技術資料(№1) 1.電子コンパス (2)他方式3D電子コンパスとの性能比較 (1)外観 項目 3.5mm 1.5mm 4.0mm 他方式※ AMI301 検出原理 アモルファスMI ホール素子 パッケージ寸法 3.5×4.0×1.5㎜ 5.9×6.3×1.0㎜ 方位分解能 1度 10度 計測時間 0.003秒 0.03秒 温度による変動 (-40℃∼80℃) 安定(5%) 大きく変動(30%) 消費電力 6mW以下 20mW 2.電子コンパスの役割 ※一部当社の推定値 (1)ヘディングアップ機能(目的地の方向により、地図をリアルタイムに回転) 利用者の向き 利用者の向き 目的地 現在地 進行方向に 地図が回転 進行方向 進行方向 目的地 現在地 図2 表示盤上面にノースアップ (2)正確なルート案内 図3 目的地にヘディングアップ GPS単独ガイド:50∼100m歩いて初めて警告 電子コンパスの方位精度が高いほどで正確性アップ ナビ画面上の歩行者の位置 歩行者 指示ルート 実際の歩行者の位置 GPS誤差範囲円 (半径約50m) 間 違 っ た ル ー ト 技術資料(№2) 3.インテリジェント機能が重要 (1)傾斜補正 ・歩行中に、携帯電話の姿勢が変化すると、大きな方位誤差が生じて使用できないので、 自動の傾斜補正機能が必要 120 100 表示角度(°) 80 下向き 60 本来の方位(45°) 40 補正が無い場合の誤差 20 0 -20 0 10 20 30 40 50 上向き -40 携帯電話の傾斜角度(°) 水平面を検出し、水平面との角度で誤差を補正する。 (2)自動校正 ・磁石ショックなどにより携帯電話内部磁場が変動して、方位誤差を生じる場合がある。 ・誤差の発生は使用者にはわかりにくく、間違ったルート案内になる危険がある。 ・これを防ぐためには、 自動で誤差を判定し、補償する機能が必要である。 Hy 測定点 P 地磁気 真の方位 80° 誤差を含んだ 測定値 内部磁場変動 Hx 携帯電話内部の 磁場変動による誤差 ナビ上の方位 45° 技術資料(№3) 4.MIセンサの特長 ・新しい磁気の検出原理ナノテクノロジーを活用したMI効果に基づくため、 ホールセンサなど従来のセンサに比べ、1万倍の高感度を示す。 携帯用電子コンパス 開発中メーカー 1992∼ MIセンサ 愛知製綱 高感度・マイクロ化に成功 0.1mGauss 高 ナノテクノロジー活用 1960∼ 性 能 化 GM R FG(高感度タイプ) 0.1mGauss A社 MRセンサ D社,E社,F社,G社 ホールセンサ 1Gauss H社 B社,C社 半導体技術の応用 磁気検出コイル 1Gauss 1900 1960 1992 ∼ 磁 気 セ ン サ の 開 発 ト レンド 5.アモルファスMIセンサの原理とナノテクノロジー 100ナノmの表皮効果 Amorphous Wire 20μm 10ns 1000ns pulse current 印加 output voltage ナノ秒のパルス電流を与え、100ナノm の表面現象を検知 Coil
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