Kobe University Repository : Kernel Title 白鼠の下垂体前葉の細胞学的研究 (第II報) : 泌乳中に於け る下垂体前葉細胞の変化 Author(s) 石橋, 武彦 Citation 兵庫農科大學研究報告. 畜産学編, 2(1): 15-18 Issue date 1955-12 Resource Type Departmental Bulletin Paper / 紀要論文 Resource Version publisher URL http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/81006286 Create Date: 2015-02-01 白鼠の下垂体前菜の細胞学的研究 第E 報泌乳中に於ける下垂体前菜細胞の変化 石 橋 武 彦(家畜解剖学講座〉 Cytological Studies on the Anterior Pituitary in the Rat l . Changes of theanterior pituitary cel 1 sduringl a c t a t i o n I I I Takehiko I SI!IsAS して材料を採取した.採取した下垂体前葉は秤量後直ち 論 緒 に昇*ーホルマリン液で回定,パラフインに包埋して 2 . 5 μ 及び 5 μ の厚さに切った. 染色は主として GOLD- 下垂体前菜には染色性を具にする数種類の細胞が存在 するがこれ等の細胞から如何なる極顎のホルモンが分泌 BERG& CIl AIKO!'1'法り及び其の加藤氏~変法勺 1 DOWSON されているかと云うことは最近に於ける下垂体前荒の細 ゐ F RLEDGOOD法 5)並びに Gl y c o p r o t e in検出のための過 胞学的研究に於いて最も興味ある問題の一つである.笠 c h i f f反応 (PAS) のによった. 沃度酸 S 者は白*に於いて催乳ホルモンを生産する細胞を明らか 観 察 a c t o p r o l a c t i nを注 にする目的で泌乳の各時期並びに L 射した場合の下歪休前菜細胞の~{じを観察した. 1) 下垂体の重量雄及び雌の各時期に於ける下垂体 電量は第 1去の通りである.雄は平均体重 2 7 0 gに対し 実験材料及び方法 1mg,f rI&は休主 1 9 0 9に対し 9.0mgで 下垂体の豆宜は 8. 材料は当数室及び九州大学農学部畜産学数室で累代繁 一般に雌は雄より絶対立に於いても体重との割合に於 殖を重ねた白 *80匹であるが E E J 主 L 中の胤はすべて初産の いても大である.泌乳中のものは正常の雌に比し著し 雌を用いた.実験は動物を次の 3群に分けて行った.第 い差異は認められないが泌乳が進むに従い若干減少す 1群は路孝しを行っているもので分娩後 3日 る. 5日 , 1 0日 1 5日 , 3 0日の各時期に材料を採取した .t t 1 2群はi'Z'、乳を ~) 各細胞の割合下主科三前葉に於ける細胞の割合は 途中で中止したものでこれは更に 2組に分け第 1組は 3 一般に雄は雌よりも酸好性細胞p塩基好性細胞共に多い. 日間痛乳させた後,仔を離し 4 8 時間後引に屠殺,第 2組 雌の生理的状態を具にしたものでは酸好性細胞はi'Zq;中 L 5日間鴨乳させ同様仔を離し 4 8時間後に屠殺したもの は1 のものに多く塩基好性細胞は発情中のものに多い.犬 ,,d l b町共の他の動物,5, 8 9, J りに於いて酸好性細胞は O ra- 中の個体に L a c t o p r o 1 ac t i n 均を注 である.第 3群はi"d乎L 6 J7) 射したもので注射は分娩当日から始めて 1日 1回 0 . 5c c n g eG に染まる細胞(0:-細胞)と Azocarmine或 は を5日間腹部の皮下に注射し,注射終了 4時間後に屠殺 Acidf u c h s i n に染まる細胞 ε (一細抱〉とに区別されて 1 Tabl 巴1. Weighto ft h ep i t u i t a r yandd i s t r i b u t i o no f. t h ec e l lt y p e si nt h er a t . , R e p r o d u c t i v es t a g e hryifs t M M │ ..Basophiles w a t r yu 1 P i t u i t a r y r a t s 1wt 叩 ~v~:-"-'J Ac向 hIb Hell s-CEll 叫 d ωωt 中 片 り h 戸 ω 山 r 附 叩 1 O α 吋 m 伽 Normalmale P r o o e s t r u m Oestrum Metaoestrum 1m D i o e s t rl L a c t a t i o n 3d a y s ' L a c t a t i o n 5d a y s L a c t a t i o n 1 0d a y s L a c t a t i o n 1 5d a y s L a r t a t i o n 3 0d a y s 1 3 9 l I B , 1 0 5 1 0 5 6 4 7 7 2 7 0 1 9 4 1 9 1 1 9 0 1 9 2 1 9 1 1 9 0 1 8 7 1 8 5 1 8 0 8. 