数学Ⅰ「1次不等式」 1 2 つのタンクA,B があり,A には 2 m3,B には 3 m3 の水が入っている。A に 3 20 % と 10 % の食塩水を混ぜて 1 kg の食塩水を作りたい。その食塩水の濃度を 5 濃さが 3 % と 8 % の食塩水がある。この 2 種類の食塩水を混ぜて,濃さが 5 % 15 % 以上にしたいとき,10 % の食塩水は何 g 以下にすればよいか。 以上6 % 以下の食塩水を 200 g 作るには,8 % の食塩水は何 g 以上何 g 以下に 毎分0.6 m3,B に毎分 0.2 m3 ずつの割合で同時に水を入れ始めるたとき,A の すればよいか。 水の量が B の水の量の 2 倍以上になるのは何分後からか。 4 10 %の食塩水が 500 g あり,これに食塩だけを加えて 20 % 以上の食塩水を作 2 M 店は入会金 500 円を払って会員になると,その後品物を 5 %引きで買うこと ができるサービスがある。1 個 1000 円の品物を買うとき,何個以上買うならば このサービスを利用した方が得になるか。ただし,消費税は考えないものとする。 りたい。加える食塩の重さは何 g 以上にすればよいか。 数学Ⅰ「1次不等式」 1 2 つのタンクA,B があり,A には 2 m3,B には 3 m3 の水が入っている。A に 3 20 % と 10 % の食塩水を混ぜて 1 kg の食塩水を作りたい。その食塩水の濃度を 5 濃さが 3 % と 8 % の食塩水がある。この 2 種類の食塩水を混ぜて,濃さが 5 % 15 % 以上にしたいとき,10 % の食塩水は何 g 以下にすればよいか。 以上6 % 以下の食塩水を 200 g 作るには,8 % の食塩水は何 g 以上何 g 以下に 毎分0.6 m3,B に毎分 0.2 m3 ずつの割合で同時に水を入れ始めるたとき,A の すればよいか。 水の量が B の水の量の 2 倍以上になるのは何分後からか。 解説 解説 10 % の食塩水を x g,20 % の食塩水を 0 1000 - x 1 g 混ぜるとする。 解説 x 分後から 2 倍以上になるとする。 混ぜてできる食塩水の濃度を 15 % 以上にするとき,食塩の量の関係から 8%の食塩水の量を x g とする。 x 分後の A の水の量は 0 2 +0.6x 1 m3,B の水の量は 0 3 +0.2x 1 m3 よって 2+0.6x ) 20 3 +0.2x 1 x % 2+0.6x ) 6+0.4x 両辺に 100 を掛けて 10x +200 1000 - x 1 ) 15000 10x +20000-20x ) 15000 両辺に 10 を掛けて 20+6x )60+4x ゆえに x )20 よって,20 分後から 2 倍以上になる。 10 20 15 + 1000 - x 1 % ) 1000 % 100 0 100 100 -10x )-5000 食塩水に含まれる食塩の量を考えて 200 % 5 8 3 6 + 200 - x 1 % ( x% (200 % 100 100 0 100 100 各辺に 100 を掛けて ゆえに x (500 200% 5 (8x +30 200 -x 1 ( 200 % 6 1000 ( 5x +600 (1200 よって,10 %の食塩水を 500 g 以下にすればよい。 400 ( 5x (600 ゆえに 80( x ( 120 よって 80g 以上 120g 以下 にすればよい。 4 10 %の食塩水が 500 g あり,これに食塩だけを加えて 20 % 以上の食塩水を作 2 M 店は入会金 500 円を払って会員になると,その後品物を 5 %引きで買うこと ができるサービスがある。1 個 1000 円の品物を買うとき,何個以上買うならば りたい。加える食塩の重さは何 g 以上にすればよいか。 このサービスを利用した方が得になるか。ただし,消費税は考えないものとする。 解説 加える食塩の重さを x g とする。 解説 品物を x 個買うとする。 1000 円の 5 %引きの値段は 1000 % 0 1 -0.05 1 =950 (円) よって,入会金を払って品物を x 個買ったときの値段は 500+950x (円) したがって 500+950x <1000x -50x <-500 このとき,食塩を加えた後の食塩水の重さは 500+ x (g) であるから 500 % 10 20 + x )0 500 + x 1 % 100 100 両辺に100 を掛けて 5000+100x ) 0 500 +x 1 % 20 80x ) 5000 5000 =62.5 80 ゆえに x >10 ゆえに よって,11 個以上買うと得になる。 よって,加える食塩の重さは 62.5 g 以上にすればよい。 x)
© Copyright 2024 ExpyDoc