続のための実験の実施に関する調査研究(Ⅱ))によると、平均反応時間は
高齢者が1.07秒、若年者が0.70秒
との研究結果があることから、高齢者の場合の反応時間等を1.07秒で空走距離を算出しました。
一般的な停止距離を算出する場合に用いられる0.75秒と比較すると、走行速度が40㎞/hの場合は
停止距離が3.6m、50㎞/hの場合は停止距離が4.5m長くなります。
(m)
0
10
10Km/h
20Km/h
30Km/h
走行速度︵時速︶
40Km/h
50Km/h
60Km/h
70Km/h
80Km/h
90Km/h
100Km/h
20
30
40
50
60
70
80
90
100
3.6m(2.7m)
5.9
8.1m(6.4m)
8.9
5.1
11.9
空走距離(反応時間等を1.07秒で算出)
14.0m (11.3m)
9.0
14.9
20.9m (17.3m)
29.0m (24.5m)
14.1
17.8
38.0m (32.7m)
20.2
20.8
23.8
26.8
29.7
制動距離(摩擦係数0.7で算出)
※ 括弧内の停止距離は反応時間等を
0 .75秒で算出した場合の停止距離
48.4m (42.4m)
27.6
59.8m (52.7m)
36.0
45.6
72.4m (64.4m)
56.2
85.9m(77.0m)
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