1 9 . 2 9 . 3 9 . 0 8 . 5 9 . 2 9 . 0 8 . 8 8 . 6 8 . 3 . 0 2 9 . 0 4 7 . 0 4 8 . 0 4 7 . 0 3 3 . 0 4 8 . 0 4 7 . 0 4 7 . 0 4 6 . 0 4 6 1 5 3 7 . 0 3 0 . 5 .2 31 31 .0 3 3 . 1 3 9. 1 3 8 . 8 3 4 . 5 3 3 . 3 1 3 2. 2 . 6 2. 4 2 . 1 2 . 3 1 .8 2 . 5 2 . 7 3 . 0 3 . 5 3 . 2 ト│ 5 . 8 2 . 0 3 . 2 3 . 0 1 .6 1 .5 1 .5 0 . 5 0 . 4 0 . 6 5 4 . 6 6 5 . 1 6 3 . 5 6 3 . 7 6 3 . 5 5 6 . 8 5 7 . 5 6 2 . 0 6 2 . 8 6 4 . 1 兵庫農科大学研究報告 第 2巻 第 i号 いるが白胤に於いても GOLDBERGゐ C I I A I K O F F 司法の加藤 細胞特に 8・細胞の減少がみられる.増加する酸好性細胞 氏変法2) を用いれば両者を区別することが出来る.辺、乳 は Acidf u c h s i nに染まるト細胞であるがそれは泌乳初 中に於いて泊加する酸好性細胞は主として e -細 胞 で こ 期に最も多〈末期になるに従い漸次減少する. れは泌乳の初期に多く末期になるに従い次第に減少す このことは HURST& TURNlmll)が下垂体前菜内の催 る.泌乳初期の εー細胞は円形或は埼円形を呈し←細胞 乳ホルモン合量は泌乳の初期に最も多いと云う生理学的 に比し税々粗野な顕粒を含有している.核も又円形のも 実験に非常によく一致している.泌乳期間中仔を離し途 のが多く大型で 1 . . . . . . 2の核仁を有している.大型な細胞 中で喝乳を中止すると e 細胞は一時的に肥大するがこれ では核は梢々一方に偏している.G o l g i 装置の陰影は核に は泌乳を中止することによって催乳ホルモンの分泌が必 接して見受けられる .i 匹、乳初期では活動的な e 細胞が掠 要でなくなりー時催乳ホノレモンが蓄えられる結果でP 又 体全域に認められるが泌乳が進むに従いー部のト細胞は 反対に L a c t o p r o l a c t i n 注射による若干の減少は催乳ホル 末期になると 分泌期王立を失い胞体を縮小して来る.腕1 モンの生産が少くてよいためであろうと考えられる.斯 細胞質少し Haematoxylinに浪染する不整形な核をも 様に泌乳機能の消長に伴い酸好性細胞が増減することは った細胞が多くなり,殆ど腺体の前半分を占めて活動的 催乳ホルモンと酸好性細胞特に←細胞とが密接な関係が なε ー細胞は極めて少くなる.核地:黒く染り不整形を呈す あることを示すものである.塩基好性細胞の機能に就い る細胞は恐らく退行像を示すものであろうと考えられる 1Z &G RIE 弓 田C U , 1 引のは F細胞は甲状腺京u 戟ホ て PURVES, が,これは酸好性細胞のみならず色素級住細胞にもみら ルモンの生産に関係があり, 0-細胞は生~腺束C戟ホ Jレモ れる.斯様な細胞は上述の如く泌乳求期に特に多くみら ン,共の中周辺部にみられるふ細胞は卵胞刺戟ホルモ れるが非発情期や若い個体に於いても相当数存在する. ンに,中央部にみられるものは黄体形成刺戟ホルモンに 腺体での分布は中開業に援する部位ではー般に少く中心 細 関係があると報じている.泌乳中に減少する籾胞は 0 部の血管の豊富な湯所や前面に多く認められ,而も血管 胞であって十細胞は減少せず寧ろ増加しているので塩基 性細胞の変化は生殖腺の活動に関係するものであろうと を取り巻いて群をなして存在しているのは興味深い. 仔を離し途中で泌乳を中止した場合は ε ー細胞の肥大が 考えられる.出、乳中の下垂体前菜の生殖践校教が弱いこ 認められるがこの傾向は泌乳求期のものに著明である. とは去勢してもお、手ししているものでは下垂体前菜に去勢 細胞が生じないこと 17)や今道等 18)のパラピ;tーシスによ L a c t o p r o l a c t i nを注射したものでは反対に若干ながら ト細胞の減少が見受けられる.塩基沼性細胞は る実験からも 1 言語通れる.