GCI Global View

GCI Global View
2014 年 6 月 2 日
【目次】
●ヘッジファンド・アワード
2014
P.1
●ヘッジファンド・ニュース
P.2
【連絡先】
株式会社 GCI アセット・マ ネジメント
金融商品取引業者
○住所:〒101‐0065 東京 都千代田区西神田 3‐8‐1
関東財務局長(金商) 第 436 号
○電話番号:
03‐3556‐ 5540(代表 )
日本投資顧問業協会
加入
○電子メール:[email protected]
当資 料は、株 式 会 社 GCI アセット・マネジメントが情 報 提供 を目的 として作 成したもので、投 資 家に対する投 資勧 誘を目 的とす
るものではありません。当 資 料 は、当 社 が信 頼 できると判 断 した情 報 データに基 づき作 成 しており ますが、その内 容 の完 全 性 、
正 確 性について、当 社が保 証 するものではありません。当 資 料における見 解は作 成 時 点 のものであり、今 後 予 告 なく変 更される
場合があります。
巻頭レポート
ヘッジファンド・アワード
2014
5月23日、シンガポールにて、アジアにおけるヘッジファンド業界恒例のイベン
トとなった“Eurekahedge Asian Hedge Fund Awards 2014”が開催され、当社グル
ー プ が 運 用 す る 「 GCI Japan Hybrids 」 戦 略 が 昨 年 に 引 き 続 き “ Best Asian
Multi-Strategy Hedge Fund”を受賞しました。
http://www.eurekahedge.com/news/14_hf_awards.asp# ( 右 か ら 4 人 目 が GCI
Investment Management Singapore の運用チーム所属の斉藤)
昨年秋の“Asia Hedge Awards 2013”で当ファンドとその姉妹ファンド(グローバ
ル版)が連続受賞したのに続き、今回も2年連続で受賞することができました。ヘッ
ジファンドの中でも特にマルチ戦略カテゴリーは、在アジアの大手からグローバルな
ヘッジファンド・ハウスなどの競合(強豪)が居並ぶハードルの高い戦略と言われて
います。平素からご支援頂いている投資家のみなさまに、改めて厚く御礼申し上げま
す。
こうした‘ファンド・オブ・ザ・イヤー’は運用業界にいろいろあり、選考基準も
区々ですが、おおむね共通しているのは該当期間のパフォーマンスに基づいて評価す
る点です。したがって、2013年の特徴として、好調だった日本株市場の恩恵を受
けて日本関連戦略が復活した一方、ここ数年脚光を浴びていたグレーター・チャイナ
戦略が低調でした。イベント・ドリブン、クオンツ、ロングショートの各部門でも日
本株戦略が受賞しています。
また、そうした「単年度主義」の影響として連続受賞は容易でないのですが、今回
は、イベント・ドリブン、マクロ、マルチ戦略(当社)の3部門で昨年のタイトル・
ホルダーが防衛を果たす結果となりました。
さらに付け加えると、2年連続とまでいかずとも、受賞暦のあるファンドが再受賞
することもあまり多くありません。受賞した時期がパフォーマン スのピークで、その
後低迷したり、なかには清算されたケースもあります。これは運用規模の拡大が影響
しているものと思われます。良好なトラックレコードかつ受賞による知名度アップに
より、一気に規模を拡大する場合があるのですが、運用キャパシティとスムースな成
長には十分な留意が必要だと考えています。
(文責:山内)
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■ヘッジファンド・ニュース
「ヘッジファンドはレバレッジド・ローン市場に強気」
小口投資家がジャンク(投資不適格)級の融資債権を手放す一方で、ウォール街のプロたちは
こうした債権への投資を増やし 、借入資金を活用して買いを積み上げている。 S&P と業界団体
ローン・シンジケーションズ・アンド・トレーディング・アソシエーションのデータ によれ
ば、レバレッジド・ローンのリターンは 5 月にプラス 0.58%と 1 月以来の高水準。
出所:Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N5UWQZ6TTDS401.htmlberg
「元 Barclays 証券の大久保氏が Millennium の日本代表に就任」
米国のヘッジファンドの Millennium Management は、Barclays 証券で株式統括本部長を務めて
いた大久保一敏氏を日本代表として採用した。これにより日本市場での投資業務を強化する
出所:Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N5WH9M6S972C01.html
「Citadel が国際的なヘッジファンドとして初めて中国で資金調達」
Citadel は中国の富裕層や企業から現地部門を通じ人民元資金を調達した最初の国際的なヘッ
ジファンドとなった。 上海市当局の発表資料によれば、 Citadel の上海部門は 3 月 26 日に外
国為替関連の認可を当局から取得。適格国内有限責任組合となり中国での資金調達を成功させ
た。
出所:Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N5Y9WN6JIJV701.htm
「元 SAC の Xu 氏が香港でのヘッジファンドを検討-関係者」
SAC Capital Advisors の元マネージングディレクターで、 Och Ziff Capital Management Group
に勤務した経歴もある Ken Xu 氏は自らヘッジファンドを香港で始めることを検討している。
事情に詳しい関係者が明らかにした。
出所:Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N5YSK26TTDS501.html
「Man Group が資産運用会社 Numeric 買収に向け協議中」
上場ヘッジファンド運用会社として世界最大の Man Group は、ボストンを本拠とする資産運用
会社 Numeric Holdings を買収する方向で協議を行っている。 Man の 29 日発表によれば、協議
は進行中であり買収取引につながらない可能性もある。 Numeric の資産運用額は 139 億ドル。
出所:Bloobmberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N6BSU66S972G01.html
本欄でご紹介した記事は、GCI キャピタル金融市場調査グループが運営しているヘッジ
ファンドクルークより抜粋したものです。
URL:http://www.hf-klug.jp/
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