平成26年11月21日 「PC2001プラス」(Ver2.50)改訂・追加内容 ◆機能アップ ・梁の上下鉄筋径を別入力できるようにしました。 ・接合部の入力にκの入力を追加しました。 ・対話入力で D6,D38 を入力できるようにしました。 ・凡例の計算式を使用している式のみ出力するようにしました。 ・スラブ筋を左右別入力できるようにしました。 ・日付の出力指定を追加しました。 ・配線の対話入力について、段数を6段まで入力できるようにしました。また、入力できるパ ターンを追加しました。 ・PC 荷重[PP](プレストレスによる荷重)を計算する機能を追加しました。 ◆変更点 【出力部】 ・架構モデル図の中に剛域長さを表記しました。 ・耐震壁の表示方法を網掛表示に変更しました。 ・部材断面表の剛性増大率の表記方法を、[φI,φAn]という表記に変更しました。 ・「I 形断面」「台形断面」を入力した場合、部材断面表と大梁断面検定表に断面形状を表記す るようにしました。 ・「ケーブルによる緊張力と荷重項の算出」部分のグラフィックス表示を変更しました。 ・PC 大梁断面検定表(1)内、断面検定に使用していない中央断面せん断力の表示を非表示 する仕様に変更しました。 ・任意点の判定結果の出力を追加しました。 【計算式】 ・梁の曲げ終局耐力のスラブ筋の扱いを Xn に含めず、0.9Tr・ds としました。 ・梁の曲げ終局耐力に圧縮側の導入力を考慮するようにしました。 ・せん断強度式について、j の取り扱いを整理しました。 ・せん断強度式について、従来式の fs 値を変更しました。 ・PC 不静定応力の計算について、Qo=0 とし、モーメント勾配による Q はプログラム内部で 処理するように修正しました。(計算結果は変わりません。 ) 【対話】 ・入力部分のセル幅を変更できるようにしました。 ・入力部分のセル高さを広く設定しました。 【その他】 ・各マニュアル、凡例を追記・整備を行いました。マニュアルに関しては、再度出力し使用し て下さい。 ・プログラム内のヘルプを修正しました。 ◆修正点 ・RC大梁にスラブ筋を考慮したときの RC 大梁断面検定表(2)のMu 値が違っているのを修 正しました。 ・対話入力で通り符号名入力をした場合にテキスト出力されない箇所がある不具合を修正しま した。 ◆PRC 精算式について ・PRC 精算式について、計算検証を行い、マニュアルを整備しました。 検証結果として、下記の点においてプログラム変更しています。 PRC 精算式を使用するにあたり注意点などについてもマニュアルに記載しましたので、 使用する際は、内容をご確認のうえご利用ください。 1) Es=21000 となっていたため、Es=20500 としました。 2)端部で下端引張の場合に協力幅が考慮されていなかったので修正しました。 3)上端検討の場合の e’の取り扱いを修正しました。 4)圧縮コンクリートで決定する場合の条件が Fc となっていたので Fc/3 としました。 5)設計応力 MG+MP+MX の引張側と縁応力度の引張側が異なる場合、端部の検討縁と 許容応力の値が合っていなかったので修正しました。 6)*印の印字がずれて表示される不具合を修正しました。 ◆Windows8.1 への対応 ・以下の箇所で不具合があったので修正しています。 1) 対話を立ち上げた時の画面が「解析・計算条件」となっていたので、「基本データ」 となるようにしました。 2)対話入力の下部が切れて表示されているのを修正しました。 3)配置した部材表示がずれて表示されているのを修正しました。 4)アンインストールが正常に行えない不具合があったため、HASP デバイスドライバの RTE6.51 へバージョンアップしました。 (前回バージョンまでを Windows8.1 でご使 用の場合は、今回 HASP ドライバもセットアップし直すことを推奨します。)
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