他方ト細胞の増数は泌乳中甲 HAU ¥IJI) や PERYE ヨ&, G R I E d s A C I I町によると主として腺体の中 状腺機能の活動を思わせる.走尾川は烏で育雛中は甲状 宮0 )やF OLLEY& P I E L M A N N 心部に存在する多角形の細胞(ト細胞或は T h y r o t r o p - 腺の機能が旺盛になることを, S h s ) と円形又は卵円形を呈する大型細胞 (0-細胞或は MALPRE3S 均等は崎乳に甲状腺の活動が必要なことを報 G o n a d o t r o p h s )に区別されると報告されているが,部 告している. 乳中に減少する細胞はふ細胞の方でト細胞は寧ろ増加 の傾向を示している.泌乳初期の標本に於いては肱体周 わ 催乳ホノレモンは如何なる種類の細胞型から分泌さ れているか. 辺部に存在するふ細胞が期粒を失い胞体を縮小して色素 泌乳機能の消長に伴って酸好性細胞に変化がみられる 嫁性細胞に移行している像がはっきりと認められる. ~- ことから酸好性細胞特にト細胞が泌乳に鹿係するもの 細胞は泌乳中減少せず泌乳中頃では An i 1 in eb lu eに浪染 と考えられるが今迄に行われた研究も酸好性細胞を支 し PAS反応に陽性な多量の分泌期粒を合有し,多数群 持するものが多く塩基好性細胞を主張する人1土少い. をなして容在して対照のものよりも寧ろ活動的である. 泌乳を中止したもの及び L a d o p r o l a c t i nを注射したも のも泌苧L 中のものと同様ト細胞の割合が少い. 考 察 1 ) 下丞体の霊童 3 四ゐ T URNERI ) は兎に於いて泌乳期間中は下垂体 Ho[ の重量が増加することを記載しているが白爪に於いては 泌乳による重量の変化は認められない. 2 ) 下垂体前葉細胞の変佑 t g 、乳期に於いては酸好怯細胞の著明な増数と塩基好性 PAYNE~Z)は就巣鶏に於いて生ず忍大型細胞を“Broody c e l l "と呼び,これは色素嫁性細胞より直接生ずるもので 叩乳類の“P r e g n a n c yc e l l "に相当し催乳ホルモンの生産 に関係するものであろうと報じた. SCnOOLEY& RIDDLE 2 3、は鳩で帰化 1週間に於いて酸好性細胞が増加し其の状 態は雛の明乳期間の終り近くまで維持されることから, 叫は就巣鶏で後部腺体の酸好性細胞特に 更に YAS口DA Azocarmineに染まる細胞の活動を観察して酸好性細胞 が催乳ホルモンの生産に関係するものと考えた.町t 乳動 & ALT~!A目別や FRIEOMAN ゐ HALL~6) 物 で は AzmOVE, は牛の下丞体で酸好性細躍が多い部分は催乳ホルモンの 1 6 盟 , :1955 合量が高いと云い 畜 。 産 学 篇 C A T C I I P O L E 'l7)や , PEAR5E 明は組織化 増加する. 学的観察によって催乳ホルモンは単純蛋白で E 愛好性細胞 中 に 存 す る と 述 べ て い る . WOLFEゐ CLEVELAND~)ゃ 終りに臨み御懇篤なる御指導を賜わった九州大学加藤 嘉太郎教授,兵庫農科大学森為三主主授並びに L a c t o p r o - EVERE 1Tゐ B ARKER 問は白胤で泌乳の初期に酸好性細胞 l a c t i n を御窓与下さった宮崎大学岩村西教授に厚〈御 が増加することから D E3CLI 目的は泌乳の開始及び継続に 礼申上げる. よって酸好性細胞の頼粒が失われることから E 愛好性粧胞 (本研究は文部省科学研究費による. ) りはモルモ を催乳ホルモンに関係ずけている. KIRKMAN$ 努 ツトで分娩後間もな 4 酸好性細胞が最も多くなりこれに 1 仔を献して 4 8時間以内のものの腔垢は : D i o e s t r u m を示す. l 乏して塩基好性細胞が減少することを報告している. 後 2L a c t o p r o l a c t i nは宮崎大学岩村局教授によって作 DOWSON 3Z>は猫で駿好性細胞,就中, Azocarmineに染ま られたものであるが次亜硫酸ソーダ 1c cの中に 0 . 1 e l l 'つが泌乳初期に増数すると述べ る細胞(“Camhec mg の L a c t o p r o l a t i nが溶かして, ある.' ( 1 9 5 5年 8月2 0日受領〉 LACOUR$Oも筆者の観察と同様自治に於いてもト細胞が 泌乳に関係するであろうと考えている.他方 FURVE3ゐ 3 1)は白爪で酸好性細胞を,指円形を呈し血管 GRIE3BA Cl I 交 献 1 ) GOLDsERG ,R.C.ぬ 1 .L .CUAIKOFF ・Anal.Rec. を取り巻いて放射状に或は結合組織に沿って並んでいる 1 1 2 :2 6 5,1 9 5 2 . 