Wea rem ak in gitn ow !! ~おもいやりの心を持って~ ~はじめに~ 日本の青年会議所は、戦後祖国再建の使命に燃えた若者たちが、「新日本の再建は我々青年の 責務である」と立ち上がり設立されました。国難だった状況の中、青年としての使命感と責任感 をもって行動された諸先輩方は、現在の日本政治経済の礎となり、今もなお第一線でご活躍なさ っています。総社圏域でも総社青年会議所の先輩諸兄が地域社会、地域住民に対するおもいを持 って活動・運動され、今の総社圏域があるのだと感じます。私は入会後先輩から日本青年会議所 の2000年代運動指針の一節をお聞きし大変感銘を受けました。 「二度とない人生だから志を高く持とう」 「愛する我がまちだから夢をかたちに変えていこう」 「二つとない国だから日本の未来をこの手で創ろう」 「かけがえのない地球だからすべてのものとともに生きよう」 「時代をきりひらくのは我々青年の使命である」 私も先輩諸兄の志を継ぐ一人として、今の時代を担う責任世代の一人として、今の時代に何をす るべきかを相手の立場に立って考え、相手の気持ちを大事にして行動する「おもいやりの心」 を持 って地域社会に運動を展開してまいります。 ~まちづくりへの心を持ったひとづくり~ 総社青年会議所は創立以来、我々のふるさと総社圏域において「明るい豊かなまちの創造と実 現」の為、連綿と活動・運動を展開しております。我々は活動・運動を通じて人とのであい、未 知なる体験、苦悩や重圧、それを乗り越えた達成感、喜び、感動など数えきれない程の経験をし ています。その様な経験を積む事で我々は青年経済人として、地域社会のリーダーとして一回り も、二回りも大きくなれるのではないでしょうか。我々が日々行っている活動によって「明るい 豊かなまちを創造」できる人材が育ち、運動によって地域住民の皆様にそのおもいを伝える事が できる。そして、自分たちの住んでいる地域の事を考える人間が増える、これこそが「明るい豊 かなまちの実現」 に繋がるものだと考えます。そのためにも明確なビジョンと、リーダーシップ を持って事業に取り組んでいきましょう。 Wearem akingitnow !! ~会員拡大~ 一時は日本に約7万人いた青年会議所会員も現在は3万5000人まで減少しております。総 社青年会議所の会員数も全盛期と比べますと現在約3分の1まで減少しております。このまま会 員の減少が続けば総社青年会議所は確実に存続の危機に追い込まれます。 本年度は会員数35名以上を目標に会員拡大に取り組んでまいります。本年度行う事業の中で 一番難しい事業となるでしょう。ですが、私が入会以来、総社青年会議所は全ての事業に会員が 一丸となって挑み、成功させてきた団体だと思っております。同じ志を持った同志とのであいが、 更なる総社青年会議所の活力、運動発信の原動力となることは明確です。「誰かが会員拡大して くれる」という甘えた考えは捨て、会員各々が責任を持ち今後の総社青年会議所の為、総社圏域 の為、岡山の為、ひいては日本の為に気概と覚悟を持って全力で会員拡大に取り組んでいきまし ょう。 Wearem akingitnow !! ~第51回岡山ブロック大会~ 本年度は、第51回岡山ブロック大会を15年ぶりに総社青年会議所が主管させて頂きます。 岡山県内15会員会議所の会員が一堂に集結するこの機会に、吉備文化発祥の地として栄えた 我々のふるさと総社圏域の素晴らしい魅力を発信すると共に、主催者益、参加者益、地域益、主 管益をしっかりと考え、最高のおもてなしの心と最高のおもいやりの心を持って、参加して頂く 全ての皆様に有意義な時間を提供させて頂きます。先輩諸兄から脈々と受け継がれています、総 社青年会議所流のおもてなしを来賓の皆様、岡山ブロック協議会、各地会員会議所会員の皆様、 また一般参加者の皆様に堪能して頂き、会員相互の友情と今後60年、70年、100年と続い て行く岡山の地における青年会議所運動の一助となる大会の運営、設営に取り組んでまいります。 Wearem akingitnow !! ~最後に~ 古より日本人の美徳として「五常の徳」というものがあります。 「五常の徳」とは、仁(優しい心がけ) 、義(正しい心) 、礼(感謝の心) 、智(工夫と努力の心)、 信(約束を守る真心)が五常です。本年度、一般社団法人総社青年会議所の理事長を拝命し、会 員の皆様の大切な時間を預かる者として、一般社団法人総社青年会議所を代表する者として、ま た、総社圏域の「明るい豊かなまちの創造と実現」 に向けて先頭に立つ者としてこの精神を常に忘 れることなく一意専心の思いで取り組んでまいります。 会員の皆様には多大なるご理解とご協力を重ねてお願い致します。
© Copyright 2024 ExpyDoc