細胞と主に細胞索の中心部にみられる細胞との 2型に区 2 ) 加藤嘉太郎p 石橋武彦,松尾信一,山間誠:日苦言 別し中心部に存する細胞が催乳ホルモンに関係するもの 会報 2 3:i JU 号 2 ,1 9 5 2 . であると云う興味ある報告をなしている.筆者の泌乳中 3 ) DOWSON,A.B.ぬ H.B . FRIED! lO OD: S lain 誌の中心部に多 の観察に於いて大型な酸好性細胞は細胞E T e c h n o l .13: 1 7,1 9 3 8 . くみられるが,この点に就いては更に詳細な研究が必要 4 ) GLICK,D.: T e c h n i q u e so fh i s t o candc y t o c h e・ である. m i s t r y .1 9 4 9 . 4 ) 酸好性細胞の 2型に就いて. 9 5 5 . 5 ) 石橋武彦,中原達雄:日畜会報 26:別号 2,1 観察の項で述べた如く爾来の酸好性細胞は更に←細 胞と ε ー細胞の 2型に区別されるが, J .M.,CLEVELAND,R, & .M.CMIPsELL: Z e i l .Z e l l f o r s c h .17;4 2 0,1 9 3 3 . 6 ) WOLF I ' : , これ等の細胞が全 叫 然別種類の細胞で互に移行しないものか或は WHITE や YA 宮U DA 聞が考える如く機能の相違によって其の染色 7 ) 石橋武彦,中原達雄:家畜繁殖研究会誌 1: 1 0 1, 1 9 5 5 . 性を異にするものであるかどうかに就いては未だ疑問の 8 ) DOWSON ,A.B. &.FR.EDGOOD,H.B.: Anat. 点が多くはっきりしない.然し乍ら斯様な問題は下垂体 の各細胞は各々 1つのホルモンを分泌するものか或は 1 R e c .70:Supp1 .2 1,1 9 3 8 . lA M,F .K.:A n a t .R e c .72. :2 6 5,1 9 3 8 . 9 ) CLDI つの細胞が数種類のホルモンを生産するものであるかと 云うことを明らかにする上に極めて興味ある問聞であ 1 0 ) 山岡誠:九州大学農学部学芸雑誌 1 4 :449,1 9 5 4 . る.白胤に於いては酸好性細胞の 2型を区別することが 1 1 ) HALMI,N .S . :E ndocrinology47: 2 8 9,1 9 5 0 . 困難であると云われるが筆者の研究に於いても山岡"が H.D.& .W.E. G R r E S s A c l l : Endoc バ ・ 1 2 ) PURVES,. n o l o g y49:244,1 9 51 . 豚で筆者が犬7)に於いて観察した程未だ鮮明に区別する 1 3 ) HOLST ,S .& .C:WζTURNER: P r o c .S o c .Ex- ことが出来なかった. io l . ' で ぬ Med.35:367;1936. p e r .B 総 指 , ' V .北 C.W. TURNER: Endocrinology 1 4 ) HUR3T 白t 誌の下垂体に於いては泌乳期間中霊量の増加は認め 3 1:3 3 4,1 9 4 2 . られないが酸好性細胞の増護士肥大と塩基定性細胞の減少 R I E S s A C I I :E ndocri・ 1 5 ) FURVE3,H.D. & W.E.G がみられる. d 愛好性細胞特に←細胞は下室主体前業内に n o l o g y55:7 8 5,1 9 5 4 . .W.E . GRIESBACH:E n d o c r i 1 6 ) FURVE3,H.D.& 催乳ホルモンの合量の最事多い泌乳初期に多く末期にな n o l o g y56:3 7 4,1 9 5 5 . るに従い減少する.更に泌乳を途中で中止した場合は一 時的に肥大し, L a c t o p r o l a c t i n注射の個体では減少する. 1 7 ) 小材、 隆:日婦会誌 35:5,1 9 4 0 . 斯様に泌乳機能の消長に伴って家動することから e-細 8, 1 8 ) 今道友則,江藤誠一,星冬四郎:内分泌 1:4 1 9 5 . 1 . 胞が泌乳に関係するものと考えられる.塩基好性細胞中 1 9 ) 走馬一三:陸獣医報, 3 8 8:1 9 41 . (小林英司:動 o -細胞は泌乳期間中著しく減少するが s ' : '細胞は反って 1 7 第 2巻 第 1号 兵庫豊科大学研究報告 . 物学雑誌 6 1:1 8 0,1 9 5 2 . よりヨ開〉 (小坂樹徳:ホルモン上巻:, 11 9 5 4より引用) 2 0 ) S P I E L M A N N,A.A.: 'J:DairyS c i .27:4 4 1, 1 9 4 4 . 3 2 ) KIRK~!AN, H.:Am.J .A n a t .61:233,1 9 3 7 . 2 1 ) . 'FOLLEY ,S .J .& F.H., MALPRESS, : Ho r附 o n e s 1: ,7 4 5,1 9 4 8 . 2 2 ) PAYNE,F .:A n a t .R e c .86: 1,1 9 4 3, . ,J .ヰゐ O.RIDDLE: Am.J .A n a t . 2 3 ) SCHOOLEY 9 3 8 . 62:3 1 3,1 2 4 ) YA ヨU DA , M.:P r o c .JapanAcad.29:5 8 6, 1 9 5 3 . ,G.L .& A.D.ALTMAN: Compt.r e n d . 2 5 ) AZIMOV , 3 3 ) FRIEDOOOD,H.B .& DOWSON ,A.B .:E n d o c r i n o l o g y30:2 5 2,1 9 4 2 . . 3 4 ) LACOUR,F .:Co例 p t .r e nS o c .dr B io l .144: 2 4 8,1 9 5 0 . 3 5 ) PURVE3,H.D. & W.E . GRIE3BA 口H: P r o c . Un i v .O t a g o .Me d .Sc h .30:27,1 9 5 2 . 3 6 ) W IlITIl. A.:V itaminesandHo r例 o n e s7 :2 5 3, Acad.ds c i .U.S .S .R .20: 6 2 1,1 9 3 8 .( E V E : - 1 9 4 9 . R E T T ,N.B.& B.L .BAKER:Endocrinology37: 8 3 .1 9 4 5 .より引用) Rるsume 咽 .R .HALL: E ndocrino ・ 2 6 ) FRJEDMAN,M.H. ゐ S 1nt h i se x p e r i m e n t, . c y t o l o g k a 1c h a n g e so ft h ea n t - l o g y29: 1 7 9,1 9 41 . 2 7 ) C A T C I I P O L E,H.R .:J . Clin. Endocrinol.6: 218,1 9 4 9 . (小坂樹徳:ホルモン上巻 e r i o rp i t l l i t a r yc e l l si nt h 巴 r a td l l r i n g1 a c t a t i o n hav 巴 b巴eno b s e r v e d .A c i d o p h i l e s, e s p e c i a l 1yト c e l 1s , i n c r e a s e d 1,1 9 5 4 . i nn l l m b e rs o o na f t e rp a r t u r i t i o nanda t t a i n e damax- より 3 1用 2 8 ) PEAR 叫 A.G.E .:Ciba F O l l n d a t i o nC o l l o q口i a onE n d o c r i n o l o g y .4:1 ,1 9 5 2 . 2 9 ) 、íVOL~'E, imuma t. 3d a y sp o s t p a r t l l m .Andt h e n ,the increased number d e c r e a s e da sl a c t a t i o nc o n t i n l l e s . Moreover , ト J .M.& R.CLEVELAND: Anat.Rec.56: 3 3,1 9 3 3・ c e l lh y p e r t r o p h i e d .byweaning,ont h eo t h e rhand, h y p o t r o p h i 巴 迂 b yi n j e c t i n gwithl a c t o p r o l a c t i n . Theser e s l l 1 ts showt h a tト c e l la s s o c i at e swit ht h e ,N.B.ゐ B.L .BAKER:Endocrinolgy 3 0 ) EVERETT 9 4 5 . 37:8 3,1 p r o d u c t i o no fp r o l a c t i ni nt h ea n t e i o rp i t u i t a r y . Thea c t i v i t yo fo -c e l l swasi n h i b i t e dbyl a c t a t i o n , 31 ) DESCL1N ,L .:Arch. d eB i o l . 59: 26 , 1 1 9 4 5 . 1 8 wh 巴 1 it h a to fs -c e l 1swask e p td l l r i n gl a c t a t i o n .
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